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異世界戦記  作者: トマト
彷徨う森
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彷徨う森 5

トムと佐々木は前から、後は後ろからの突入すると佐々木は手信号で指示した。


徐々に家に近づいて,トムは家の扉を蹴飛ばし突入する。部屋は掃除が行き届いていてさっきまで誰かいたような雰囲気だ。


「誰もいないよー」

エラが家の外から大声で言う。

佐々木は家に置いてある本を取ろうとするがトムが止める。


「ブービートラップがあるかもしれないから,慎重にMajor」

トムが言う。それに気づき,佐々木は家の中見渡す。罠があると思わないが、あってもおかしくない。かもしれない運転と一緒だ。


「誰の家ですかね?」

トムが言う。各部屋をクリアした後。罠は引っ掛けてはいないと確認できた。


「わざわざこの森に住むって,変わってる人だろうな」

佐々木は地下室の扉を見つける。カーペットの下に隠れていた。2人はリチャードが言った森の家に似ているとそう思った。まやかしだと思うが、この世界はなんでも起きる。


「おれが先に行く」

トムは地下室の入り口を開け,階段を降りる。灯りはなく、ライトをつけないと、暗い場所であった。中は埃や蜘蛛の巣など使われていない様子だった。

部屋はものけのからだった。何に使われていたのかもこの家は誰の物かもわからずじまいだった。


「結局この家なんなの?」

エラがの声が聞こえる。


「いや,わからないだが,人は住んでないようだ」

佐々木は判断する。


「家に入ってこの森についてわかればよかったんだが」


「もしかしてこの張り紙って森の地図では?」

永井が見つけたのは森の抜け道ルートであった。


「これを頼りに行けば帰れるのか?。トム写メ写メ」


「はいよー」

トムはスマホ取り出し写真を撮る。


「よっしゃーこれで帰れるぞ」

佐々木は喜ぶ。トムを先頭に帰る。だが気づけば12時を過ぎ日は落ち、真っ暗になっていた。


「本当にあってるのかよそれ」

リチャードが言う。


「この道通りに歩いてる。長いだけなんだろ」


「明日にします?」

エラが言う。


佐々木の判断を仰ぐ。佐々木としては一刻も早く帰りたかった。ツェルトも張る場所はないので,多分そのまま寝ようと考えていた。が前方に光が見えた。

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