第一話
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
枕元のスマホからうるさいアラームが鳴り、その爆音で目が覚める。画面に映る時刻は8:00を示しており、起きないとと思いながら斉賀眠太は重たい体を起こす。
いつも通り朝食を食べながらSNSでニュースを見ていると『魔法による被害拡大、魔法省はより厳しい規制を』という見出しを見つける。
「またかぁ」
最近になって頻繁にこのようなニュースや見出しを目にするようになり、朝から憂鬱な気分になるときもある。
もっと面白いニュース流せよ…
という文句を味噌汁と共に喉の奥へと流し込んでいると玄関の呼び鈴が鳴った
「おはよう、起きてるかい?」
「おはようさん、起きてますよ」
呼び主はイケメンで天才で金持ちの剣城天であり一応親友である。
「今日の講義、早くしないと席埋まっちゃうからもうそろそろ出たいんだけど、大丈夫かい?」
「ちょい待ち、5分だけ時間くれ」
「そこはくださいでしょ、待ってあげてるんだから」
「あざっす」
適当にあしらいながらも少し早めに準備を進めて天とともに学校へ向かった。
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教室に着くとぼちぼちと席が埋まり始めていた。自分たちはいつもの定位置が空いていたのでそこに座り、講義が始まるまで雑談をしながら待っていた。
「そういえば最近魔法による被害が結構出てるらしいね」
「俺らにあんまり関係ないだろ」
「いや、魔法なんて身近にあるものなんだからもうちょっと気にしようよ」
「まだネタ投稿見てる方がおもろい」
「君ってやつは…」
そうこうしている内に教授が教室に入り、講義が始まった。
「えー今日は魔法決闘法についての講義をしていこうと思います。」
でた魔法決闘法。
「"魔法決闘法とはその名の通り魔法による決闘であり、意見が対立した場合や階級争いなどが起きた際の最終手段として用いられる。"
と記述されていますが、この決闘法が国家単位で行われたことがあります。それはいつの出来事で何を決めたでしょう、剣城君」
「はい、1986年にヤハンとモニアの国境を決めるために行われました。」
「正解です。ヤハンとモニアでは当時40年に続く領土問題が存在しており、それの最終的な決定はこの決闘法によって決められ、これ以降国家単位の決闘は存在していません。
しかし、国内では階級争いなどで多くの決闘が起こっており、ここ最近では定印家と多由良家の決闘が有名ですね。あの決闘は〜〜」
教授の講義や世間話を耳から耳へ流しながら今日の昼飯やらなんや考えていると教授がある話題に触れた
「そういえばここ最近不審者による魔法被害が多発しています。なんでも暗闇からいきなり出てきてはナイフを投げてくるらしいです。大変危険ですので夜一人で出歩かずに必ず複数人で。」
自分が思ってたより悪質な事例だったらしい。暗闇からのナイフは流石に危険すぎる。
不定期で自己満作品なので暖かい目で見守ってください




