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二つの選択  作者: 青野ひかり
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辛いこと、楽しいこと

でも、シロって子の言ってたことも間違ってなかった・・。


三人の親友は、私が自殺を思いとどまった日から間も無く、皆で集まる日を作ってくれた。

私は小学校の頃よく遊びに行かせてもらった親友の部屋で、イジメられていることを告白した。誰も私をバカにしたりせず、私をイジメる奴らに憤り、私は何も悪くないと言ってくれた。皆、私のために泣いてくれた。

そして、華々しく見えた彼女達にもそれぞれ思い悩むことがあるのだと知った。


漫画家になる夢は、挫折してしまったが、イラストを描くことは、私の大切な趣味の一つだ。大人向けの塗り絵やイラスト以外の絵を描くことにもハマっている。

大好きな歌手が出来て、その人の歌声や歌詞、人柄に何度も救われ、ライブハウスにも足しげく通った。

今もテレビで見るたび、嬉しくなる。


三人の親友とは今でも時々会って、近況を報告したりしている。

両親も大分先になってからだが、私の苦しい状況に気付き、色々揉めたりもしたが、今は私を支えてくれている。


私の夢か空想か妄想かもしれないけど、

あの続きがあるなら、

私は、

「この人生を生きる。生まれる。」

ことを選択したんだろう。

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