白髪の死霊術師8
「ったく!
天井一面に槍が下がってるから上を気を付けてたら、足元に罠かよ!」 JB
「ん?
基本だにょろん」 ハルナ
「絶対作った奴は性格悪いぜ!」 JB
「(ゲームの中に3年近くもいると忘れそうだが、
織田姫子か藤凰院だよな…。)」 ハルナ
「っていうか結局“落とし穴でした”率、異常に高くねぇ~!?」 JB
「(確かに好きそうだ。)
…!?」 ハルナ
「あらあら騒がしいこと。
大変だったようね?」 女子爵
部屋への入り口を挟んで女子爵と対峙した二人。しかし、満身創痍の二人の前で突如のその入口に銀色に光るアーチが現れます。
「魔力を持つものはアーチを通ってはダメよ。」
「なんだと!?」
そう言って鎚を放つハルナ。しかし、魔法の鎚はアーチを通り抜けることなく弾き返されます。
「(魔力を持つもの…魔法の物器、人も入るのか?ならば…)
“治癒”、“治癒”、“治癒”…」
大地の魔法でぷるぷるに完治する二人、そして。
「(長方形の入口とアーチ。上の両側に隙間がある!)」
懐から小瓶を取り出し、隙間へと投げ入れるハルナ。同時にアーチを潜り、落ちてくる小瓶を捕えます。
ごきゅっ。
「魔力が素寒貧になればアーチを潜れる。
そして、魔法の薬で魔力全快だ!」 小瓶を飲み干すハルナ
「でも一人で…。」 余裕の笑みで見返す女子爵
「ふん、は~~~っ!」
がらがらごろがっしゃん
燃える拳で入口の横の壁を粉砕するJB。
「あら(…私の禁忌を。空気の読めない男!)」 女子爵
「おいっ(…私の見せ場を。空気の読めない男!)」 ハルナ
「ん? 基本だろ?
俺の前に道は無くとも、俺の後ろに道は出来る!
力とはパゥ~~~ワァァ~~~!マイティィィィ~~~!!」 JB
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