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僕と3人の彼女たち  作者: じぶんクン
9/11

嫌われちゃった。

僕の3人の彼女たち


嫌われちゃった


俺はいつも通り、学校の教室で座っていた。

ホームルームの時間なので先生が教卓に来た。

先生がいつも通り話をする。


でも、今日は気になる話をしていた。

なんと如月さんの親が行方不明らしい。


ホームルームが終わったあと俺は珍しく如月さんに話しかけた。


藍斗(如月さんの親って行方不明なの?)


愛夢(えっ、藍斗くん!?...そうだよ。ねぇ、親がいなくてさみしいから家に来ない?)


藍斗(えっ、いいけど。)


ひまだからいいか。


愛夢(やったぁー!じゃあ放課後来てね!)


放課後になり、服を着替えて持ち物を持って如月さんの家へ向かった。


家は如月さんと帰った時に教えてもらった。

ていうか無理やり教えさせられた。

一緒に帰ったのも無理やり誘われたからだ。


如月さんの家のチャイムを鳴らす。


愛夢(はーい、藍斗くん、いらっしゃい。)


藍斗(おじゃまします。)


愛夢(親がいないから、あんなことやこんなこと出来るね///)


如月さんとあんなことやこんなことをしても興奮する自信が無い、ていうかしない


藍斗(そんなことしない。如月さんは、親がいなくなってさみしくないのか?)


愛夢(ううん、いなくなってよかった。だって、いつも二人ともケンカばかりするもん、お父さんは口うるさいし、お母さんは私のことをほったらかしにするし。この前もケンカがひどくてさ...)


藍斗(そうか。大変だったな。)


愛夢(ねぇ、なんで私の親が行方不明になったか知ってる?)


藍斗(知らないな、如月さんは知ってるの?)


愛夢(知ってるよ。だって私、行方不明にさせた本人だもん。)


藍斗(それってどういうこと?)


愛夢(言っても引かない?)


藍斗(わからないけど言ってみ。)


愛夢(実は私、2人を殺したの。ケンカばかりでうるさくて我慢出来なくて。死体はバラバラにして燃やしたの…)


藍斗(えっ...そ、そうか...)


愛夢(あれ?さすがに引いちゃったかな?)


藍斗(ひ、引いた。)


さすがにそれは引く

死体をバラバラにするなんて普通じゃできないことだ。如月さんは、異常だ。


愛夢(やっぱそうだよね。嫌いになっちゃった?)


藍斗(嫌いになった。ストーカーで人殺しだったなんて。)


正直、嫌いになってしまった。

ストーカーで人殺し。


愛夢(やっぱり嫌われてたんだね。愛してくれないなら殺す。)


如月さんはそばにあった包丁で俺の腹を刺そうとしてきた。それを止めた


藍斗(やめろ!)


愛夢(みんな同じなんだね。誰も私を愛してくれない。)


藍斗(人殺しでストーカーなんか誰も愛さねぇよ!)


俺は如月さんの家から逃げた

如月さんはストーカーで人殺しだ。

しかも俺を殺そうとしてきた。

もう関わらないようにしよう。


おわり。つづく。

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