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秋風に吹かれて  作者: アオト★★
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第16話  「告白」

第16話  「告白」

茉莉は晴斗に声をかけた

「なに?」晴斗が茉莉をみながら聞いた

「あのね…私」茉莉は心臓がドキドキしていた

今ここで晴斗に告白したら晴斗はなんて答えるだろう

どうしよう・・でも勇気を出さないとずっと今のままだ・。

それは嫌だった。茉莉の中で晴斗との今の友達関係を

続けていくつもりだった・・

でも、晴斗に会うたびに茉莉の心の中で晴斗に対して募る恋慕

茉莉の中で、晴斗の存在は

どんどん大きくなるばかりで、そんな自分の気持ちを

隠し通してこれからも晴斗に接するのはこれ以上は無理だと

茉莉は思っていた・・だからどんな結果になろうとも

今、晴斗に告白したいと思った

秋風の吹く夜長。銀杏が宙を舞いぐるぐると風に揺られている。

「あのね、私晴斗が好き!」

ついに茉莉は晴斗に告白した。自分の気持ちを晴斗に知ってほしい

茉莉の中でドキドキと心臓が大きく高鳴っていた つづく


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