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マジカル天使セイントショーコ  作者: ジョナサン
9/13

8

間あいたけど前回までのあらすじ!


三幹部の一人カジロの率いる怪人、蟹怪人の「おい、デュエルしろよ」と言わんばかりの猛攻(笑)を掻い潜り、見事蟹を焼き蟹にしてくれた我らが天宮聖子、人呼んでマジカル天使聖闘士聖子(セイントショーコ)


焼き蟹を尻目に三幹部カジロと対峙するも、なんと蟹怪人は生きていた!そう、蟹怪人は焼蟹怪人としてその存在を昇華させたのだ!


焼蟹怪人の不意打ちに、どうするrrrrrrrセインントショーコォ!!







(この作品はフィクションです。物語に登場する人物は一切関係ないとは言い難いが、まあフィクションです。)











「オラッ!はなしなさいよ!あたしをエロ同人みたいに○○する気でしょ!?みさくら語で××言わせる気でしょ!!?」


・・・あの?聖子さん?本番はじまってますよー?


「・・・ハッ!?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう一回お願いしまーす」


・・・ではテイク2入りまーす



「!は、はなし・・・いでっでででで」


あたしは背後から焼蟹に羽交い絞め・・・ではなくアームロックを仕掛けられていた。


締め上げられて地味に痛い☆


「オーケイ、蟹、いや、焼蟹さん。その小恥ずかしい衣装の子を放してくれないかい?私の親友なんだ」


馬鹿面が馬をなだめるように蟹に・・・ってあたしの友達に馬鹿はいないし小恥ずかしいって言ったよね?後で体育館裏へ来い。


・・・と、そこで焼蟹が口を開く。何をいうのか・・・・?



『ヴュェァアリヮエオオ』



「鳴き声キモッ!!あと放して!!」


「くそっ!聖闘士聖子を放せ!この焼蟹!」


叫ぶや、馬鹿面が腕から水鉄砲を放つ。



ばか の みずでっぽう!▼



『エュミミミミミ』



こうかはいまひとつのようだ



そしてあたしは水を被った♪


「何してんの馬鹿面!!」


「ファンサービスだ!読者は濡れ透けを求めていると思ってな!!」


「絵ついてないから意味ないしあたしも許した覚えない!!」


「心配するな!誰か挿絵を描いてくれるさ!『2RTされたらセイントショーコの濡れ透け絵を割と本気で描け』って流せば」


『ニュビビビビベ』


そうこう言ってるうちに焼蟹がさらに強く腕を締め上げる。右腕ばっかり締め上げる。超痛い☆


「いいからさっさと引きはがせ馬鹿面!こういう時くらい役に立て!!」


「えー、しょうがないなー・・・よいしょっと」


馬鹿面が引き剥がそうと焼蟹の腕に手をかけた瞬間!!


『コオォォォォォ・・・・』


焼蟹が口を開く♪



かに の ハイドロカノン!▼



「ぐっ・・・・はああああああああああああああああああああああああ?」



きゅうしょにあたった!



馬鹿面は焼蟹の口から放たれた強烈な水流によって、空高く舞い上がり・・・・




キラッ☆ーン、とお星さまになって消えた。



「よし!馬鹿が消えた!!」


あたしは左手でガッツポーズ。バイバイ賢者仮面。二度と会わないことを祈ってる☆


「それにしてもピンチ・・・」


「えーっと、『ふ ははははは せいんとしょーこよ おとなしくあきらめてみぎうでを かにあしのようにもぎとられるがいいー』・・・あの、大丈夫?」


カジロが棒読みのち素。


敵に心配されてるあたしって・・・



その時!



―――――HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!



高笑い。


「え!?だ、 いや、『だ だれだ !! どこにいる !!』」


棒読みカジロ。



「とあっ!!」


何処からともなくすたっと颯爽登場したのは・・・


「カベックス ただ今参上!!」



キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


ライダースーツに白衣・そしてX-○ENで見たことのあるようなゴーグル!


服装のダサさを除けばかなり正統派のヒーロー!


超時空天空の死者、カベックスちゃんです!


「セイントショーコ!私が来たからにはもう安心だ!カジロ!私は貴様らのような卑劣な輩は見逃せない質だ!!」


服装とポーズ(そげぶ)のダサささえなければ文句なしにヒーロー♪


「えっと『ぐぬぬ きさまが ゆくえふめいの (前略)ミカをころしたヒーローか ! ええい、かにかいじん ! ショーコのうでを ヤってしまえー !!』・・・えっと、本当にちぎれないようにね!?」


「させるかっ!クサカ・・・」




prrrrrrr prrrrrrr




戦闘中突如鳴り響く電子音。


あたしはすぐに携帯電話の音だと気付いた。



聖「・・・・」


草「・・・・」


蟹「・・・・」


神「・・・・・・・・・・・・あ、もしもし」



お前かいッ!?




「・・・あ!うん!すぐ行く!じゃサース、またあとで!」



ぴっ



「・・・・・・・・『わがしゅりょうから しょうしゅうがかかった ! あとはまかせたぞ ! やきがに !』・・・ゴメン、この勝負また今度!!」


カジロはそう言って向こうへ走って行った。




「・・・・嘘つけえええええええええええええええええええええええええええ!!!!」


あたしは叫んだ。


『ヴェ!?』


と、そこで焼蟹があたしの声に驚いてアームロックを緩めた!


「!今っ」


あたしは腕を振りほどいて、その場から飛びのいた!


「今だ!喰らえバ毛ガニ!クサカベ・・・ストライィーーーーーーク!!」


カベックスは握りこぶしを正面に構えた。そしてそのこぶしがカチッ・・・と音を立て。



シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!




「ロケットパンチーーーっ!?」


カベックスのこぶしは時速3000kmを超える速さ(風華涙目)で突進し、焼蟹の頭蓋を貫いた!!


『ウボアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』



大爆発する焼蟹。


その光景をバックに、かっこよくダサいポーズを決めるカベックスだった・・・。


「・・・次に生を受けるときはズワイガニとなれ。私は毛ガニが苦手だ」


ダサいセリフだあああああああああああああ!


「あの!ありがとうございました、カベック・・・」


「さらばだ!」


カベックスはそのまま空へと跳躍していって、見えなくなった。




久々の怪人、蟹怪人を倒したセイントショーコ。


だが彼女の戦いはまだ続くのだろう。


悪の組織潰える日まで!








そのころ・・・



その頃・・・



?「・・・そうか。カジロでも荷が重すぎたか ククッ」


時刻は午後11時。よい子は眠る時間。


カ「えーっと・・・『すみませぬ しゅりょうどの わがちから およばずに』」


ト「ふんふん カジロ君でもダメだったかぁ」


ミ「奴の炎は計り知れないわ。戦うたびに強くなってる」


ト「・・・って姉御(ミカ)様!なんで生きてんの!?」


?「それは実際死んでなか・・・ゴフンゴフン わが力を灰に注ぎ、力を増大させた上で復活させたのだ」


ミ「そういうこと」


カ「ミカ、強くなってるって言ってたよね?」


ミ「ええ。そうよ。戦うたびにその火力が微弱ながら上昇しつつあるのが今までの戦闘データから取れるわ」


ホログラフのようなものが現れ、文字の羅列がびっしりと並んでいる。


?「ほほう・・・ 以前より格段に強力なアクタ・・・いや、怪人を創るほがあるまい」


ト「首領様、次の指令はぜひこのわたくしめに」


?「・・・何か策があるようだな」


ト「・・・しっぽりムフフとバッドエンドしてやりますよ、ぐへへへへ」


下卑た笑みを浮かべる蜆。


?「・・・そうだ。お前たちにいい知らせがある」


カ「いい知らせ?」


ミ「何でしょう?」


?「貴様ら三幹部に新たな幹部が加わることとなった。・・・ムシューダ!!」


首領が言うと、首領の陰から一人。


?「これよりお前たちは四幹部、いいや、『四天王』としてわが計画を進めてもらう」


カ「『しゅりょうどの』」


?「セイントショーコ・・・その表情を絶望で染め上げてくれる・・・くくく・・・ふふふふふ・・・・


ハァーッハッハッハッハッハッハ フハハハハハハハハハハハハハ」


カ「『しゅりょうどの』」


?「何だカジロよ」


カ「あと5秒で定時」



智「ハイお疲れ様ー」


来「お疲れ様!」


美「お疲れ様」


?「お疲れ様」


智「しかし驚いたなー、」


唯「・・・」


智「ちゃん唯がうちのバイトに来るなんて。・・・いだっ!!?」


唯「私は七宮がアホなことしでかさないか見張りに来ただけだから」


智「て、手厳しィ~」


来「でも意外だよ、唯はこういうの何があっても来ないとおもってたんだけど」


美「意外に気になってるのかしらね、智さんが」


?「じゃあ明日は智さん、自由に活動していいから。じゃあお先に」


智「はいはーい」


来「意外なのは首領役もおんなじくらいだけど」


唯「まさか・・・・・・・・・・だなんて」


美「さすがに私も予想外」


智「僕はどこか納得できるんだけどな・・・いや、違うか」









[次回予告]


オッス!オラ聖子!


風華のやつ、また禁断症状発症したなァ~


そんなこんなで怜を暗殺すっため、風華の単独行動が始まっぞ!


次回!龍馬(りゅま)ゴンボール聖子(せいこ)


「速さが足りない!

  あきらの貞○は(わたし)のモノ!!」


次回も見てくれよな!





どうも、聖子クラスタと間違われながらも龍馬が嫌いすぎる男の称号を与えられたジョナサンです。


さて、本編の更新すらままならないのにどうしてほかの事には熱中できるのか。多分俺の性。


コメディ(俺の言うコメディがほかの人のコメディ指しているかは理解できません)を書いてるほうが性に合っているんだと。


次回予告それっぽく書いてますが実際風華の話を書くかどうかは怪しいですね。ある種タイトル詐欺なんで。


俺補正風華だから心拍数の(タガ)ないし、めちゃ強いんだろうなーと思いをはせる俺なのだった。


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