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僕と3人の彼女たち  作者: じぶんクン
7/11

愛夢の思い出・愛夢目線

僕と3人の彼女たち


愛夢の思い出


いつも通り、学校がおわり憂鬱な家に帰る。

憂鬱といっても家には両親がいないからもう憂鬱じゃなくなったけど。


私の両親は、2人とも不仲でいつも大ケンカばかり。だから、家にいる時は、いつも憂鬱だった。


私は両親の大ゲンカに限界が来て、私は両親を…






殺してしまった。


その事を知った私の大好きな藍斗くんは、私の事を嫌ってしまった。


学校でも、藍斗くんは私に無視をしたり、机を離したりするようになった。

授業中も給食の時も私の机を離していた。


私は、今日の授業の事を思い出す。

授業で、保健をやった。

内容は月経についてだ。

私はその授業で、3ヶ月も生理が来ていない事を思い出した。


中学生の頃はちゃんと来てたのに…

生理痛は死ぬほど痛くて、頭痛も酷かったし、吐き気がひどい時もあった。


そんな時、助けてくれたのが藍斗くんだった。


藍斗くんと私は同じ中学校だった。

私は、藍斗くんとずっと一緒にいたかったので、高校も同じにした。

偏差値が低めの高校なので頭の悪い私でもなんとか入れた。


高校に入って藍斗くんに話しかけると、藍斗くんは私の事を…






覚えていなかった。


中学生の時は、いじめから救ってくれたり、生理痛が酷くて倒れた時も助けてくれたのに…


回想・中学生の時の廊下


あの時は、生理中だった。

生理なのでトイレへ行こうとすると、お腹に激しい痛みが走り、頭は割れそうなほど痛む。

吐き気がして今にも中の物がこみ上げてきそうだ。


愛夢(痛い…うぅ…痛いよぉ…誰、か…助けて…うっ…)


痛みに耐えきれず、廊下で倒れ込んでしまった。まさか死ぬのかな…


藍斗(おい!大丈夫か?…えっと…如月さん?だっけ?保健室に運んでやるよ。)


愛夢(あ…ありが…とうござ…います…)


あの時は死ぬかと思った…


藍斗くんはお姫様抱っこで、保健室まで私を運んでくれた。


それなのに…


藍斗くんは、その事を忘れていた。


しかも今は、私の事を嫌って避けている。


私は、人殺しでストーカーなので、仕方ないことだけどとても悲しい。

藍斗くんは、優しくてかっこいい。

大好きなのに…大好きなのに…




叶わない恋。



とりあえず、生理が来ないので産婦人科に行くことにした。


医者(妊娠の可能性は?)


愛夢(ありません…)


医者によると、生理が来ない理由は重度のストレスらしい。


私はそれに当てはまることがたくさんあった。


両親が不仲だった過去と、いじめを受けていた過去と、藍斗くんに避けられて嫌われている今だ。


私は気持ちが落ち着くまで、しばらく学校に行かないことにした。


やがて、精神が安定した頃に久しぶりに学校へ行くことにした。


愛しい藍斗くんに会いにいくため。


教室につくと、クラスの美少女の文月さんと藍斗くんが仲良さそうに話している姿があった……


藍斗くん…嬉しそう……




嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう嬉しそう






ウレシソウ………………


おわり。

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