宝くじの当選金は、父が全額寄付しました(笑
私は、小さい頃から四葉のクローバーを探すのが得意だった。
雲一つ無いくらい晴れた気持ちのいい日に、河川敷に行く。
ぼーっと日当ぼっこしていて、何かがそこにあるような気がするから探してみたら、
「ほらあった」
宝くじも当たった。家族みんな買ったのも忘れてたんだけど、お父さんが新聞読んでたら当選発表のページ見つけた。それが、一等だったの。あの時は、ビックリしたけど高校の陸上インターハイの練習で忙しかったから、それどころじゃなかった。 当選金は、お父さんが受け取りに行ったみたい。
駆けっこも得意だった。町内の子には絶対に負けない自信あったんだ。小学生の時に、中学生の子に負けないくらい、高校生になったら、まわりにかなう子はいなくなった。そして高校二年のインターハイ、日本記録で優勝したんだ。在学中にいろんな所からお誘いがあったけど、「もう陸上は卒業します」って断った。 だって、小さい頃から女優になるのが夢だったの。
だから、劇団のオーデションが家の近所であるからって、応募してみたら――受かっちゃった。そこで本気で女優になろうって決めたの。
そしたら、また忙しくなって恋愛なんてできないかな、って思っていたら、運良く、プロ野球の選手と雑誌対談があって。お互いに、気があちゃったみたいですぐ食事に誘われて、それから何度か会った時に、プロポーズされちゃった。返事は保留中。 私は、たっちゃんって呼んでる。年棒1億円プレイヤー。
『華道 幸美』これが私の名前。ちょっとした有名人。インターネットで検索したら、すぐ見つかると思う。ツイッターのフォロワーも1000人超えた。この間の成人式で、成人代表の挨拶もした。
私は、「運がいい」って、よく言われる。
自分でも私は、「運がいい」って思う。
○
その男は、いつも声が小さかった。人前で話すときはもちろん、だれかと二人きりで会話している時も、ぼそぼそ喋って相手を苛立たせたりした。
「それで、何を落としました?」
お巡りさんが、二度目の同じ質問をその男にしていた。
「……財布を」
「あぁ、財布ね。どこか心当たりは?」
「……わかりません」
「わかんないじゃ、きついねぇ、まぁこれ書いて」
そういってお巡りさんは、その男に、紛失届を手渡した。
彼の名は、田中 邦夫。財布を落としたのは、もう何回目だろう。
こないだは買ったばかりのブランド物を落として、もう高い財布はやめようと決心して、
四葉のクローバー刺繍の入った財布を買ったのだ。そして今日は給料日だった。落とした財布は安物だったが、給料全部落としてしまったのだ。
「あぁ~、ついてない」
邦夫は、紛失届を書きながら、深い溜息をついた。
朝出勤時に、給料を引き出した。それから外回りの営業だったので、何処に落としたかなんて検討もつかない。
夕方に、タバコを買うために財布を出そうとしたら、もうなかった。
とりあえず銀行に連絡して、カードを止めたので警察に届けに来ていたところだ。
「あぁ~、ついてない」
家に帰って、この日何度目かの溜息をつきながらテレビを付けると、「私の半生記」という番組をやっていた。毎週ゲストを呼んで、その人の生い立ちを紹介する番組だ。今日のゲストは、『華道 幸美』だった。
高校生で陸上のオリンピック選手に選ばれたが、「女優になります」って引退した有名人。宝くじにも当たるし、某球団選手との婚約の噂もある。
「人生、良い方向にしか転ばない人もいるんだな……」
邦夫は、そうつぶやいた。するとTVのなかで、観客が同じ気持ちを代弁してくれていた。司会の人が、観客席に、「何か質問ありませんか?」って聞くと、ある人が、「そんなに運のいい人、本当にこの世にいるんですか?」と聞いていた。華道 幸美は、苦笑いしながら、「ここにいますよ」と答えていた。収録の最後に、クジ引きで景品が当たるゲームがあった、華道 幸美は、一等賞を当てていた。そう、邦夫が欲しかった車を当てたのだ。
あくる朝、邦夫はいつもより一時間家を早く出なければならなあった。
免許センターで免許証、銀行でキャッシュカードも再発行してもらわなければならない。
免許再発行に、証明写真代。今月いっぱい給料なしの上、この出費は、貯金が殆どない邦夫にとっては、痛手だった。免許証がないと、カード手続きも出来ない。同僚からどうにか借りた5000円も残り僅か。
免許再発行の手続き後、銀行に行く。
とりあえず親に、10万円、当面の生活費として工面してもらうことにしていた。
「――田中 邦夫様」銀行の受付に名前を呼ばれる。
(これで取り合えず必要な手続きが一通り終わった。)
そう思い一安心して、現金を数えながら、銀行を出ようとした途端、銃声がした。
「静かにしろぉぉ」「金を出せぇぇ」
覆面を被った男が二人、銃を片手に正面玄関から飛び込んできた。
するといきなり犯人の一人に、ただでさえ薄い髪を引っ張られて、銃口を突きつけられてしまった。
「妙なまねはするんじゃねぇぇ」
その犯人が口走った。邦夫は人生最悪の日だと思った。
○
劇団のスタジオでのレッスンは、毎日朝から晩まで、みっちりスケジューリングされていた。
誰でも入れる大所帯の所じゃなく、講師がワンツーマンで指導する少数精鋭の所。
入るために必要なのは、よほどの素質かよほどの大金らしい。私は、どうしてもここに入りたかった。競争率50倍という難関を突破できたのは、お金じゃなくて、素質を認めてくれたのだと思いたい。
今日は、朝からボイストレ、筋トレ、演技レッスン、筋トレ、演技レッスンと一つにつき120分のレッスンだから、計10時間。
「あ~疲れた。筋トレ2本はきついわ」
同期の敦子が、額の汗を拭いながらぼやいた。
「ほんと、明日は筋肉痛で大変だよ~」
私も嘆いた。明日も4レッスンあるけど、あちこち痛くてレッスンどころじゃないかも。
劇団を出るころには、もう午後9時を過ぎていた。レッスンが5本ある日は、いつもこれくらいの時間になる。私の家は近所なんだけど、敦子は電車で30分くらいかかる。だからいつも駅まで送っていく。
「ね~明日きついから、ぱ~っと映画にでも行かない?」
敦子の悪い癖が始まった。
「パス」
私は、即答した。
「あんたは、何のためにここに通ってるの? だいたいこの間も風邪で休むっていいながら、街でふらふらしてるところを先生に見つかった所でしょう」
「はいはい、冗談です。幸美お母様っ」と敦子は私の説教モードをかわそうとする。
「……あ」ふと暗闇に、何かが落ちてるのが見えた。
「財布!?」
財布が落ちていた。敦子と慌てて中身を確認する。
「わぁ、たくさん入ってる!」
敦子が目をまるくして、演技中のような声を上げた。
財布こそ地味だが、中身は、20万を軽くこえている。
思わず二人で顔を見合わせてしまった。
キャッシュカードに、免許証まである。
「流石に……これは、届けないと」
敦子にしては、まともな事を言った。
「うん、田中さん、絶対こまってるね」
免許書の写真を見ながら私が答える。
「よし、今日は遅いから、明日交番に行こう。私が持ってると、何かあるといけないから、幸美が持っててね」
「何かって、何よ」
私は、笑いながら敦子に突っ込んであげた。とかいいながら、敦子も人様のお金をねこばばするような子ではないのは、私が保障する。
「わかった。明日、交番に届けてから、スタジオに行くね」
明くる朝、お父さんと一緒に家を出る。
「今日は、早起きだな」
「うん、レッスン前に、財布を交番に届けに行くの」
「いつもこれくらい早起きだと、みんなそろってご飯食べられるのにな」
「はいはい」
父を駅まで見送って、交番に行こうとしたら、銀行の前がやけに騒がしい。
サッカーの日本代表戦でもやっているのかと思って覗いてみた。
――強盗?!
銀行の中には、明らかに犯人って格好をした犯人らしき人物が二人いて、そのうち一人が人質をとっている様子。
それから数分もしないうちに、遠くからサイレンの音がけたたましく鳴り響いて、こちらに近づいてきていた。刑事ものの映画のような場面に、実際に出くわすなんて思ってもいなかった。
だいたいあの人質になってるおじさん、今にも泣きそうな顔をしていて、何処となくいじらしい。まてよ、何処かで見たような……
――田中さん!
そうだ、間違いない。人質になっているあの人、この四葉のクローバ刺繍の入った財布の持ち主で、免許書の写真そのもの。
あぁ、なんて偶然、これで交番に届ける手間が省けた。何てそんな事思っている場合ではない。
あまりの事に、その日はレッスンに行くことも忘れてしまっていた。
スタジオの掲示板に、次の公演で、私が主役に抜擢されている旨の告知が張られていることも後から知った。
○
「あの~田中 邦夫さんですよね?」
やっとの思いで人質から解放された邦夫は、事情を聞かれた警察署から帰ろうとした時、若い女の子に声をかけられた。
「はい?」
散々な目に会い、邦夫はもうくたくただった。
とりあえず、今日はもう家に帰って休みたいと思っていた矢先、
「これ、昨日落ちてましたよ」
といって、女の子が差し出したのは、邦夫の財布だった。
「あっ、それ俺の」
邦夫は思わず目を丸くして、声を上げた。
女の子は微笑みながら、財布を邦夫に手渡した。
邦夫には、女の子の顔が天使のように見えたことであろう。
「あぁ!」
邦夫は、更に大声を上げた。
「テレビで、見た見た!」
そう邦夫の前に立っている女の子は、あの華道 幸美だった。
「し~~っ、財布はちゃんと返しますから、大声を出さないでください」」
幸美は人差し指を立てて、邦夫が騒ぎ立てるのを制した。
「あ、ありがとう」
「you’re welcome!」
そういって颯爽と立ち去ろうとする幸美に、慌てて邦夫が駆け寄る。
「お礼を、何かお礼をさせて下さい」
「気を使わなくてもいいですよ」
「でも、そうしないと気がすまない」
「本当にいいですから」
「じゃ、じゃあこれ、もし何かあったら、ここに電話して」
そういって、邦夫は半ば強引に名刺を幸美に渡した。
その帰り、邦夫は久しぶりにパチンコ屋に行った。
1000円札を台に入れて、流れ出てくる銀色の玉。
邦夫が弾き出したその玉は、まっすぐに中央のチューリップに吸い込まれた。それから数時間、邦夫の後ろに出玉が山と積まれた。
久々の大勝だった。
○
こないだ、テレビの収録に行った。収録の最後に、クジ引きで景品が当たるゲームがあるんだけど、やっぱり一等賞引いちゃった。
なんだか、みんながシラけちゃって。観客席の方で「ヤラセ?」みたいなこと言ってる人もいたわ。免許もない私が、「車」当てても仕方がないのに……
その後、番組が放映されてから、テレビ局に「ヤラセですか?」という問い合わせが何件かあったみたい。
あと他にも、「なんでのその人ばかり運が良いのか?」
「少しくらい不幸を分かち合え」なんて抗議も。
週刊誌にも載ってた、どうもその当てた車のスポンサーCMに私が出てるから、当てさせた――って。
「もう怒った。完全に切れたわ(--#」ってツイッターに書き込んだ。
そしたら次の日、ネット掲示板では凄いことになってた。
「『華道 幸美』は神か悪魔か?」
「『華道 幸美』ヤラセ疑惑」
この時点では、まだ私の味方も多かった。めちゃくちゃ悪口書いてる人もいたけど、興味半分で面白おかしくしたいだけ――って思える程度。
それから数日のうちに、私が書いたエッセイが新人賞をとった。
そして、劇団での主役の座が決まった。
それらが新聞の芸能面にでかでかと載ってしまった。
「やっちゃった」って正直思った。でも私にはそうなるイメージがあったし、それ以外のイメージがなかった。そうなるって、思うと必ずそうなる。今までずっとそうだった。
ここまでくると、周囲の私を見る目が違っていた。
私の新人賞も、劇団での主役抜擢も「ヤラセ」ってことになるそうだ。
人の苦労も知らないで――涙がこぼれた。
「私の努力を、インチキですませようとするな!」
ツイッターに書き込んだ。
でも、まだ私の味方もいた。
「ヤラセ」にしては、規模が大きすぎる。って冷静な人もいたし、
エッセイの出版社は、新人賞の審査基準を公開して、ヤラセではないと主張してくれた。
劇団も、実力の上での主役抜擢だと表明した。
すると今度は、「そんな幸運な人が、この世にいるのはずがない」と言い出す始末。
「華道 幸美は、魔女」なんて書いてる雑誌を読んだ。
もはや「人」ですらない私。
連日のワイドショーの余波で、車のCMは打ち切り。
ほとぼりが冷めるまで、劇団にも顔を出せないから、敦子にも会えない。
たっちゃんですら「今は、会わないほうがいい」なんて言ってる。
お父さんは、会社で散々な目にあっているはずなのに、「今は、我慢しよう」って励ましてくれた。
お母さんは、買い物に出るたびに変な人に声をかけられる。って言って家に引きこもってしまった。
これって現代版「魔女狩り」じゃないの?
もう家から一歩も出たくなかったし、出られやしない。テレビをつけるのも怖いから、インターネット見てたら、掲示板にもあれこれ書いてた。
「魔女に鉄槌を!」って煽ってる人もいた。もうそこに、私の味方はいそうになかった……。
布団を、頭まで被って塞ぎ込んだら、また涙がこぼれた。
次の朝、目が覚めても布団から出なかった。カーテンを明けなければ、朝か昼かもわからない。
これくらい落ち込んだのは、久しぶり。
あれは、高校生の時。大会前だというのに部活の練習中に足を挫いて、それでも無理して練習していたら余計ひどくなって……
その時は、お医者さんに足をちょん切るぞって脅かされて泣いて悔やんだっけ。
あのお医者さんって今から思えば、田中さんに似てないかしら。
「名刺……」
そういえば、田中さんの名刺もらったんだ。名刺には、ちゃんと携帯の番号が書いてある。一瞬躊躇ったが、かけてみることにした。
「トゥルルルル……」
出ない、出ない。十数回コールする。もはやこれまでかと諦めかけた途端、
「もしもし……」
懐かしい田中さんの声が聞こえてきた。
「もしもし、私、華道 幸美です」
私は誰かの声が聞きたかった……
「あぁ、君か! 連絡取りたかったんだ」
「私もです」
「君に財布を返してもらってから、すごい事になってしまって……」
「こっちもなんです」
「うん、大変みたいだね、話がしたいんだ、大切な話。どこかで会えないかな?」
「夜になったら、駅の前の喫茶店で」
「うん、例の銀行の近くだね」
「そうです、では今晩7時に」
「うん、了解」
短い電話だった。
冴えないおじさんなんだけど、声が聞けてよかった。
会えると思うと、何だか楽しみになってきた。
○
6時30分。私は大きなサングラスに、地味なニット帽を深々と被って顔を隠しながら喫茶店に向かった。
約束の5分前に喫茶店に着く。モダンなレンガ作り。古い洋館のような喫茶店の一番奥に、田中さんがいた。
「話と言うのは……」
コーヒーを二つ頼んで、ウエイトレスが行ったのを確認して、田中さんが切り出した。
「君に出会ってから、というか、財布が帰ってきてからおかしいんだ」
「おかしい?」
「うん、君もしかして……魔女?」
「!」
この人まで私を魔女呼ばわりするなんて、
「……何ていうか、運がすごく良くなった」
私が嫌な顔をしているのにも構わず、田中さんは続けた。
「パチンコで大勝ちして、競馬も勝った、仕事もうまくいって気味が悪いくらいだ。仕事は営業なんだけど、契約なんて1つも取れなかった俺が、いまではNo1になちゃうんじゃないかってくらい」
確かに田中さんは以前にあった時とは、別人のように明るくなっていた。
なにより話し方が違う。発声のレッスンしたのかしらというくらい、ボソボソ言わずに堂々と話している。
「君に恩返しがしたい。次は僕が君を助ける番だ」
田中さんははっきり言った。恩返しって言われてもねぇ、鶴や猫じゃあるまいし。
ぽか~んと話半分に聞いてる私に、田中さんは続けた。
「僕が、君を魔女から天使にしてあげよう」
この人は、ただのオカルトマニアだと私は思った。
「この能力は君のものだ、君が生まれつき持っている力なんだよ。しかし、それが財布を返してくれた時に、なぜか僕に引き渡されてしまった。でも僕は気づいたんだ、この能力が無くてももう僕は大丈夫だって」
「……はぁ」
田中さんは、一人熱弁を振るう。
「だってこの今の僕に怖いものは無い、「ぽじてぃぶ」を手に入れたからね」
「「ぽじてぃぶ」?」
「そう「ぽじてぃぶ」、これさえあれば大丈夫」
発音は可笑しいが、要は前向きに生きるってことね。
「僕が君の力を奪ってしまったから、君は今苦境に立たされたいるんだ」
本当にこの人は大丈夫なんだろうか。私は薄気味悪いものを感じていた。
「この力を君に返すときが来た、そしてタイミングよく君の電話があったんだ」
どうやってその力を返してもらえるのかしら。まさか魂と交換とか言われたりするのかも。
あきれ顔で聞いている私に、ウェイトレスがコーヒーを持ってきた。
「どうしていいのか僕にもわからないけど、とりあえず僕と君が一緒にいればいいはず」
(はいはい。)
私は、話の先が見えずつい油断してしまったらしい。
「だから結婚しよう」
――ブーー。コーヒーを勢い良く噴出してしまった。
「何ですって?」
「僕と結婚してください。幸美さん」
田中さんの手にはいつの間にやらエンゲージリングのケースが握られていて、その中にダイヤモンドが妖しい輝きを放っていた。
○
人の噂も七十五日とは良く言ったもので、二月以上もすればマスコミから私の噂は消えていた。
たっちゃんとはもう会っていないし、会うことも無いだろう。
主役の話は流れちゃったけれど、劇団にも復帰して遅れたぶんを取り戻すため猛特訓している。戻った日に、敦子は泣いて迎えに来てくれた、友情は健在だった。
家は、慌ただしかった。新しい車の納車がもうすぐだし、結婚式の準備にみんな猫の手も借りたい様子。
私は、免許取る気も無いので、車の運転は、旦那に任せるとしよう。
○
何もないところに、この星が生まれた。
そして、この星に「生命」が誕生した。
その「生命」が、幾度も絶滅しそうになりながらも、進化した。
やがて人間が生まれ、子を作り、その子が大きくなり、また子を作る。
そうして何千、何万のご先祖様が、私たちに繋いでくれた、リレーのバトンのような「生命」
今、「自分」という生命が生きているという事自体が、とても強運な事ではないの?
だから、私は「運がいい」
泣いて、笑って、怒って、感動できるってそういうことじゃないの?
あなたも晴れた日に河川敷に行ってみれば、四葉のクローバーが見つかるはずよ。
ほら、あなたも「運がいい」