表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四季折々に芽吹く瞳の守り人  作者: 春風桜夜
〜プロローグ〜一族の悲劇
4/8

出雲千秋と秋辻楓

今回は秋です

僕の名前は出雲千秋いずもちあきです。

僕の瞳はしゅう色らしいです。よく紅葉みたいで綺麗って言われていました。僕は何百年に1度しか生まれない珍しい瞳の持ち主だからすごく喜ばれました。

だが…母親は僕を生んで直ぐに死んだらしい。僕もその影響で体が弱い。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

〜10年前〜


千秋は昔から内気でよく友達からは女の子みたいだとからかわれていた。だが、からかわれて泣いていた千秋にある少女が声を掛けてくれた!


【少女】「どうして泣いているの?私で良かったら話聞くよ?」

少女は優しく声を掛けてくれた。千秋は恐る恐るその少女の顔を見た。少女はすごく優しい目をしていた。千秋は自然とその子に心を開けた。


【千秋】「僕は昔から体が弱くて…あんまり人と話すのも得意じゃ無いから…皆から女の子だって言われるんだ…」


千秋の言葉を聞いて少女は優しく微笑んでくれた。

そして

【少女】「なら、私がそんな事言う子達に怒ったあげる!だから1つお願い聞いてくれる?」


【千秋】「お、お願い?」

千秋の言葉に少女は頷いた。

【少女】「そう!お願い!私と友達になって!」

千秋は少女の言葉に驚いた。『友達になって』なんて生まれて初めて言われたから。


千秋が喜んでいる所にいつもからかって来る人達が来た。

【少年1】「よう、千秋ちゃん!今日も遊びに来てやったぜ。感謝しな。

1人の少年が千秋に近づいた。

すると先程の少女が

【少女】「この子は男の子だよ!女の子扱いは辞めて!」

少女がそう言った。すると先程とは別の少年が

【少年2】「なんだよこの餓鬼。舐めたくち聞いてんじゃねぇよ!」

そう言って少女の頭を叩こうとした。


すると少女はその少年を投げた。


自分よりも身長が高い少年を軽々と投げた。

【少女】「次この子に近寄ったら容赦しないからね!」

そう言うと少年達は逃げていった。

【千秋】「あ、ありがとうございます。えっと…」

千秋はどう呼べば良いのか分からず悩んでいると少女は

【少女】「楓。秋辻楓あきつじかえでだよ」

少女はそう名乗った。


【千秋】「あ、改めてありがとうございました!楓さん」

千秋がそう言うと楓は

【楓】「敬語じゃ無くて良いよ。多分同い年だし!えっと…名前なんて呼べばいいんだろ」

楓の言葉に千秋は

【千秋】「千秋。出雲千秋!」

そう名乗った。


それから千秋と楓はすごく仲良くなりよく一緒に遊んだ。

あの日までは…




出雲千秋の苗字が出雲の理由は10月?が神無月なので神無月の時は島根県出雲市に神様が集まるのでそれにちなんで出雲にしました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ