2-4話 え?お姉様?・・・美人姉妹!?・・・やっぱり嵌められた!・・・
申し訳ありません!
こんな時間になってしまいました(T . T)
お許し下さいm(_ _)m
「え!?お姉ちゃん!?」
「え?お姉ちゃん?」
前者はマリナ後者はもちろん俺です。あれ?お姉さんって銀髪ロングの巨乳美女じゃありませんか!?
「碌に連絡もしないで何処に行っていたの!?」
「え?連絡してなかったの?」
「それはぁ・・・」
お姉さんの目から上が影になってて、プルプルしていらっしゃる!お近づきになりたひ
「それは・・何?」
「え?家には帰ってたよね?」
「それは・・・」
あ!お姉さんの頭から角があぁぁぁぁ!お近づきになりたひぃぃ
「だから。それは何!?」
「そう!伝え忘れてたたけだよね?」
「それは・・・」
ああ!お姉さんの顔が真っ赤に沸騰してるぅぅ!お近づきになりたひぃぃぃぃぃ!
「「ちょっと!だまってて!」くれる!?」
「え?ああ・・・はい・・・」
怒られちゃいました!ごめんなさい、ホントごめんなさい。
「心配したんだからね!」
「ごめん、お姉ちゃん・・・」
ああああああ!美人姉妹がべそかきながら抱き合っている!こ、これは役得じゃぁ!こんな瞬間なかなかお目にかかる事は出来ん!今世紀最後の役得じゃああ!
「なんでこんな事したの?あの男が私の可愛い妹を唆したの?」
「え?そんなんじゃないよ!そんなんじゃないんだけど・・・」
あれ?なんか風向きが変わったような・・・、なんだ、マリナ!そのクネクネしてちょっと下向きながらのモジモジ赤面はぁ!
「そうなのね!やっぱり!私のマリナが黙ってこんな事するなんて信じられないもの!ねぇ!」
「え?・・・それはぁ~」
「え?あの・・いや・・・・何かがおかしいのです」
やめい!なんの理由があってそんな事をするのかわからんが。そのモジモジやめぇ~い!
・・・お姉さんの怒りが止まないのと、なぜか話が捻じれに捻じれていた為。誤解を解きほぐすのに、この後10分程の休憩タイムを取る事になりました。・・・まだランクアップの説明やら何やら残ってるのに・・・
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ー10分後ー
休憩の間にマスター以外の方は皆さん引き上げて頂く事になりました。
そりゃあ、そうなるよね?
因みにマリナのあの行動は何故か迷宮入りしました。
最終的には『女心と秋の空・・・』とうつろな表情で訳の分からない事を言われ煙に巻かれた状態で迷宮へ強制連行でした。一方・・
「事情は分かりました。今回の事はしょうがないと無いとして。貴方パーティメンバーなのよね?」
「はい、一緒のパーティを組ませて貰ってます」
マリナのお姉さんは急に踵を返してこちらに、え?来るんじゃないの?詰め寄って来る感じなの?
「リーダーなのよね?」
「え?決めてないんで分からないんですよねぇ。俺としては大体はマリナが主導権を握ってるんで彼女がリーダーの方が・・」
「そう。じゃあ、戦いましょう!」
「え?なんでそんな話に?」
「あ!マサト気を付け・・・もう、遅いかぁ」
お姉さんは俺の顔を覗き込むように顔を近づけて来る。
「貴方がマリナを守れる実力を持っているのかいないのか、私とやりましょう!」
「お姉さん?か、顔が近いで・・・え!?いやいやいやいや!マリナ!マリナ!ちょっと止めて・・」
「マサト、ごめん。ディア姉スイッチ入っちゃったみたい。ごめんねテヘッ♪」
え?テヘッ♪?なんでお前がテヘッてなっとんねん!?俺は顔を近づけられた状態で後退りしながら、何とか開いてる手だけでビシッと突っ込む。
「もう、我慢出来ません!問答無用!てりゃぁ!」
「うえぇぇぇ!いきなり問答無用!?ってしかも真剣!?」
「あ~あ、抜いちゃった。マサト!こうなったら、大丈夫だから本気だしちゃえ!」
「え?いや!そんなって滅茶苦茶早くない!?」
マリナの声援?の間も、本当に問答無用で抜き身の真剣が俺の急所をバンバン的確に突いてくる。俺はなんとか紙一重で躱すので精一杯!
「マサト、本気で戦った方が良いですよ?」
頭の上の空間から急に声が聞こえて上を向くと、ニヤニヤ顔の先生が飛んでいた。
「そうそうシド先生の言う通り~!お姉ちゃんナンバーズだから大丈夫だよ~!」
「えぇ!?ナンバーズって、あのSランク冒険者!?」
先生は楽しそう・・マリナも楽しげにキャッキャ言ってる・・・アングさんは・・・ニヤついている!確定!
「うわぁぁぁ!また皆して嵌めやがったなぁ!」
「・・・余所見していて大丈夫ですかぁ!」
「クソォッ!」
「チッ!」
今の一部始終ずーっとギリギリのラインでよけ続けていたが。距離を取る為に軽い目眩ましに当身を入れ、後方へ大きく飛んだ。
「わ、わかりました!まさか皆グルなんて・・・、本当はこんな使い方はしないんですが。30秒、30秒だけ本気で行きます。それで終わりにしてくださいね?」
「へぇ、奥の手を見せてくれるんですか。・・・それは楽しみですねぇ」
「本当に終わりにして下さいね!マリナ、頼んだぞ!」
「わかったぁ!久しぶりね!」
何が始まるのかと、周りが視線を集める中。俺は目を瞑ると意識を集中し唱える。
「・・・【第1開放・ムラダラ】!」
目を見開くと同時に身体の奥底から熱い物が溢れ出す。それを俺は自分の身体と精神で外に出ようと無尽蔵に湧き出る物を無理やり留める。
「え?あの子の身体が大きく・・・いえ、気のせいか・・」
そう、周りからは俺が身体から漏れ出た光を一瞬で無理やり押し込めた為、光の残像がドクンッと身体をが大きくなったように見えるらしい。光で身体が包まれているせいか、黒髪は少し薄まり濃い紫色に見え。溢れている物を抑えきれていないのか髪が下から風を受けたように絶えず揺れ続けている。
「これはヤバい、あの子の身体に力が集まっていくのが分かる。身体強化の上位スキル?」
「いえ。これは全くの別物です」
ディアはマサトの頭と体が警鐘を鳴らす。すると自分は相手から目を離すことなく分析した事を呟いていた筈なのに、急に後ろから聞こえた声に身体が危機を察知するし、ソレに刃を突き立てた。ハズなのにそこにはもうソレの姿はなかった。
「すいませ~ん!新しい装備のお陰で、魔力が枯渇してもう動けません。今日はこれぐらいでゆ・る・し・・・」
ドサッ!
いつの間にか元の場所に戻っていたマサトが、フラフラになりながら、大声で話しかけている途中で前のめりに倒れた。
「マサト!」
さっきまで余裕で見ていたはずのマリナもこれは予想できなかったのか急いで駆けつけ抱き起す。
「これはすごい・・・シド様、マサト君はまさか勇者なんじゃ?」
「いえ、彼は勇者ではありません」
「ならば何者なんですか?成長段階もまだ始まったばかりなのに、あんな末恐ろしい力を持っているなんて」
「あんな物、今のままでは使い物にすらならないのはお分かりの事。あれをどうするかはこれからのあの子次第ですよ」
「す、すいません。つい興奮してしまいました・・でも!「待って下さい!」」
シドは急に真剣な面持ちになり何かを感じ取るようにアングを制した。
「マズイ・・・まさか、彼が復活していようとは・・・」
「え?」
「しかも、こっちに一直線に向かっている。数は・・・2人!?」
「どうしたんですか?」
シドは諦めたようにいつ通りに戻る。
「まず、全員を集めて下さい。もう時間がありません。それで動かず、喋らず。何があっても騒がないでください。彼が来ます。」
「来る?誰が来るんですか?」
「・・・魔王ですよ・・・」
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次回投稿は今日は1:00予定とさせて頂きます!
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