表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
秋風に吹かれて  作者: アオト★★
11/25

第11話 「秋月旭その2」

第11話 「秋月旭その2」

次の日の朝

旭の荷物はそれほどなく、少なかったので必要な

ものだけをトランクに詰めていく

「旭、お母さんたちはもう出発するからね

昨日の深夜、おばあちゃんの容態が急に悪化したのよ

だから急がないと。あと、自宅はもう不動産業者に

引き渡す手続きは済んでるから大丈夫。

お母さんたちの荷物はもう北海道に郵送したから。

北海道に着いたら連絡するね。学校に後の事は

電話して頼んであるから何かあったらお母さんの

携帯に連絡してね、それじゃあ行ってくるわ」

母が部屋のドアを開けて旭に言った。

それだけ言って両親は慌ただしく行ってしまった


さてと、一通り荷物を纏め終えた旭は学校へ向かうため

階段で1階に降りた

リビングはもう何もない、ガランとしていた。

いつでも売り渡せる状態だった。

旭はトランクとカバンを持ち玄関へ向かった

玄関を出て外へ。外から改めて自宅を見た

17年間この家にずっと住んでいて愛着がある

旭は自宅の扉の前で悲しそうに一礼した。

そして、学校に向かった。

学校へ着くとすぐに校長室に行き学校の近くにある

学生寮に入った。

旭の部屋は3人部屋の小さな部屋

その一角のスペースに荷物を置いた。

とりあえずは今日からここが旭の自宅になる。

このことはまだ晴斗や茉莉は知らない

とりあえずは来年まで時間はある。

その間に引っ越すことをいわなければならない・・・

茉莉は絶対泣くと旭は思った。旭と茉莉は幼馴染で親友

その親友が引っ越すのだ。悲しくならないわけがなかった。

晴斗も泣いてくれるだろうか・・。

でもどちらにしても話すなら早い方がいい

高校卒業してからでは遅いのだ

だけど今すぐではない

旭が北海道に転校?引っ越す日はまだ先のことだった

旭はカバンを持ち学校へ向かった

つづく


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ