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異世界戦記  作者: トマト
b班国外へ
99/200

b班

村人に依頼書のことを見せると手厚く歓迎された。


村はしっかりとした現代建築だ。想像していたのとはちと違う。田舎風景というより,発展途上のようで田園都市ではない。


「荒くれ者とはどうゆう荒くれ者で」


「こうゆう感じなんだが」

村人を代表して若者が一枚の絵を見せる。

それは毛深くて顔が狼にそっくりな男だった。


「これって狼男じゃん」

力は絵をもらいそう言う。


「最初は家畜だったんだが次第にエスカレートしてきて今じゃ二人の娘が食い殺された。このままだと次第に村ごと飲み込まれる」


「だから罠を?」


「そうじゃ、最初はハンターに依頼したんだが、ハンターは罠だけ張って帰ってしまった。だからは私たちで森の中をうろちょろできない。君達を呼んだ。君たちは対人のプロと聞いたが本当か?」


「もちろん。だがこいつは人間ではないような」


「おい力。いえいえぜひ任してくれ」


「頼みます。冒険者達」


b班ように二部屋貸してくれた。5人で使うには随分と大きい。明日の朝とりあえず、狼男がいる縄張りに行くことにした。


日の出と同時に森へとハンティングに出かける。


「ハンティングなんて何年ぶりだろう」


「狩るもんが違うぞジャック相手は狼男だ」


「了解」


「狼男なんてどう見つけるんだ」


「僕についてくれば見つかると思うよ」


ジャックは先頭を歩く。5人はダイヤモンド型になって進んだ。


「罠に引っ掛かるなよ。特にフローガ」


「なんで私なのよ」


「踏んでるし、軍人じゃないし」


「あそこのピアノ線気をつけて」


またフローガは踏んで罠が発動する。今度は逆さ吊りにあう。


「みんなー助けてー」

フローガは両手を振って、鋭い声で叫んだ。


「はいはい助けますよーハンナ手伝って」


「縄を撃った方が早いんじゃない?」


「それもそうだね俺キャッチするからジャック縄撃って」


「全く」

トムは呆れてものは言えなかった。ジャックは言われた通り、縄をピンポイントで撃ち抜いた。



「はいキャッチ」

見事に力はフローガをキャッチした。フローガは力にお姫様抱っこされた体制になった。ハンナには嫉妬心が顔に出た。


「早く行こ!!」

ハンナは少し拗ねていた。


「はいはい」


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