2-15 報告と交渉・・・
遅くなってしまい申し訳ありません!
昨日も評価頂いた方、ありがとうございました*\(^o^)/*
その優しさを糧に頑張ります!
明日も17:00予定でかんばります!
翌日、俺達はギルドマスター室の中でアングさんを待っていた。
昨夜は酒場を出た後。皆、疲れているだろうとの事で、宿屋に直帰したのだが。
俺は先生に皆の前では話せない話を報告と言う形で話した。
ディアさんの事。今回のワイバーンの件は自分達のせいだった事。妖精の事。ウィルの事。
先生は黙ったままウンウンと聞いてくれたが、特に何か言ってくれる訳でもなかった。ウィルの言った内容にはほぼ触れなかったが、ウィルの話しになると懐かしそうに深く頷いて、ウィルは元気だったか?とか、どんな姿で現れたのか?とかだけ聞かれたので、本体は事情があって今は動けないと言っていた事を告げると、何故か悲しそうに遠い所を見つめたまま。そうか・・と言うだけだった。
そして一通り話し終えると、星を見に行くと言って窓から空へ飛び立ってしまった。まあ、朝起きた時には所定の位置で眠っていたんだけど。
ガチャッ
「おお!悪かったな!待たせてしまって」
「いえいえ。報告+1で伺っただけですから、お気遣いなく」
「+1か・・・何があったか聞こうか」
「はい、今回のワイバーン討伐依頼ですが。1体と言う事だったのですが合計24体ものワイバーンの巣窟になっていたようで、全てを討伐せざるを得なかったので討伐してきました。これは明らかなーー」
「ちょちょっと待ってくれ!24匹もの群れをたった3人でしかもヒーラーも神職もなしに倒して来たってのか?」
アングさんは左手で俺の話しを中断させると、驚いた様子で聞き返してきた。
「はい。そうです。めちゃめちゃ疲れましたし。一歩間違えると誰かが」死んでいたかもしれませんでしたが」
「Sランクパーティに依頼しなければならないような緊急クエストへの変更だぞ。・・・討伐部位は持ってきたのか?」
アングは今回の報告内容に戦慄を覚えるような気分だったった。
それは、この世界に来てたった数カ月の、しかもこの世界では成人したばかりの子供同然の若者がもうすでにSランクに匹敵するような功績を残して帰って来た訳だからだ。
今回の内容はBランク4~5人のパーティに渡すような内容。緊急クエストの内容としてはAランク4~5人のパーティ2部隊に渡すような内容。
そこに回復役が一人もおらずにとなると、最低Sランク2人にAランク4~5人の2部隊で完遂できる力量と言う事になる。
「はい。出しましょうか?」
「分かった!その討伐分は上乗せで支払おう!ただし!今回の事はギルド上層部だけの情報とするので、他言無用だ。誰かに言ってしまった場合はいつも通りペナルティを科すからそのつもりでいてくれ」
「話が早くて助かります」
「報酬は後でお前たちの口座に振り込んでおく」
「「「ありがとうございます」」」
今回のワイバーンの素材に関しては、武器や防具の強化に使えるだろうと言うので、売る事は止めにした。
「ごめん、ここからはマスターからの極秘以来の話しをするから二人は先に下に降りてて貰える?」
「ん?わかった」
「はい、わかりました」
そう言うと二人は扉から外に出て行った。二人はいつもそうだが、こういう時はちゃんと気を使って外に出てくれる。年齢の割によく出来過ぎていると思う。俺の頃はアホな顔をして鼻水を垂らしながらたたき出されるまで居座っただろう。
「それで、俺との秘密の話しとやらを聞こうじゃないか?」
「はい!アングさん。・・・またやってくれましたね?」
元気よく笑顔で返事をしたあとに少し間を置いた俺の顔にはどす黒い影が差し込む。
「ん?なんの事だ?」
「ディアさんですよ。戦いの最中のディアさんのあのダメなクセの事ですよ!」
「ああ!そう言えばそんな事もあったなぁ・・・」
「金貨二枚追加・・・」
「え?」
「金貨二枚追加で手を打ちましょうと言っているんですよ・・・」
「いやぁ~マサト君。いくらなんでも高すぎないかい?」
「こっちゃあ命が掛かってるんですよ!大体最初からあのクセの事をオープンにしてたら俺がパーティに参加させないから黙ってたんでしょうーが!」
「まあ、そうなんだが・・・金貨0.2枚で手を打ってくれないか?」
「ダメです!金貨1.8枚!」
「いやいや、出せても金貨0.6枚!」
「それじゃあ、俺の腹の虫が納まりません!金貨1.4枚!」
「そんなにも無理だって!じゃあ、金貨1枚!これ以上はいくら何でも出る所がねえぞ!」
「よっしゃぁ!金貨1枚追加で手を打ちましょう!」
俺は目的の枚数に達したので、膝を叩いてアングさんを指さす!
「あ!そこ狙いだったかぁ~、こいつはやられたな~!マサト君もちゃっかりしてきたじゃないか!」
「先生!やりましたよ!これで、また旅が一段と楽になりますよ!」
「ええ、頑張りましたね」
先生は、今日のやり取りをなんだかニコニコしながら一部始終を見守っているようだった。
「さて、俺はこの後予定があるから今日はこれ位で良いかい?」
「はい!ありがとうございました!先生!行きましょう!」
「ええ!こら!大人の男が騒ぐんじゃありませんよ!」
マサトはさっさと階下へと降りる為に進んでいってしまう。
「アング君ありがとう。良い経験をさせて貰っているよ」
「いえいえ、まさかこんな短期間でここまでやれるようになっているとは思いませんでした。一重にシド様の教えの賜物でしょう」
「いやいや、私はきっかけを与えるに過ぎない存在。これからもマサトを宜しくお願いしますね」
「こちらこそ、彼にはこのギルドで重要な働きをいずれして頂かなければならない時が来ます。その時は宜しくお願いします」
「では私もそろそろ後を追いましょうかね。それではまた」
「はい、次もよろしくお願いします」
シドもマサトの後を追うようにギルドマスター室をでる。
「・・・・・・・・・・」
今回も読んで頂きありがとうございました!
ここから数話は少し日常を描けたらと思ってますが、主人公達を馬車馬の如く働いてもらうのには変わりありません(笑)宜しければ、お付き合い下さい。
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