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前回までのあらすじィ・・・
聖子「昨日は遠足だった!敵来た!唯ちゃんと会った!れいちゃんオワタ!以上!」
マジカル天使セイントショーコ!「最後の三幹部」
キーン、コーン、カーン、コーン・・・
聖子「今日はすぐに学校終わったねー」
風華「じゃ、私病院行くわね」
聖子「え?ああ、怜ちゃんのお見舞い?」
風華「いや、御礼参り」
聖子「私も行く!」
風華が血なまぐさいこと言い出した!これはあたしも行って阻止しなければ!
犬「・・・聖子。今日は約束があるから早く帰るんじゃなかったのか?」
あ!いけない!
犬に言われて気が付いた。
今日龍馬くんちに行く約束してたんだっけ!?
聖子「久しぶりに役に立ったね犬♪」
犬「犬?」
聖子「あ・・・ううん?なんでもないよ☆」
営業すまいる。
と、その時
犬「・・・聖子。残念なお知らせだ。三幹部が現れた」
畜生めぇっ!!
トモ「・・・・ふぁ~あ・・・・・・」
TV『マーックースハー ○リッキュア ○ッキュ・・・』
ピッ
トモ「あっ!?何するんだ・・・あ・・・」
唯「(#^ω^)」
トモ改め智「唯ちゃん!?なんで職場が・・・」
唯「バ↓カ↑カー!!」
唯がハリセンを振り下ろす。
智「いったっ!?なにするのさ!?」
唯「黙れ七宮。いやシジミ。よくもまあ人様に迷惑をかけてくれちゃって」
智「ゆ、唯ちゃん落ち着いて。ね?僕仕事中だからさ」
唯「・・・」
智「あれ?突然携帯なんか取り出して・・・」
唯「あ、すみません警察ですか?少しちてき・・・」
智「オウアアアアアアアアアアアアアア!!?」
智は携帯電話を超高速で取り上げ、電源を切る。
智「何しようとしてくれちゃう!?」
唯「ゴミは豚箱に入れなくちゃ」
智「僕はゴミ扱い!?」
唯「大体アニメ見てただけじゃないの?仕事なんて・・・・」
PLLLLLLLLL・・・・・
その時、智の携帯電話が鳴り響いた。
智→トモ「・・・もしもし、どうかした?」
?「トモさん!うちの怪人が苦戦してます!支給救援を!」
トモ「なんだって!?それは本当かい!?」
唯「ちょっと、話聞いて・・・」
次の瞬間、智の姿は掻き消えて、後には1枚のメモが残されていた。
唯「・・・逃げられた・・・」
唯はメモを拾い上げる。
[悪の幹部募集中 XXX-XXX-XXXX]
聖子「喰らえ!マジカルグラビーム!!」
あたしの構えたキャノン砲台から高出力の熱戦が放たれた!
怪人「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
カニの姿をした怪人がその降雨劇を直撃し、倒れ伏した。
そして香ばしい焼き蟹のにおいを充満させた。
聖子「どうだ!これが人の恋路を邪魔した報いだ!最後の三幹部・カジロ!」
さっきこの蟹を連れてきた昨日の幹部とは違う幹部・・・最後の幹部・カジロ。
・・・どこかで見たような人の気がする。
カジロ「くうっ・・・ここは逃げるしか」
??「ハーッハッハッハ!お困りの様だな聖闘士聖子!!」
その時、高笑いが。
聖子「ゲッ!来た!?」
馬鹿「愛と勇気と聖なる戦士!賢者仮面参上!」
愛に謝れ。勇気に謝れ。そして「聖なる」を「性なる」にでも改名しろ。
あたしは頭の中で焦燥しつつ罵詈雑言を浴びせた。
なんてったって今日は龍馬くんと・・・キャーーーーーーーーーーーーー?
馬鹿「!あぶない!セイントショーコ!」
聖子「え?」
さっき倒した焼き蟹怪人が立ち上がり・・・あたしにハサミを上げていた。