2-6話 新たなメンバーはSランク!?・・・
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「では、全世界に通達して頂けますか?・・・魔王が復活したと・・」
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それからの事はと言うと。
アングさんが
「後の事は処理しておくから、お前たちは帰ってゆっくり休め」
と言われたそうなので、それに従ったらしい。
先生は魔王の姿を見てからと言うもの、ずっと考え込むような姿を見せていたようで。昨日の帰り際から消えるように何処かに飛び去ってしまったらしく、未だに返って来る気配すらない。先生がいなくなるのはいつも通りの事だが今回はちょっと心配だ。
そして、俺はと言うと。魔力の枯渇が原因での失神だったので、魔力がある一定量以上回復しないと意識が戻らない。それは修行中に何度も経験済みで、今回もやはり朝まで意識が戻る事無く倒れたままだったそうだ。
魔王襲来の事実は翌朝に聞くことになるのだが。今朝、部屋がノックされ。ドアを開けるとマリナとディアさんが立っていた。なんでもディアさんいわく
「今日から私もパーティメンバーです♪」
と言われた。
「よくわからん!」
と何度も聞いたのだが、同じ返答しかしてこない。ごり押しで通すつもりみたいなので、先に折れた結果当たり前のように朝食を共にすることになった。
マリナはよっぽど昨日の先生の姿が凛々しく見えたのか。朝飯の最中もずっと先生の話が終わる事なく喋り続けていた。ディアさんはずっと横に座って楽しそうに彼女の話しを聞いてあげている。かなりのシスコン指数が上がっているが、今後すぐに明らかになって行くのだろう。
まあ、美人姉妹を毎日拝めるのはありがたい事ではあるので、取り合えず様子を見ようと思っている。(多分、ギルドに顔を出したらラングさん辺りから理由が聞けそうだけど・・・)
朝食が終わると、ギルドに顔を出すようアングさんの言伝を受付のビスチェさんが伝えに来てくれたので、全員でギルドへと向かう。カウンターに着くとそのままギルドマスター室に案内された。
コンコンコン
「どうぞぉ~」
中から聞こえて来た声はいつもより気怠そうな声が返ってきた。中に入ると予想外に書類の山に埋もれ無精ひげが目立つアングさんが迎えてくれた。
「大丈夫ですか?」
「ああ、あれから大変でな。伯爵への報告書。評議委員会への報告書。評議会の緊急会議やら事後処理の数々。まだ終わってねぇ・・・」
アングさんの目の下の隈が昨日からの戦いの壮絶さを物語っていた。
「それでだ、これは想定の範囲だったんだが。今回の経緯を説明する上でお前らの存在を話さない訳にはいかなくてなぁ」
「え!?」
「ああ、言った」
「じゃあ・・」
「勘違いすんな。存在の話しはしたが契約の事は話しちゃいない。今後のお前らの行動についても、シド様の自由に出来るようにするつもりだ。ただ、昨日のランクアップの件やシド様の話しは、漏れてからじゃなにかと疑われる材料になるんで内容は捻じ曲げて伝えてある。お前らももうBランクだ。護衛や貴族からの依頼を受ける事もある。ギルドからの指名依頼を受ける事も出てくる。なんとか上は取り込もうとしてくるだろうが上層部とも上手にやってくれ。それと、もう分かっていると思うがディアをお前らの護衛兼パーティーメンバーとして入って貰う事にした。これは本人の希望もあっての判断になるから拒否権はないものと思ってくれ。ここまでは理解できたか?」
「「「はい」」」
「そう言えばシドさんはどうした?」
「え?俺はてっきりこっちでアングさんとまた俺を嵌める算段でもうってるのかと?」
「おいおい、人聞きの悪い事を言わないでくれよ。俺が知らなかった事も多いんだからさぁ」
「でも、アングさんも知らないとなると何処に行ったんだろう・・・」
「まぁ、シド先生の事だからすぐにフラット帰ってくるよ!」
「そ、そうだな。・・・せっかくだからクエストでも受けないか?」
「お!いいねぇ!ならお前達に丁度良いのがあるぞ」
アングさんはそう言うと、机の上の書類の山の中から一枚の羊皮紙を取り出してきた。
「おお、これだこれだ」
アングさんが差し出して来た羊皮紙の内容は
「西の森での討伐依頼かぁ・・・」
今回も読んで頂きありがとうございました!
次回の更新は明日になります。
今日はちょっと時間の予定がたてられません。(ごめんなさい)
宜しくお願い致します。




