15話 ギルドと契約って・・・其の5
本日2回目の投稿になります!
やっとこのタイトルも今回で終了となります。
色々と発覚した事や新たな謎(伏線)も出て来ていますので、色々予想してみて下さいね
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「おお!ベレニーチェ。ご苦労さん。」
「お疲れ様です。マスター只今戻りました」
俺たちはギルドに戻るとギルドマスター室に通された。先生は見計らったかのように玄関に入る前に飛んで来てそのまま俺の肩(いつもの定位置)に戻った。マリナさんはアングさんの前に来ると先程までの雰囲気はなくなり、ちょっと緊張しているように見えた。アングさんも最初に見た時のように半眼の眠たそうな感じに戻っていた。
「おお!帰ってきたか。色々見て回れたかい?」
「ええ、ありがとうございます!マリナさんのお陰で本当に助かりました」
「そうか、ちゃんと息抜きも出来たみたいだな」
「ええ!お気遣いありがとうございます」
「それでは、私はこれで・・・」
俺達に気を使っての事だろう、マリナさんはそう言うと退出しようと手を扉にかけた。
「いや、ベレニーチェもここ居てくれ。君にも話がある」
「え?」
扉に掛けた手を止め、振り返った表情は驚いていた。
「まあ、皆掛けてくれ」
アングさんはそう言うと俺達に応接用の椅子に座る事を促すと自分も執務机から立ち上がり移動する。
「話しと言うのは他でもない、マサト君条件にもう一つ追加事項があるんだ。・・・それは、このベレニーチェとパーティを組んでくれないか?」
「「ええ!?」」
アングさん唐突な提案に俺達は顔を見合わせる。
「驚く程の事はないだろう?ベレニーチェはの事は今日一日で何処まで聞いているかわからないが、まだギルドに正式に入って間もないのだが。入団試験を今までにない成績で通っている言わば将来のウチ主戦力になりうる人材だ、幸い入りたてと言う事もあって誰ともパーティを組んでいない。
ベレニーチェ、君にはこれから少しでも早く強くなってもらいたい、その為には優秀な師が必要だ。残念だがウチの今の状況では君に最適な人選をしてあげられる程の余裕はない。だが!彼とパーティを組むことによって、彼の師からの教えを同時に受けられるよう取り計らって頂く事ができた。
彼の師程の方は世界中、何処を探しても見つからない見識の深い方だ。どうだろう二人とも。ただしマサト君はわかっているね?」
「・・・先生・・・・・、ラングさんとグルになってまた嵌めましたね?」
「あ、バレました??」
「え?誰かいるんですか?」
自分たち以外誰もいない筈の部屋で、自分だけが知らない事に何か見落としていたのかと部屋の中をキョロキョロとしている。
「はい、僕の師匠が・・・もう、姿を出しても良いんじゃないですか?と、言うか最初からこの段取りも決まっていたんじゃないんですか?」
コン!
スゥーっと先生の姿が音もなく現れる。
「いえいえ、こんな細かく段取りを決めていた訳ではありませんけどね」
「え?ええ??」
「では、合格と言う事でしょうか?」
「はい、色々と見せて頂きましたが。潜在能力も問題ないでしょう」
「ド・・ドラゴン・・・ドラゴン!?」
「ええ?マリナさんの品定めまでしていたんですか!?」
「ええ、吾輩達と共にいると言う事はそれなりに危険も伴いますから」
「くっそぉぉぉ!またやられたぁ~!」
「これぐらいの事も見抜けないとはまだまだまだですね」
「それで、ベレニーチェ君はどうなんだ?もう決まっているんじゃないのか、なんせ名前で呼び合うくらいなんだし・・」
「もう!マスターがこうなるように仕向けたんでしょう!?」
「いやいや、僕は案内役をお願いしただけだよ」
「私の答えはもう解っておられるんでしょ!」
「君はどうなんだ?マサト君?」
「ああ~!悔しい!悔しいですが、断れる理由がありません!その代わり!このままじゃ腹の虫が収まりません!金貨をもう2枚追加してくれませんか?あと、先生には後で話がありますから。」
「ああ、そう言えば吾輩、後で所用があるのだった」
「ふふふっ、決まりだ!ようこそ!我がギルド・フォルテ支部へ!我々はお二人の入団を心より歓迎しよう!」
アングが片手を肩より上まで振り上げ、満面の笑顔を俺と先生に向けた。
「いろいろわからない事もありますが後で色々と教えて下さいね」
マリナさんはなんだか腑に落ちてないが少し嬉しそうに近づいてきて右手を出した。
「ええ、これからもよろしくお願いします!」
俺も満面の笑みで、マリナさんの手を握り返した。
「では諸君!細かい話は明日の昼一番に集合!それでは、解散!」
(結局また嵌められてしまった・・・やっぱりツイてない♪)
今回も読んで頂き有難うございました!
明日の更新は現在3時を予定していますが、
遅れたらすいません(T . T)




