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コーヒーブレイクパート4~コラム・・・書いてみたり~

コーヒーブレイクパート4~コラム・・・書いてみたり~


著者「と言うわけで、第4部の途中ですが一区切り付いた感じなので、この小説の核となっているパート、『ホルン』について解説しようかと思います。」

松島「なんか今更やな?なんでや?」

著者「それは読者の方々から『是非、ホルンのことを!!』等々数多く要望がありまして・・・」

島岡「(感想を読む)・・・なんや、んなもん全然ないやん。」

著者「(ギクッ)」

三浦「きっとあれですよ。他の先生方があんまりホルンのこと詳しく書かないから、それに据えかねて・・・」

著者「(ギクッギクッ)・・・まぁ、そのあたりは置いといて、せっかく新しく入部した大原さんの為にも書こうかと思いまして・・・」

島岡「あっ、こいつ誤魔化したな?これやからお前はヘタレと・・・」

著者「煩い煩いっ!とりあえず先進めるぞ~」


~ホルンの歴史~

著者「ホルンの歴史はかなり古く、さかのぼれば『原始時代』からあったと言われています。牛の角などで作った角笛にマウスピースを付けた物なんですがね。角笛を訳すと『horn』(英語)、『Horn』(ドイツ語)、 『cor』(フランス語)とまぁ、今の名前そのまんまだね。」

三浦「ホルンというより管楽器の原型みたいなものですね。」

著者「そうだね。まぁ今のような形になったのは16世紀に入ってから。それまでは大きな円形だったんだけど、2重巻きの楽器になったんだね。これが『ナチュラルホルン』と呼ばれるものです。」

島岡「へ~そんなホルンがあったんや。」

著者「うん、ちなみにロータリーなんてなくて、自然倍音のみだけど・・・」

松島「うへ~それだけでどうやって全音とか半音とか表現するんや?」

著者「そこは右手で操作するんだよ。君達も普段から微妙なピッチは右手で調節しているだろ?それを極端にして音を変えるんだよ。手をある程度入れて音をこもらせる『ハーフミュート』で半音から全音下がり、そして手を完全に入れて独特な金属音が出る『ゲシュトップ』で半音から全音上げる。」

三浦「なるほど~ゲシュトップの演奏方法はこのときに発明されたんですね。」

著者「そういうこと。というか、モーツァルトやベートーベンの時代でもこれだったという・・・」

島岡「なんや~有名なモーツァルトのホルン協奏曲もこれでやってたんか・・・えぐいな。」

著者「まぁそこで18世紀に、替管(かえくだ)と呼ばれる短い管を差し替えることを思いついたんだね。これであらゆる調を演奏できると・・・」

大原「それだと、なんか忙しくありません?吹くたびに管を差し替えるんでしょ?」

著者「その通り。だからあんまり流行らなかったらしい・・・」

島岡・三浦「・・・意味無いじゃん」

著者「まぁ、落ち着け。そこでだ、1814年にバルブが開発され自由に音が変えれるようになったんだよ。」

三浦「お~ようやく今のホルンらしくなってきましたね。」

著者「そそ。でもね・・・当時はこれをよしとしない人が多く居たんだよね。」

島岡「なんでや、便利やのに・・・」

著者「うん、やっぱり『ナチュラルホルン』の演奏方法による独特の音色が好きだったんだね。まぁ、時代が変わって『やっぱりバルブは便利だ~』という事になって、今の様に落ち着いたわけだ。」

一同「「なるほど~」」


~ホルンの種類~

著者「さて、ホルンにも他の楽器の様に色々種類があるけど・・・大原さん、ホルンの種類どれだけ言える?」

大原「これでも中学で音楽してたんですよ、一杯言えますよ。まずこの『ホルン』でしょ。『フリューゲルホルン』『アルトホルン』『テナーホルン』『イングリッシュホルン』『バセットホルン』、それと『アルペンホルン』!!」

島岡・松島「「・・・ナンカチガウ、トクニサイゴ」」

著者「まぁ、普通はそう答えるだろうな・・・全部違うけど。」

大原「・・・てへ♪」

著者「笑って誤魔化したか。ちなみ『フリューゲルホルン』『テナーホルン』はサクソルン族と言われる金管楽器の仲間で、『アルトホルン』は『テナーホルン』の日本語名、同じ楽器だね。『イングリッシュホルン』『バセットホルン』にいたっては、そもそも木管楽器だよ。でも、『アルペンホルン』が一番近いかも知れないね・・・構造的に。ブラームスの第1交響曲最終楽章ではホルン奏者が『アルペンホルン』を担当するから・・・」

大原「じゃぁ1個は当たりと言うことで・・・」

著者「でも違うから・・・まぁ、いいや。じゃぁ三浦君。お手本に答えてくれたまえ。」

三浦「え~と、『シングルホルン』『フルダブルホルン』『セミダブルホルン』『トリプルホルン』でしたっけ?」

著者「・・・お約束通りの答えだね。それも違うから。」

島岡・松島「「え!違うんか?!」」

著者「お前らもか。まぁ、これも吹奏楽経験者ならそう答えたくなるけど、違うよ。今、三浦君が答えたのは『フレンチホルン』の構造の種類だから・・・正解は君たちが持っている『フレンチホルン』、そして『ウィンナホルン』、最後に『ナチュラルホルン』の3種類。『メロフォン』も近い構造をしてるけど別扱いみたいだね。」

三浦「あれ?『ナチュラルホルン』ってさっき出てきた昔のホルンじゃぁ?」

著者「ふふふ、立派に現代でもあるホルンだよ。パリ国立高等音楽院にナチュラルホルン専攻コース

があるくらいだからね。」

三浦「マジでかすか・・・」

著者「マジマジ。まぁ、君たちは『フレンチホルン』しか使わないから大丈夫。」

大原「じゃぁ美味しそうな名前のホルンって?」

著者「『ウィンナーホルン』じゃなくて『ウィンナホルン』ね。こいつは『フレンチホルン』の様な『ロータリーバルブ』ではなく、『ウィンナバルブ』という平行ピストン可動方式というバルブを持っているホルンでね、音色も柔らかく自然に近いということらしいよ。演奏方法もちょっと違って難しい。有名処では『ウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団』が原則この楽器だね。日本にもいくつか『ウィンナホルン』を扱う楽団があるよ。」

一同「「なるほど~」」


~ホルンの構造について~

著者「さて次はホルンの構造の種類です。まぁ、『フレンチホルン』のみ対象ですが・・・」

三浦「『ウィンナホルン』は違うんですか?」

著者「『ウィンナホルン』はF管シングルのみだよ。」

三浦「そうなんですか・・・」

著者「そそ、だから高音の倍音が多く難しい楽器なのです。で、『フレンチホルン』はさっき三浦君が言った『シングルホルン』『セミダブルホルン』『フルダブルホルン』『トリプルホルン』とあるわけだけど・・・」

大原「その『シングル』とか『ダブル』ってなんですか?」

著者「うん。それはね、まさに管が備え付けられている本数なんだよ。『シングル』ならF管またはB♭管のみ、『ダブル』ならF管とB♭管が二つ付いている。だから『ダブルホルン』は音域によってF管やB♭管に切り替えることができるんだよ。」

大原「じゃぁ、『トリプル』って・・・C管でも付いているんですか?」

著者「違う違う。『トリプル』には『ダブル』にHighF管が付いていて更に高音が出やすくなるんだよ。『ダブル』でもHighF管の組み合わせの楽器があるよ。また、『シングル』でもHighF管のみというのもあるね。このHighF管を持ってるホルンを『ディスカントホルン』と言うね。」

三浦「お~それだったら高音が楽に・・・」

著者「ところがどっこい違うんだよね。高音の倍音の間隔が広くなっただけで、楽にはならないよ。お陰で当たりやすいけど・・・」

松島「なんて微妙な・・・」

著者「そそ、だから重量が増えて体力使うから『トリプルホルン』は結構敬遠しがちになるんだよ。」

大原「『ダブル』でも重いですから・・・」

著者「だよね。ホルンってある意味左の小指一本で支えている感があるからね。お陰で右利きの私が右手より左手の方が握力強かったりする・・・そこで少しでも軽くする為に『セミダブル』というのがあるんだよ。」

松島「俺が吹いている奴だな。」

著者「そそ。これは基本はB♭管なんだけど、F管に切り替えた時に足らない分管が増えるんだよ。」

大原「なんでそれで軽くなるんですか?同じような気がするんですけど・・・」

著者「んとね、分かりやすく言うと、『フルダブル』は主管から通ってそれぞれF管とB♭管に分かれるけど、『セミダブル』はB♭の場合は主管→B♭、Fの場合は主管→B♭→足りない部分と言う風に流れるんだよ。こうすることによって『フルダブル』より全体的に管の長さが短くなると。」

大原「なるほど~それで軽くなるんですね。」

松島「どうりで軽いわけだ。」

著者「まぁ、欠点はあるけどね。」

松島「え?そうなんや。」

著者「F管で音を出す時には、B♭管を通った後F管も通ることになるので、管の中の凹凸を多く通る分、音が影響を受けるという・・・」

三浦「それ。微妙な欠点ですね・・・欠点と言うかなんというか・・・」

著者「うん、微々たるものかもね。」

大原「(ホルンのパンフレットを見て)先生!これ何ですか?『フルダブル』なのに親指のところにキーが2つあるんですけど?」

著者「先生って・・・こそば痒いな。これはね『ゲシュトップキー』と言われる奴だね。」

三浦「ゲシュトップって、あのゲシュトップですか?」

著者「そうそう、あのゲシュトップだ。さっきも説明したけどゲシュトップをすると高くなると言ったよね。」

三浦「はい」

著者「で、そのキーを押すことによって、その時高くなる音を引き下げる構造になっているんだよ。だから、ゲシュトップをしても楽譜通りの指回しでいけるということだね。」

島岡「なんか微妙な機能やな。F管で半音下げれば終わりやと思うんだが・・・」

著者「ところが、B♭管で出すと2/3~3/4音が変わるから替え指による回避が難しくなるんだ。B♭シングルホルンやB♭/HighFデスカントダブルホルンに結構これが付いているよ。まぁ、ホルンを選ぶときには、まずは『シングル』『ダブル』の管数、次に『F管』『B♭管』『HighF管』の管の種類を考えて決めたらいいよ。あとはそれに付随するものだから。」

一同「「はい!!」」


~ベルへのこだわり~

著者「お次はベルの材質についてだけど・・・」

三浦「それって見た目以外に何か意味あるんですか?」

著者「そりゃ楽器を構成する材質が違うから、音色にも影響あるよ。まぁ、この材質についてはホルンだけでなく、全ての金管楽器に共通することだけど。」

松島「で、どんなのがあるんや?」

著者「ホルンに関わらず、金管楽器は『真鍮(しんちゅう)』と呼ばれる合金で作れれているのは知ってるよね。」

島岡「まぁ当たり前やな。銅と亜鉛の合金やな。」

著者「そうそう。でだ、この銅と亜鉛の比率で色々な種類のベルができるんだよ。」

三浦「へ~何種類あるんです。」

著者「ざっと4種類。まずは銅70%、亜鉛30%で『イエローブラス』と言われるものができる。音色は明るくなるね。一番一般的じゃないかな。」

大原「私の楽器がそうですね。」

著者「そうそう。そしてここから銅の含有量が増えていく。銅85%の『ゴールドブラス』、銅92%の『ローズブラス』、そして極め付けが銅98%の『レッドブラス』となる。『ゴールドブラス』→『ローズブラス』→『レッドブラス』の順でダークで落ち着きのある音色になるね。」

三浦「あれ・・・僕の楽器はそこに無いんですが・・・」

著者「うん、それはね、もう一つの『洋白』と呼ばれる別合金だからだよ。『ニッケルシルバー』と言ってニッケル・銅・亜鉛の合金なんだよ。明るく、ハキハキした音色になる。私はこの『ニッケルシルバーホルン』が好きだね。」

三浦「なるほど~」

島岡「ん~でもなんか俺の持っている楽器っぽいのがここには無い見たいやな・・・」

著者「それはラッカー塗装の有無だね。」

三浦「ラッカーですか?」

著者「そう、島岡君の楽器はラッカー塗装の無い所謂『ノンラッカー』と言われるタイプで、深い響きが出るのが特徴だ。でもラッカー塗装はサビや汚れから守るのが主な目的だから、手入れはこまめにね。」

島岡「了解・・・で、ラッカー塗装があると音に関係するのか?」

著者「うん、ノンラッカーと比べてやや落ち着いた音色になり、フォルテでの音抜けが良い言われるね。あと、ラッカーのほかに『銀メッキ』『金メッキ』による仕上げもあって、『銀メッキ』仕上はやわらかく落ち着いた音に、『金メッキ』仕上はやわらかく比較的立つ音色になるね。」

三浦「じゃぁ材質と仕上で好きな音色を選べばいいんですね。」

著者「まだまだ甘い。ここにさらにベルの太さが出てくる。」

三浦「ま、まだあるんですか?」

著者「ふふふ、ホルンは奥が深いのだよ。さて、ベルの太さには『細ベル』『中細ベル』『太ベル』の3種類がある。それぞれ音色は『明るく張りのある音色』『明るさを保ちつつ深みのある音色』『豊かで太め、重厚な音色』となる。」

大原「それじゃ、重厚な音色の『太ベル』にしようかな~大人の女って気がしない?」

著者「おっと、ここで『太ベル』をいきなり選ぶとは・・・大原にはキツイかもね。」

大原「なんでですか?」

著者「『太ベル』は、かなり息を使うから大音量で長く伸ばすのが大変なんだよ。『ホルトン』や『コーン』が出しているホルンがその代表格だね。当時ではこの社のホルンは日本人向けでは無いと言われてたよ。現代では日本人の体格も西洋人に近くなってこの限りじゃないけどね。まぁ、ベルについてはこんなところかな。まぁ実際ホルンを買うときは、材質気にせずに何十本も試奏して、自分に合った楽器を探すほうが大事だけどね。」

一同「「わかりました」」


~譜面について~

著者「ホルンには1stから4thまで譜面のパートが別れているのは君達も勿論知っているよね。」

松島「当然や、何を今更・・・」

著者「じゃぁどの順で難しいと思う?これも三浦君に答えて貰おうかな。」

三浦「1st→3rd→2nd→4thじゃないんですか?常識でしょ。」

著者「予想通りの回答ありがとう。でも、私の認識はちょっと違う。」

三浦「またですか・・・でも、これに関しては僕の答えが正解ですよ?」

著者「まぁ、高音を吹き続けるということに関してはその通りだよ。1st3rdが上吹き、2nd4thが下吹きという特性があるからね。」

島岡「ん?じゃぁなんで違うんや?下吹きが上吹くとしんどいから三浦の答えあながち間違ってないぞ。」

著者「勿論、1stが一番難しいのは当然なんだけど、次に難しいのは4thだと思っているんだ。私の経験上ね。」

三浦「え?そうなんですか?」

著者「理由は、ホルンは和音楽器と言うところにあるんだ。譜面を見たらよく分かるけど、4thは音が一番低いところを担当する。だけど大概和音の主音が多いんだ。1stはオクターブ上を吹くけどね。でだ、その主音が貧弱だとどうなる?」

三浦「和音が、崩壊しますね・・・」

著者「そういうこと。ある意味4thの人ほどしっかりとした音で吹かなければいけないんだよ。合奏で言うとチューバ並みの大事な部分だね。まぁ、初心者はどうしても上の音が出にくいから、4th担当が多いけど・・・」

大原「う~ん、そういわれると緊張しちゃう・・・」

著者「うん、だから頑張って和音のところはしっかり吹かないとね。ユニゾンとかの難しいところは先輩に任せていいから。」

大原「はい」

著者「あ、それと・・・4thがもう一つ難しい理由があったわ。」

島岡「なんや?まだあるんか。」

著者「音域の広さだよ。」

三浦「あ、なんか分かるような気がします。ソリとかユニゾンとかして、更に下の音吹くからですよね。」

著者「その通り。まぁ、今回の『展覧会の絵』は1stが一番下の音があったけど、本来なら4thにもヘ音記号が出る譜面が・・・下のGとか・・・上はハイB♭だったかな。その曲の4thは・・・」

三浦「え~と・・・ハイB♭から下がって・・・3オクターブ以上?!」

著者「うん、3オクターブ以上だね・・・まぁ、これは極端な例だけど4thも大事と言うことを覚え置いて欲しい。」


~移調について~

著者「三浦君、ホルンの譜面の調には2種類あるの知ってるよね?」

三浦「はい。FとE♭ですね・・・でも、なんでE♭があるんですか?ホルンにE♭管なんてないですよ。」

著者「そうだね・・・なんでだろね・・・なんでだろ?」

一同「「知らんのかい!!」」

著者「まぁ、調べてみてもそういう記事はなかったから、以下に書く内容は想像からなんだけど、昔からの名残かと思ってます。」

大原「名残?」

著者「そそ。今はF管B♭管のダブルだけど、昔はF管E♭管のダブルが主流だったらしいんだ。でだ、当然管の種類によって譜面が書かれるからinE♭があったと・・・」

島岡「あ~なるほどな。そういえば古い曲ほどE♭やもんな。」

著者「『ナチュラルホルン』の時代だとFとかE♭以外にもEやらDとか管の種類があったから・・・」

三浦「そんな譜面出てきたら困ります・・・」

著者「うん。さすがに私もそういう譜面には出会ったことは無いね。オーケストラにはありそうだけど・・・まぁ、見ることは無いでしょう(笑)」


~とっても難しいホルン~

著者「大原さん」

大原「はい、なんですか?」

著者「大変言いにくいことだけど、実はホルンは世界一難しい楽器だってしってた?」

大原「え?そうなんですか。」

三浦「あ、それなら知っています。ギネスブックに乗っているんですよね。世界一難しい金管楽器として。」

著者「そうだよ。2007年度のギネス・ワールド・レコーズで認定されたんだ。」

島岡・松島「「2007年度って・・・この小説との時代がちがうやんけ!!」」

著者「まぁまぁ、そこはあれだけど、君達の時代でもそういう認識は勿論あったよ。」

大原「そうなんですか・・・」

著者「そういうこと。で、そのことについて面白い話があってだな。」

一同「「ふんふん」」


あるオーケストラでの練習のことである。

今日は1stホルンが風邪で休んでしまい、代わりにトロンボーンが1stホルンのソロパートを吹く様指揮者から指示された。そのトロンボーン奏者は音色等気を使って演奏を行った。

しかし、指揮者はなんだか満足はしていなかった。それを気にしたトロンボーン奏者は指揮者に聞いてみた。

「音色とかダメでしたか?」

「いや、問題なかったよ。ただな・・・」

「ただ?」

「もう少しホルンらしく音を外して吹いてくれないか?」


一同「「・・・なんやそれ。」」

著者「なんやそれと言われても・・・まぁこういうジョーク話があるくらい難しいということだよ。だから君達も頑張って練習に励んでくれたまえ。」

一同「「はい、分かりました」」


著者「これでホルンについてのコラムは終わります。読者の皆様、長々とお付き合いして頂きありがとうございました。」

一同「「ありがとうございました」」


もしかしたら間違っているところがあるかもしれませんが、一応ネットで確認しながら書いてみました。

「そこ違う」というところがあればご指摘お待ちしております。

しかし、書いてみると思った以上に長文に・・・長々とすいません。

他の楽器につきましては、GT.spiral先生やAsker先生、にっくん♪先生の作品のコラムを参考にしてください。

次話からは第4部後半となります。

すいません、丁度ここが切がいいので、コラム移動しました。

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