焼きそば召喚ー焼きそばが得意料理の俺氏、異世界召喚されて草超えてそばー
昨日の夜、焼きそばを食べてこの話を思いつきました。
ものすごくくだらない話なので、最後まで読んでみてください!
ここはどこだ?
目が覚めるとそこには、RPGで見るような古い町並みが広がっていた。
遠くには城も見える。
これは、まさか…
「異世界召喚されちゃった~~~!?」
俺の突然の大声に周りにいた人々がざわつき出す。
(おっと、俺としたことが
まるで一平ちゃんのショートケーキ味が
発売された時のように動揺しちまったぜ……)
「お、おい、あんちゃん大丈夫か?」
俺の様子を心配したのだろう。
ソース色の肌がよく似合う大男が、
声をかけてきた。
「ああ、少し動揺しただけだ、問題無い。」
「そうか、あんちゃん見たところ、ここら辺の住人じゃ無いだろ?飯とか大丈夫か?」
見ず知らずの俺を心配するとは、
現実世界のおばあちゃんが言っていた、焼きそば似の人間に悪い奴は居ないっていうのは本当らしいな…。
「大丈夫だ。どうやら俺は焼きそばの材料を自在に取り出せるスキル持っているらしい。」
「ヤ、ヤキソバ?一体なんだそれは?」
「百聞は一杯の焼きそばにしかず…とりあえず食ってみればわかるさ…」
いつの間に持っていた四次元レジ袋から道具と具材を取り出す。
そうして俺は慣れた手つきで、キャベツ・ニンジン・肉を刻む。
(焼きそばの材料はこれだけで十分。ていうかこれが限界…!!)
刻んだ材料を油を敷き、熱したフライパンに入れて一気に炒める!!
ザッザッザッ!!!
焼きそばの具材のいい匂いを嗅ぎつけたのか、俺と大男の周りに人が集まる。
\\ザワザワ//
(今!!)
具材が程よく色づいたことを確認し、下味に塩コショウを振りかける。
風に舞うコショウはまるで砂漠を舞う一頭の蝶のように舞い、具材の上に降りかかる。
具材を彩るコショウはまるで雪化粧をした富士山のようだYO!
そして中華麺を入れ、具材と麺のマリアージュ!
この感動の出会いはロミオとジュリエットのようなボーイミーツガール…。
最後にソースを麺と具材に絡める。
その姿はまるで、黒いドレスを着て舞踏会へ行く
シンデレラのようだ…
完成した最高のストーリー(焼きそば)を皿に盛りつけ大男の前に出す。
「We are Yakisoba(召し上がれ)」
「い、いただきます。」
大男のは恐る恐る俺の作った焼きそばを口にする。
「っっっっっっっっ!」
大男の目が大きく開き驚愕の表情を浮かべる。
「この黒い汁と麺と具材のコントラスト、
互いが互いを引き立て合うことで生じる化学反応。
まるで昔から知っていたかのように胃袋に馴染む味…」
「これが…ヤキソバ…」
大男は深く感動している。
そして言葉をこう続けた。
「俺はあんちゃんの焼きそばの味に猛烈に感動した!あんちゃんのそばにいさせてくれ!」
「フッ、焼きそばだけにってか?
悪いな、ソースみたいにべたついたのはあまり好きじゃねぇんだ…」
「そ、そんな…」
俺の言葉に大男はがっくりとうなだれる _| ̄|○
「なんだこのバカ騒ぎは!道を開けんか!!」
急な大声に振り向くと人だかりを無理やりこじ開ける騎士団。
その中央に偉そうにしている髭を蓄えた老人がいた。
「誰だこいつは…?」
俺の言葉に反応した嬢ちゃんが口を開こうとする。
しかし、トッピングの青のりが歯についた時のように、なかなか口を開けない。
だが意を決したのか、俺に話しかける。
「この人はこの国の王よ!悪逆非道で有名よ!逆らったら命はないわ!!」
「なるほど、悪逆非道ね、俺はペヤングの6カ月の発売停止にも耐えた漢…そんな脅しには屈しない…」
「おい、そこのお前、何か不思議な料理を作るらしいな。吾輩にも食わせろ。」
国王は俺に命令する。
(おいおいいきなりクライマックス…いや、ペヤングMAXかよ!!)
「いいだろう。おれのソウル(焼きそば)見せてやるよ!」
先ほど作った焼きそばを国王の前に出す。
「これがヤキソバか…」
いただきますも言わずに食べ始める。こいつには礼儀も教える必要があるらしいな…。
「!!!!!!」
焼きそばを一口食べた国王は突然涙を流し始めた。
「こんなに温かい食事は初めてだ…そうか、私は間違っていたのだな…
この焼きそばのように皆が手を取り支え合う。それが国の発展に必要だったのだな…」
「フンッ!ようやく気が付いたか…昔から馬鹿につける薬はないといっていたが、
必要だったのはソースだったようだな…」
「うおおおおおおお!」
「すっげえええ!!!」
たった一皿の焼きそばで国王を改心させた俺を国民が称賛する。
その空間はカップ焼きそばが出来上がるまでのワクワクの瞬間のような心地よさだった。
先ほど俺に忠告してくれた嬢ちゃんから、焼きそばの屋台の鉄板のような熱い視線を一心に受ける。
どうやら、嬢ちゃんの心に火をつけちまったみたいだな…カップ焼きそばについているかやく(火薬)のように…
だが、惚れた腫れたはごめんだぜ…(Bye☆
そうして、歓声を背にこの国を去る。
「おいおい、この国の英雄!どこ行くんだよ!」
「そうだそうだ!この国に残ってくれよ!」
国中のいたるところからそんな声が聞こえる。
そしてその声に俺はこう答えたのさ…
「悪いな、俺はカップ焼きそばみたいに乾燥保存だからよ、湿っぽいのは嫌いなんだ…」
「この国の行末はここに住む全員で決めな…
そう、お互いがお互いの旨さを引き出す
焼きそばの具材のように協力しあってな…」
\\キャーカッコイイ!!//
\\焼きそば&Peace!//
\\焼きそば&Life!//
\\焼きそば&Peace!//
\\焼きそば&Life!//
ふと俺の頬に一筋の涙が流れる
フン!これくらいで涙ぐむなんて俺もヤキ(そば)が回ったな…
国民は歓声を上げる。
焼きそばがある限り、その国の笑顔が消えることはなかった…
~~good end~~
読んでくれてサンキュー☆




