第32話
今回は、保護者感謝日の最終日と、
アース王子と、花音七の再会です。
どうぞ、ご覧ください。
第32話 「アース王子と花音七、再会。」
そして、保護者感謝日の最終日に、
花音七を、心配した、
一条太陽ソレイユは、
七花の邸宅に、行って、着いた、
しばらくした後、
一条太陽ソレイユは、
こう言った。
「自分の気持ちを、俺に、
伝えて、ほしい。
自分の本心を。」
花音七は、彼の思いが、通じたのか、
涙流す気持ちに、なり、
一条太陽ソレイユに、
自分の気持ちを、伝えた。
「どうして、アースと、
離れ離れに、なったですか!?
私は、よく分かりません。
アースを、心配しています。」
一条太陽ソレイユは、
安心するように、
言葉を、かけ、
右手で、花音七の背中を、摩った。
「大丈夫ですよ。
アース王子様も、大丈夫ですよ。」
っと、答えた。
その後、
一条太陽ソレイユから、
花音七に、こう言った。
「外出てみたら、いかがでしょうか。
外の空気を、吸うのは、
良いですよ。」
花音七は、その通りに、
外に、出た。
一方で、アース王子は、
療養中の別荘で、
(なな。大丈夫かなぁ~。)
っと心の中に、思った。
すると、王妃が、こう言った。
「国王に、後で、
言っておきますから。
花音七の所に、行きなさい。
きっと、花音七も、
心配していますよ。
素晴らしい日に、
悲しむのは、良くないですよ。」
「分かりました。母上。」
っと、アース王子は、
言い、出て行った。
王妃は、心で、思った。
(大切な人を、託すのは、
よくありませんよ。アース。
大切な人と、過ごす事が、
大切な事です。)
そして、花音七は、外で、
ある人に、後ろで、
声を、かけられた。
「なな。」
っと、花音七が、振り向くと、
声を、かけたのは、変装した、
アース王子だった。
「どうして?」
っと、ポロリっと、泣いた。
そして、2人は、
歩きながら、お話しした。
「お前こそ、どうしてだ?」
「ソレイユさんが、外に、
出て見たらって、なりまして。」
「俺は、母上に、言われて。」
アース王子は、赤く染めて、
言った。
「ちょっと、行きたい場所が、ある。」
花音七は、不思議そうだった。
アース王子が、行きたい場所は、
ある神殿だった。
「なな。お前は、
ずっと、側にいるよな。」
「はい。ずっとです。」
「これ。」
っと、アース王子は、恥ずかしいながら、
小さなプレゼントを、渡した。
花音七が、開けると、
アース王子が、渡したものは、
真ん中にハート型の金属に、緑の宝石が、
入った、ペンダントだった。
花音七は、うれしかった。
そして、2人は、お互いに、
「俺は、あの時、
お前の事を、思った。
でも、アザが、できちゃって、
ごめん。
俺は、やっぱり、
お前と、離れるのは、しんどいな。
お前の事を、思ってしまう。」
「そうでしたか。
実は、私も、アースを、離れた時、
ずっと、心配していました。」
っと、その後、笑った。
そして、アース王子は、言った。
「これからも、よろしくな。」
花音七も、
「はい。よろしくお願いします。」
っと、返事した。
一方で、一条太陽ソレイユは、思った。
(2人は、離れる事で、
大切な思い、お互いに、
相手の事を、思っていた。
私は、この2人が、より国を、
良いようにして行くと、思う。
相手を、思いやる事は、
大切な事だからな。)
そして、保護者感謝日は、
終わりを告げ、その数日後の
第1小等学校の卒業、当日...。
いかがでしたか?
アース王子と花音七は、
お互いに、大切な人と、
思った、瞬間でしたね。
では、また、次回も、お楽しみに!!




