表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
秋風に吹かれて  作者: アオト★★
15/25

第15話 「学園祭前夜その2」

第15話 「学園祭前夜その2」


旭と高尾駅で別れた後、私は晴斗と自宅まで

の距離を一緒に歩いていた

「茉莉の家はこっちの方向でいいよな?」

前を歩いていた晴斗が振り返り私に言った

「うん。そうだよ。高尾駅から歩いて15分の所にある

赤い屋根の家だよ。」


「それにしても、今日も疲れたぜ、学園祭の準備は色々大変だよな」

「そうだね、明日クッキー上手く作れるかな?あんみつも作らないといけないし、忙しくなりそう」

「そうだな、でも今日作った時は茉莉の味見したけど

美味かったから大丈夫だよ」

「そっかあ、ありがと晴斗」

「ねえ。晴斗小学6年生の時の文化祭覚えてる?」

「ああ、覚えてるよ。確かおでんとポップコーンを茉莉たちは

売っていたよな。」


「そうそう、でも途中で同じグループの友達

が体調悪くなっちゃって

お客さん沢山来てるのに人手が足りなくて困っていたときに

違うグループだったのに、晴斗が手伝いに来てくれたんだよね。

あのとき、同じグループの友達がいなくなって

私一人で心細くて泣いちゃったんだけど。

晴斗が「泣くな!俺が来てやったんだから一緒に頑張ろうぜ」

っていってくれたの。とても嬉しかったんだ」

------------------------------------

真っ暗な夜道を晴斗と茉莉は茉莉の自宅に向かい

歩いていた。途中、街頭に照らされた銀杏並木が綺麗に咲いていた。

「わあー綺麗!晴斗見て」

茉莉はそう言い街頭に照らされた銀杏を見上げていた

「本当綺麗だな、やっぱ、夜は冷えるな~」晴斗が言った

「ねえ、晴斗あのね・・」そのとき、茉莉が晴斗に声をかけた

つづく


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ