♥ 町中 / 広場 / 冒険者依頼のチラシ
◎ 一応、冒険者も存在しているので、マオに冒険者デビューさせてみました。
◎ 労働許可証を持ち、冒険者ギルドに登録している冒険者も居ますし、労働許可証を持たずに冒険者ギルドに登録している冒険者も居ます。
◎ 冒険者にも色々と種類があり、幅広いです。
◎ 冒険者ギルドを利用するのは、主にモンスター退治を職業にして生計を立てている冒険者になります。
──*──*──*── サドラロッテの町
マオ
「 なぁ、セロ。
此って何だろな? 」
マオは伝言板に貼り出されている貼り紙を見た。
セロフィート
「 其は依頼書ですね 」
マオ
「 依頼書??
クエストみたいなもん? 」
セロフィート
「 そうです。
此の依頼書は冒険者へ助けを求めるものです 」
マオ
「 冒険者かぁ……。
冒険者の依頼をオレ達が受けるって事は出来ないのか? 」
セロフィート
「 オレ達…です?
其の『 オレ達 』の中にはワタシも入ってます? 」
マオ
「 当然だろ〜〜。
オレ達は家族なんだぞ!
──で、どうなんだ?
受けれたりするの? 」
セロフィート
「 出来ません。
冒険者の依頼を受けたいなら冒険者ギルドで、冒険者登録をしなければいけません。
先ずは其処からです 」
マオ
「 そうなのか?? 」
セロフィート
「 伝言板へ貼り出されている依頼書は、冒険者専用の依頼書です。
其を勝手に剥がして持ち出すと犯罪になります。
冒険者ギルドお抱えの怖いお兄さん達に連行され、前科が付きます 」
マオ
「 そ、そう…なんだ…… 」
セロフィート
「 依頼は受けれませんけど、受け付けで頼めば依頼書は見せてもらえます 」
マオ
「 そうなのか? 」
セロフィート
「 依頼が受けたいと思えば、受け付けで冒険者登録をすれば良いです。
冒険者登録は直ぐ出来ます。
時間は掛かりません 」
マオ
「 へぇ〜。
じゃあさ、冒険者ギルドに行ってみようよ! 」
セロフィート
「 マオが行きたいなら 」
こうしてマオは、セロフィートと共に冒険者ギルドへ向かうのだった。