b班
「熱源確認。距離あと6km」
ハンナは装甲車に取り付けている。サーモセンサーで確認した。
「そろそろ近いぞ」
皆戦闘準備にかかる。放火をする女の子とはいったい何者なのかそれが知りたい。
「そろそろ炎の中に入ります」
力はそう言い灼熱の中に入った。
「ハンナ?!外はあつくないか?!!」
「いやもう、このはもう鎮火しているよそんなにはあつくない」
装甲車は耐火性のあるタイヤと装甲を持っており,なんなく前進を開始した。そして近くに村が燃えていた。多分あそこにいるのだろうか。
村に到着する。村はもう鎮火していた。燃える材料がないのだろう。酸素濃度も低かった。あたり一面灰だった。茅葺き屋根でできている農村の村は,一瞬で燃えたのだろうか。
4人はあたりを捜索する。そして女の子が1人ぽつんと立っていた。
「そこを動かな!!」
3人は銃を向ける。ハンナはm2ブローニングを向けた。
女の子は顔だけを向け静かに微笑む。
「紅虹」
そう言い火の鳥を出した。こいつが犯人なのだろう。火の鳥はこちらに向かってきた。
「ヤベェ」
トムは身体を地面に擦り付けすんのところでかわした。
ハンナはm2ブローニングを掃射する。図太い音が聞こえる。だが火の鳥には効かないらしい。火の鳥にの身体を貫通して。女の子のに着弾しそうになるが女の子は手から火を出して,銃弾を止めた。
「おいあいつ魔術師かよ」
「いいから撃て、体制を立て直す」
力とトムは車に戻る。
火の鳥は装甲車を飲み込む。だが装甲車は耐火性に優れており、溶けたり,燃えたりはしなかった。
「爪紅」
女の子はまた唱える。唱えると虎のような獣が出た。これも火に包まれていて、火でできているようだった。
女の子は手から火の玉を出し我ら4人に対して投げる。虎も我々を囲うかのように円になる。
我々はこの時点では逃げるしか方法はなかった。
「全員逃げるぞ!」
装甲車は村を離れ,逃げ出した。あの火を出す女の子には手を焼いた。