10話 少しの成長、隠されていた真実・・・ ー其の2-
本日2話目の投稿になっています。
今回はネタ回になっています
・・・怖いけど、笑えたか笑えなかったかだけでも感想頂けると
今後の参考になるので、よろしくお願いします!
「今、決めないといけませんか?」
「はい、先程も言いましたが貴方の器は強力すぎるのです。冒険をするならそれなりの御覚悟を。一般人としての人生を選ぶなら器を封印し私は去ることになるでしょう。」
「そうですか、それはそうですよね。・・・因みに努力すれば魔法を使う事も出来るようになるんですか?」
「もちろん」
「勇者なんかにもなれちゃったりするんですか?」
「貴方次第でしょうね」
「姫様との出会いも?」
「あるかもしれませんねぇ」
「やります!冒険の方向でお願いします!」
先生の返答に即時手を上げ答える。
「昨日みたいな事よりもひどい経験をするかもしれませんよ?」
「大丈夫です」
俺は大きく頷く。
「人を殺す事もありますが?」
「大丈夫、大丈夫、だ~いじょ~うVです」
大きく2回頷いて、右手でVを作り顔に引っ付けて満面の笑顔で返す。
「そうですか、なんか軽い感じがしますが分かりました!それでは」
先生はそう言うと、両手で杖を持ったまま少し上げると勢いよくテーブルに突き降ろす。するとまた杖の先から光が広がり俺の身体が薄く光り輝く。
「あれ?なんか胸の部分が熱い!」
光が徐々に胸の中心部に向かって収束するように収まると急にその部分が熱く熱を発しだした。俺はシャツの下から熱の発する所をみる為にボタンを開けていくと中から妙な魔方陣が胸の中央に入れ墨の様に表れていた。
「契約の陣。これであなたは冒険を続ける限りその能力を何処までも天高く伸ばす事が出来ます。ですが止めてしまうとその能力や経験は全て封印されて再び冒険を続ける事が出来なくなりますのでお気をつけを」
「わ・分かりました。でも、そんな事が出来るんじゃあさっきの選択は必要なかったんじゃあ」
ポカッ!
「あ痛たぁ!!」
話し終わるもの待たずに先生は俺の頭をご自慢の杖でポカっとやる。
「まだそんな甘い事をいっているのですか!?そんなもの決まっているでしょう!後戻り出来なくする為ですよ」
先生はドンドン悪い顔になっていき、最後にはヘンダーソンのモノマネばりに醜悪な顔でニヤリと笑っていた。
「先生・・顔、ヤバい事になっていますよ」
「ああ!これはこれは私とした事が、はしたなかったですね。イカンイカン」
先生はちょっと舌を出しながら自分を窘める。
「何はともあれ、雅斗君!」
「あ、マサトで大丈夫です!」
「じゃあ、マサト、ようこそ!約束の大地ミスラへ!この大地は君が求める事をやめない限り、壮大なる冒険と多くの出会いを約束してくれるだろう!!」
先生は大げさに腕を上げたり下げたりしながら、歓迎の意を表してくれると右手を俺に向かって突き出した。
「これからよろしくお願いします!」
俺は先生の小さな手を握り返し、笑顔で応えた。
そして俺達の物語の1ページはココから始まった・・・・・
「それでは早速二つ目ですが!」
のは確かだが、まだ今日の投稿を締める気はないようだ。。。
「ほら、今日を締めるにはまだ尺が足りないから」
「尺?尺って・・」
「そこは気にしなくてよろしい!」
ポカッ!
「いだぁっつ!今、なんで殴られたんですか!??」
「いや、知る必要のない事を君が聞くから・・・」
「知る必要のない事って・・」
ポカッ!
「イイッ!!なんで・・」
「知らなくて良い事はしらなくて良いんです!それでは次にここのギルドマスターに・・・」
コンコンコン
「失礼、お呼びになりました?」
「もうおいでになりましたか、ですがマスター、立ち聞きですか?」
「立ち聞きなんて嫌だなぁ。私はお見舞いに来たらこの扉が開いていて、丁度私の名前が聞こえて来ただけですよ」
マスターと呼ばれた男は半眼に眼鏡、濃い紫色の神を無造作なままの髪形にしわしわのタバコを銜え常に眠そうな目をした、身なりからやる気の無さが滲み出ている中年の男が入ってきた。ギルドマスターってもっとこう筋骨隆々な百戦錬磨の戦士!って感じをイメージしていたのだが、しっかりとはしているのだが、どうもなんか頼りない感じがする・・・
「そうでしたか、それならばよろしいでしょう。マサト、今回君を助けて下さったのはこの方なのですよ?」
「初めまして、ココのギルドマスターをしているアングだ、よろしく」
「あ!」
「ああ、そのままで良いよ。楽にしていて」
俺は失礼に当たってはいけないと思いベットから出ようとするとアングさんは制止してくれた。
「初めまして神々御 雅人です。今回は助けて頂いて本当にありがとうございました!」
アングさんが愛想良く右手を差し出してくれたので、何か違和感を覚えていた俺は内心ほっとしながらその手を握り返す。
「いえいえ、こちらこそ調査官でもないのに囮になってもらって悪かったね。それにしても結構な怪我の重さだったけど、あいつら取り調べの間に魔法とか使ってたの?」
「いいえ?普通に一人に羽交い絞めにされて一人にボコられてただけですよ?魔法なんて使われていたら俺みたいな弱い人間は失禁ものだったんじゃないですか?」
「そ、そうか・・・それは本当に大変だったよね?」
「ええ!大変なんてものじゃなかったですよ!先生が助けを求めに行ってくれたって聞いたんですが、僕はてっきり見放されたものだとばかり思ってたので、さっき起きて先生と会えた時は先生のありがたみが心の底まで染み渡るようでした。」
「ああぁ!さっきあったのが久しぶりだったんだぁ・・・それは心細かったよね。因みにマサト君、レベルいくつ?」
「え?1ですよ?」
「1!?そう!そうかぁ、あれはギリギリだったんだねぇ。ははははは、それはヤバかったねえ・・・」
アングさんは何故か会話が始まった直後から、先生と俺の方を何度も交互に見ている。噛み合っているようでいない会話、アングさんの何かわからない動揺。それに気付いた俺はそっとわからいように先生を確認する。するとと口笛を吹きながら必死に視線を合わせまいとしている先生が見えた。
「・・・・・先生?」
「ん?どうしたんだい?」
「なんかおかしくありませんか?」
「なんの事だい?」
「微笑ましく時は流れているじゃないか!そんなことより・・」
「先生、隠し事・・・してますよね?」
「いや、隠し事だなんて嫌だなぁ。僕と君の仲だよ?さぁ!それではアング君、本題に行こうじゃ・・」
「先生!・・・してますよね!?」
「いやいや!・・」
「先生!!」
「あ、ああ!・・・それは!そう!あれだよ。ちょっとした行き違いが生じてだね・・」
「先生、まさかとは思いますが。アングさんに俺の偽情報を教えてたとか、ないですよね?」
「は、ははは~、ま、まさかそんな事はないよ!ね?アング君」
「え、ええ!そんな事はないですよ!俺はちゃんとレベルはまだ弱いが転移者だから強さは折り紙付きだと聞いてました」
「強さは折り紙付き・・・もう一つ、まさかと思いますが。一昨日の夜には話しが済んでいて、一度会いに来てくれる予定だった・・・なんて事、ないですよね?」
「イ?イヤダナァ、、、ソンナコト、アルワケナイジャナイカァ・・・」
「先生、今なら怒らないんで真実の事を言ってくれませんか?」
「イ・・・・・イヤ、ダカラホントウモナニモ・・」
「今考えたでしょ!間の長さがさっきより明らかでしたよ!?先生、もう解ってるんですよ?今なら間に合います。聞くのもこれで最後にします。先生、嵌めましたね?」
「はい、ちょっとだけやっちゃいました・・・」
「そうですか・・・」
先生の最後の言葉が終わると共に俺の掌は掌サイズの竜を力強く捕えていた。
「グエッ!な・・・何をするんですか!?怒らないと言ったじゃないですか!」
「先生、俺は怒ってません、怒ってませんが。悲しいんです!ちょっと思いの丈を聞いて貰えませんか!?」
「思いの丈ですか、それで良いのでしたらいくらでも・・・あれ?あれあれぇ~?吾輩を掴んでいる力が強くなってきているのは気のせいかなぁ~?」
「先生!俺の全力の思いの丈です!聞いてください!『裏切者』」
「い・・嫌です!さっき怒らないって!そう大体こういう時は皆怒らないと言って騙して来るんで・・あ!く・・苦しい!ぼ・・暴力反対ですよぉぉぉぉぉぉ」
(今回一番隠されていた真実はこれだったのかもしれない・・聞いてください『ぬか喜びツイてない・・・』)
今回も読んで頂きありがとうございます!
申し訳ありません手違いでラスト→アングに名前を変更させて頂いてます。
今回でやっと10話、自分の語彙力のなさ、文章力の無さを
痛感しております。
読みづらい中、読んで頂き本当にありがとうございます!




