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ストライク  作者: ライト
36/38

十八回表:新生対王者

 七回裏。猛虎学園の攻撃。6‐2で猛虎学園リード。今の状況はノーアウト二、三塁。


どう考えても危険な状況だ。これであと1点とられたら……優勝はない。


 俊介は内野みんなを集めると作戦を言った。


「いいか、次のバッターはピッチャーの榎本だ。恐らく、一番打ち取りやすいバッターのはず。そうとう投げ疲れているからな」


「それでどうするんだ?」


 広和が言うと俊介はそっと口を開いた。


「榎本をフォアボールで出す」


 そこでみんな驚嘆な声を上げた。


「意味わかんねーよ! なんでわざわざ四球を選ぶんだ? 打ち取ったほうがいいだろ! 今の状況わかってんのか? ノーアウトだぞ? 普通なら、ここは打ちとってワンアウトに持ち込むだろ」


 広和の言葉に勇気もうなずいた。


「確かにな。でも、バットに当てた瞬間、俊足の海道は走ってくるぞ。1点でも取られたら終わりなんだ」


「それで、ノーアウト満塁にしてどうするんだ?」


 龍也の言葉に俊介は答えた。


「1点もあげずにワンプレーでスリーアウト取る」


「ス、スリーアウト?」


「そ、そんなことできるんですか?」


「今からそれをする。よく聞けよ、失敗は許されないからな」


 俊介はそれぞれの役割を言う。みんなうなずくとそれぞれ戻っていった。そして作戦通り、五番の榎本は四球で歩かせた。


「おいおい。ピッチャー相手に四球かよ」


「なに考えてるんだ?」


「勝負を投げ捨てたか?」


 スタンドの観客たちはみな不思議がっていた。榎本は少しふらつきながら一塁に進んだ。そして六番ショートキャプテンの赤織が打席に入った。


「何考えてんのかね。わざわざノーアウト満塁にしてくれるとは」


 赤織の言葉を無視して俊介はミットを構えた。ここから作戦開始だ。


 まずは、きついがインコースにボール球。隼人はそこに投げ込んだ。


「ボール!」


 主審が声を上げる。予想通り、赤織は振って来なかった。ならこれでどうだ。


 俊介はインコースの中に入れてきた。ストライクを取りにいく。隼人は渾身の一球を投げる。赤織はバットを振って当てた。打球は飛んでいき、レフトスタンド側に大きくファールした。


「あっぶね~」


 俊介はふっと安堵の息を吐いた。やはり当ててきた。次はアウトコースにボール球だ。これでカウントはワンストライクとツーボール。次はストライクを取りにいきファール。最後に外し、これでフルカウント。ここまでは作戦通り。


 俊介はバシッとミットの中を叩いて構えた。今赤織はストライクを取りに来ると考えるだろう。ノーアウト満塁でピンチなのに、わざと外す投手はいない。それに隼人のコントロールがいいことはみんな知っている。だが、あれがあることを忘れているはずだ。


 赤織は軽くバットを回して心を落ち着かせた。これでフルカウントだ。もうストライクを取りにくるしかない。だが、なぜわざわざボール球を投げさせたのだろうか。あのピッチャーはもう限界だ。打たせてアウトを取ればいいものの。だが、これで終わりだ。


 赤織はランナーにサインを出した。ピッチャーが投げた瞬間走って来い。海道、西条、榎本はヘルメットを掴んで了解した。


 俊介は笑みを浮かべるとアウトコースに構えた。ここで大きな博打が始まった。内野陣は緊張が走る。隼人はうなずくと、そこめがけておもいっきり投げた。


その瞬間、ランナーは一斉に走り出した。赤織はバットを回した。放たれたボールはアウトコースの中。捉えた。赤織は確信したときだった。バットの手元でボールが曲がった。ストレートと同じ球速の変化球。ボールはストライクゾーンから外れてボール球になった。ここでスライダー?


 打球はバットの先に当たった。緩いライナーがセカンドへ飛んでいく。それを広和が捕った。


「アウト!」


 二塁審が腕を上げた。広和はすかさず二塁へ投げた。


「戻れ! 西条!」


 赤織が叫ぶが遅かった。二塁に着いていた龍也が広和からボールを貰う。


「アウト!」


 これでツーアウト。そして龍也はすばやく一塁へ送球した。


「く、くそ!」


 飛び出していた榎本は頭から一塁に飛び込んだ。しかし、榎本は疲れて体が思うように動かない。足が重く力が入らない。体が鉛のようだ。


龍也のボールは一塁へ向かい、勇気が長い手足を伸ばして捕球した。榎本が戻るのと勇気が捕ったのはほぼ同時。みんな一塁審の判定を待った。審判は腕を上げた。榎本の腕が一塁に届いていなかった。


「アウト! アウト!」


「よっしゃ~!」


「トリプルプレー成功だ!」


「おれらすっげ~!」


 天龍高校の選手はお祭り騒ぎのように喜んだ。それがスタンドにも伝染し、今日一番と思われる大きな歓声が送られた。


 隼人はマウンドの上で腕を抑えながらふっと息を吐いた。


俊介はホームベースの上で呆然と立っていた。まさか、ここまでうまくいくとは思わなかった。赤織がライナーではなく、ゴロを打ったらどうしようと思った。野球の神様は、まだ自分たちを見捨ててはいなかった。


 ベンチに戻ると、みんなはしゃいで喜んだ。


「やるじゃねーか、俊介!」


 広和が言った。


「あの作戦はすごかったぞ!」


 真治が俊介の頭を叩きながら言う。


「すごい、すごい、みんなすごいよ!」


 灯は感激で大きく拍手していた。みんなまるで勝ったかのように嬉しそうに笑っていた。


「よし! こっから反撃だ! あと二回! 全力で行くぞ! 次のバッターは誰だ」


 そこでみんな静まり返った。次は隼人からだ。隼人はふらふらしながらバッターボックスにむかった。


「隼人……」


 猛虎学園のナインは一度ベンチ前に集まって円陣を作っていた。


「まさか、俺らがトリプルプレーやられるとはな」


 神風がへらへら笑っていった。


「あいつらも、バカにはできないな」


 皇乃がふっと笑みを浮かべた。


「悪いな、おれのせいで。だが、これで4点差だ。もうあいつらに点はやらない。最後まで全力でいくぞ!」


 赤織の言葉で全員が守備に着いた。


隼人は打席に入ると、死んだような目で榎本を睨みつけた。


榎本は肩で息をしながら隼人を見た。なんでこいつは、こんなぼろぼろになってまでも向かってくるんだろうか。


 榎本は剛速球を放った。凄まじい音を立てて西条のミットに収まる。そして二球目も同じように投げる。隼人はおもいっきりバットを振るが当たらずその場に倒れてしまった。


「は、隼人!」


「隼人さん!」


 俊介と縁が声を上げる。隼人はバットを杖変わりにして起き上がった。


「ま、負けるわけにはいかないんだ……」


 榎本はその姿に怖気づいてしまった。なんで、なんでそこまでなりながら……。もういいじゃないか。お前らはよくやった。王者猛虎学園相手によくやった。なのに、なんで諦めない!


「くっそおお!」


 榎本はストレートを放った。隼人はバットを振り、地面にボールを叩きつけた。打球は地面に跳ねられ高く上がった。


「走れ、隼人!」


 隼人はトップスピードで走る。一塁まで全速力だ。肺が苦しい。体が鉛のように重たい。でも、それでも一塁向かって走った。


 サードの海道は打球をジャンプして捕球した。


「た、高い!」


 そしてそのままファーストの一鷹へ送球。鋭いボールが一鷹のミットに収まった。隼人はヘッドスライディングで手を伸ばすがアウトになった。


「す、すげぇ。なんだよ、あの守備……」


 誰もが海道の守備に目がいった。捕球してからの送球まで無駄な動きが無い。だが、それはこの男もだった。


 八番信一はショートへの鋭い打球を放った。誰もが抜けたと思った。だが、ショートキャプテンの赤織がグラブを伸ばして捕った。そして、左足を軸に体を回転させその遠心力を使ってファーストへ送球。信一はすぐにアウトになった。


その一連の動作には芸術すらあった。全てが完璧。赤織は県内ナンバーワンの守備力を持っているのだ。


 九番の健太が打席にたった。健太はここまで全て三振で終わっている。やや疲れが出始めた榎本を叩くなら今だ。健太はおもいっきりバットを振ってマグレで打球は左中間に飛んだ。


「よし!」


 誰もがヒットになると思った。だが、センターの神風がボールに飛びつきアウト。


あっという間に攻撃が終わった。これで、次の回で点を捕らなければ、甲子園の道は一生閉ざされてしまう。


だが、猛虎学園は打線もすごければ守備も天才的だった。どこにも穴がない。どこに打っても捕られるように感じた。希望の光が閉ざされた感じがした。


 八回裏。猛虎学園の攻撃。バッターは七番の一鷹からだ。


「悪いけど、俺もここは打たせてもらうよ」


 一鷹はバットを伸ばして構えた。余裕の表情で隼人を待っている。


すると、隼人が鋭い目つきになって睨みつけた。その目を見て一鷹は怖気づいた。


ドパァァァァンッ


 俊介のミットから凄まじい音が響いた。周りも静まりかえってその光景を見ていた。


捕った俊介は一番驚いていた。このボールだ。隼人の本当のボールはこれだ。生きているように思い、球威も迫力もある最高のストレート。それがどうして今。


 俊介は隼人を見た。隼人は鬼のような目をしていた。もう1点もやらない目だ。死ぬ気のときの目はこんな目をするのだろうか。


 隼人は腕が壊れているとは思えない剛速球を投げる。そして一鷹、続く大村も三振で終わらせた。そして9番の松本が入る。松本相手にも、隼人は最高のピッチングを見せ、あっという間にツーストライクを奪う。


「す、すげぇ……。あいつ、まだこんな力持ってたのか」


 千石はわくわくしながら拳を握り観戦していた。


「本当にすごいね」


 前川が呟くと京介がうなずいた。


「ああ。人はここぞというとき不思議と力がみなぎるんだ。まるで、自分の体ではないように。今和田は、そんな気持ちだろう。死ぬ気ってもんはすごいな」


「和田隼人くん、復活ですね。すごいボールだ」


 川端は興奮してみている。


「ああ、やっぱ想いの力は強いね」


 森本はタバコを灰皿に捨てふっと息を着いた。


「隼人くん、まだあんな力があったんだ」


 灯は呆然と見ていた。もうダメだと思っていたから。


「いや、あいつはもうダメだ」


「え?」


 灯は鬼塚監督を見た。


「おそらく一時的なもんだろう。走っているとき、途中で体が軽くなったりしないか。どこまでも走れるような感覚に。これはランナーズハイって言って、マラソン選手はすぐにこれになって走りぬくんだ。でも、そろそろその効果も切れるはずだ」


 灯ははっと鬼塚監督から隼人のほうを見た。縁も同じように硬球を握り締めながら隼人を見た。


「隼人さん……」


 隼人は不思議な気持ちだった。体が軽い。何でだろうか。さっきまですごくきつかったのに。すっと俊介のミットを見た。あそこに放り込めば、この回は終わる。


 隼人は腕を挙げ、おもいっきり投げた。そのときだ。


「うっ!」


 隼人の腕が震えた。そして放たれたボールは大きくストライクゾーンを外れフェンスにぶつかった。


 隼人は左手で右腕を抑えた。や、やばい。痛み止めが切れた。傷みが、込み上げてくる。


「う、うわ、あああ……」


 隼人はその場にうずくまった。


「お、おい、隼人!」


 俊介たちがマウンドに集まった。


「大丈夫か? おい、隼人!」


 隼人は俊介の肩を掴んで起き上がった。


「だ、大丈夫だ。心配すんな」


 隼人はそういって少し乱暴に俊介からボールを奪った。みんな心配そうにしながら戻っていく。


「くそ。あと一回くらい持ってくれよ……」


 隼人は気力だけでボールを投げる。しかし、まったく力が出ない。ストライクゾーンから大きく外れた。俊介が腕を伸ばして捕球する。


「隼人」


「わ、悪い」


 隼人は俊介からの返球を受け取った。


「くそ。コントロールまでなくなった……」


 隼人は痛みをこらえて投げた。腕に激痛が走る。でも、だからといって逃げ出すわけには行かない。ここで終われば、二度と甲子園にはいけないんだ。


 ボールはストライクゾーンの中に。松本は剛速球が来ると思い、隼人のスローボールにタイミングが合わず、あえなく三振。


隼人はすぐにベンチに戻り、中の奥にあるトイレにいき、水で腕を冷やした。


「くそ。腕が……」


 隼人は腕が焼かれるように感じた。熱く、痛く、しびれる。こんな状態で次も投げられるだろうか。


 その間、ベンチではみんな隼人のことが心配で静まりかえっていた。


「あいつ、どうなったんだ?」


「さぁな。だが、隼人のこともだが、今の状況もどうにかしなければ」


 龍也の言葉で全員がバックボードを見た。


最終回。天龍高校の攻撃。6‐2で猛虎学園のリード。ここで悪くても同点にしなければ、天龍高校はここで終わる。


「クソ! 何か手は無いのか」


 真治が悔しそうに拳を握った。榎本は今連投で疲れている。だが、その勢いは収まらない。打てるようになったが、確実にヒットにはなるかはわからない。打てたとしても、猛虎学園の守備は堅い。何の策もなければ、簡単にアウトを取られて終わってしまう。


「俊介、どうするんだ!」


 真治は俊介に向かって叫んだ。俊介はベンチでうつむいていた。


 そこで龍也が口を開いた。


「今から作戦を言う」


「え?」


 龍也の言葉に全員が耳を傾けた。


「何かあるのか、龍也」


 直人が問い掛ける。龍也はいつも持っているノートを持ちながらうなずいた。


「ああ。あるにはある。だが、だからといって絶対に勝てるとは思うな。これはあくまでもたった少し勝率が上がるだけだ。それに、相手もこれに気づけば危ない。そして、チャンスはみんな一回だ」


「なんだよ。早く教えろよ」


 広和が急かす。龍也は唇を舐め、みんなに言った。


「全員全て初球打ちだ」


 その言葉に全員が戸惑った。


「な、なんで初球打ちなんだよ。少しでも球筋を見て、確実なのを打ったほうがいいだろ?」


 真治が言うが、龍也が首を振った。


「ちゃんとこれにも訳がある。今までオレは猛虎学園のデータを取ってきたが、榎本の弱点を2つ見つけた。一つが体力。今でもわかるように、あいつは飛ばしすぎてばてている。そしてもう一つが絶対の自信だ」


「どういうことですか?」


 勇気が疑問の表情で訊いてきた。


「あいつの一番自信のあるボールはストレート。あいつはストレートを勢いをつかせるために投げる。三振を取れるように、自分に自信も持たせる」


「だからどういうことなんだよ!」


 真治がしびれを切らして怒鳴る。そこで俊介が呟いた。


「そうか。あいつは初球は絶対にストレートだ」


「え?」


 全員が驚嘆な声を上げたとき、龍也がうなずいた。


「俊介のいうとおりだ。榎本は初球にストレートを投げる確立は100パーセントだ。今から言う。全員初球を狙え!」


 隼人はトイレから出ると、壁に背をつけ、その場に崩れ落ちた。


 腕が焼けるようだ。炎症を起こしたのか、熱い。傷みも、痺れもする。もうこれで終わりなのだろうか。ここで、負けてしまうのだろうか。


 差は4点。残り一回しかない。


 隼人は右腕を左手で握り締め、うつむきながら嗚咽を漏らした。


「クソ!」


 叫んだ声が響いた。その声が耳に響いて届く。いや、心に響いてきた。


「……ここまで来て……ここまで来て終わりかよ……」


 目から溢れ出てくる涙が頬を伝った。そしてユニフォームに落ちていく。


 隼人は左手で顔を抑えた。もう、勝つ気がしなかった。


「ごめん、縁……」


「……諦めるのか?」


 隼人は赤くなった目で声がした方を向いた。そこには鬼塚監督がポケットに手を突っ込みながら立っている姿があった。隼人の姿を見、そっと近づいてきた。


「お前はここで諦めるのか?」


 隼人はうつむくとふっと笑みを浮かべながら口を開いた。


「勝てるわけないでしょ。猛虎学園相手に4点差。しかももう一回しかない。仮に逆点したとしても、俺のこの腕じゃあいつらを抑えることはできない。……もう終わりなんだよ。ここで、俺らは負けるんだ。ここで、一生甲子園に行かずに終わるんだ」


 そこで鬼塚監督は深く息を吐いた。


「お前は昔と変わらないな」


「え?」


 隼人はそっと顔を上げ、鬼塚監督を見た。鬼塚監督はそっと隼人の隣に座った。


「実はな、前に俺はお前の試合を見たことがある。青雲中にいたときの試合だ。そのときこう思った。天才投手がいるってな。でも同時にこうも思った。自分勝手なやつだと」


「自分勝手?」


 鬼塚監督は自分の手の平を見つめた。


「お前、チームメイトを信じてないだろ」


「俺が?」


 そこで隼人はふっと笑みを浮かべた。


「そんなわけない。俺はあいつらを信じてる。あいつらならやってくれるって」


「でも、お前はここで負けると思ってるんだろ。つまり、みんなを信じてないというわけだ」


「でも、俺は……」


「中学大会決勝。お前は確かに西条のリードを信じて投げた。だが、そこからお前は変わった。試合は、全て自分がいないと勝てないと、思うようになったろ」


 そこで隼人は口を閉ざした。


「信じろ。あいつらは、きっとやってくれる。そのために、俺があそこまで鍛えたんだ。それに、三振だけが全てじゃないだろ」


 隼人涙を拭くとはすっと立ち上がった。右腕を押さえ、ベンチに向かって歩き出した。その表情は、まだ勝利を諦めていない顔だった。


「縁。俺が甲子園に連れて行く。待ってろよ」

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