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第1話:これは定番の異世界転生ですか?

タイトルがまだ仮ですが後々変えることがありますのでご了承ください。

MMORPG、読み方はマッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム。大規模多人数同時参加型でありその中のダントツと言っても過言ではない人気オンラインゲーム作品「ミスト・オブ・アストレア」。このゲームは簡単に言うと異世界に行って冒険をするゲームだ。


他のゲームとは違い内容は勿論の事、職業や種族、スキルが格段と多い。

ライトノベルなどで近頃人気な異世界に転生する話など見てみると基本的に欠かせない要素なのだ。


このゲームは始めるときにキャラを自由に決めることが出来る。種族は人間種を始め獣人、魔人、神人などなど様々だ。


冒険のプレイスタイルも様々、大きな例として武器などを装備して魔物などを倒す冒険者や騎士、戦士など。魔法を発動して戦う後方支援の魔術師、魔法使いなど。

冒険者などと言った魔物などを倒すのではなく、店を開いて商売をしたり畑を開墾して耕し暮らしていくというものも出来る。


特にプレイヤーに人気なのはやはり冒険者だ。魔物を倒すのは大変だが倒せば、それなりのお金がもらえるし、ギルドランクが上がれば名声だって手に入るからだ。


スマートフォンなどの携帯ゲームアプリなんかでは課金することができるゲームが殆どで、当然「ミスト・オブ・アストレア」も課金することが出来る。ガチャは三種類あり、一つ目は武器が出るガチャ。二つ目は魔法やスキルが出るガチャ。三つ目は地球上の過去の人物や魔獣、神獣などの従者、従魔が出るので最初は課金はしないと言っていた人も気づいていたら課金をしていたということもある、そんなある意味ゲーム中毒になってしまうほど、「ミスト・オブ・アストレア」は人気ゲームなのだ。


俺は趣味などは持っていなかったが声優の仕事で主人公役の声を担当したのがきっかけで取り敢えずインストールをしてみたのだが、最初はどうせ他のゲームと変わらないだろうと思いながらプレイしていたが先程も言った通り、声優の仕事をしていたのもあるのか、気づいたら自分も課金をしていた。


このゲームのお陰で他のアニメやゲームにも主役で出れるようなって一応、人気声優の仲間入りになって、給料も上がったので俺はガチャをする回数も月に5回ぐらい引いている。

今も今月5回目になるガチャを引くか引かまいか、かなり迷っている。


横になりアストレアの世界に入っていた俺は自分の拠点の中にあるベットで既にニ時間ほど葛藤していた。

時刻は午後八時。ちょうど自分がアストレアの世界に入った時刻に実装されたばかりの偉人シリーズだ。



「よし…絶対にこのガチャだけコンプリートしてやる!」


他のイベントガチャではイベント限定を当てたらコンプリートはしないのだが今回のは歴史が好きということもありコンプリートするまで諦めないと意気込む。


俺は10連ガチャを引くため課金した魔石100個とクエストでためていた10個、計110個が表示されているのを確認してまずは10個の魔石で一回引いてから10連ガチャを引くか…。


どうせ単発じゃあ良いものは出ないので期待もしないで引く。


「⁉︎ なんだこれ!」


出てきたのは、今までで見た事がない色の虹色だった。

そして突如として視界が真っ白になった。

ここはどこだ?バグか?

それとも新しいフィールド?いやそんな事は無いはずだ。拡張はまだしてないはずだ。

俺は急いでログアウトの表示を出して押す。


「反応しない?ログアウト出来ないということはこれデスゲーム?」


そうなるとやばいな、彼女はいないし、両親は遠い実家にいるし、友達も同じだ。

となるとこのまま俺は自宅で干からびて遺体として発見されるのだろうか。


光がなくなり俺はゆっくりと目を開けた。

先ほどまで拠点のベットの上にいたはずだったのだが…


「あうあ…あ〜う?(どこだ、ここは?)」


声を出そうとするが出ない。

周囲を見ようとするが目があまり開かないし、首や手足が動かない……。


「生まれましたよ!! それも元気な男の子です!」


あぁ…これって、俺はもしかして赤ん坊になってる?

助産婦さんらしき人の腕の中で考える。おっと確か泣かないといけない。泣かないので心配そうな顔で助産婦さんがみてくる。

頑張って口からはオギャーって泣きますか。


俺は必死にオギャーオギャーと叫ぶ。

助産婦さんは、ぬるま湯に俺を浸からせて体を清め、柔らかい毛布に体を包んでくれた。


洗われているうちに目が少しだけ開いたので、周りの景色を見る。


まだ首がすわってないのでまだ正面だけだが見る事が出来た。別の話しで助産婦さんの胸の感触は意外と良かったです。


「どうぞ」


助産婦さんは、嬉しそうな笑顔で俺を誰かに渡す。


「うふふ・・・私が可愛いあなたのお母さんよ、よしよし」


これが俺のお母さんか、かなりの美人さんだった。出産の疲れもある顔だが幸せそうに俺を抱きしめている。


ふあふあとした金髪で綺麗なブルーサファイアのような宝石みたいな目をしている。


「あーうーあぁーあっう・・・」


それにしても、お腹減ったな〜


「なに? ご飯が欲しいの?」


「あー⁉︎あぅー!」


えっ⁉︎ 伝わった!さすがお母さんだなぁ〜そして俺の眼の前でお母さんは胸を突き出してきた。

…飲まないといけない、仕方がない…


仕方がないんだ。これ意外に食べれるものがないんだから赤ん坊は・・・

既に俺の頭の中はミルクを飲むという本能が食欲が頭を支配しているのだ!


そして俺はお母さんから栄養を貰うためお腹いっぱいになるまで吸いついた。


飲んでいる最中に、父親らしき人とかたくさんの人間が訪れたのだが、特に父親らしき人が羨ましそうに俺に視線を向けていたが、お母さんに冗談みたいに言われ、部屋を出て行ったのだ。

どうせ夜楽しめるでしょう……。自分の奥さんだから……。

俺の大事な食事を終えたとたん、睡魔という本能がきて優しく毛布で包んでくれている、お母さんの腕の中で寝たのであった。

毎日、一話以上は投稿できるようにしますので…

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