表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界戦記  作者: トマト
南部戦役
69/200

南部戦役 12 図書館

図書館まであと5キロとなったようやく半分進んだ。黒瀬と更科が戦車で合流するとは思わなかった。


「戦車の乗り心地どうだった?」

トムが言う。


「最悪だ気持ち悪い」


ここまでくると銃声は聞こえなくなっている。もう両軍とも疲れているのだろう。あと一押し今日で終わらせる予定だ。


「まだ11時だやれる今日で終われる」

ジョンが言う。


「隊長東側の敵部隊の攻撃が低下しています」

ガブリエルが言う。ちょうどここは北だ時期に弱くなるだろう。


「特務隊は前進を開始する」


「イェッサー」


62戦闘団は前に出る。裏から第10師団が回って首都を囲い込んだ。


「目的地まで後3キロここを曲がると近道です」

ライアンが言う。特務隊は路地裏に入る。


そして目的地である中央図書館へとたどり着いて周囲そして,図書館内を制圧した。


「後は本を探すだけ」

だがこの中央図書館は地上2階地下5階役100万冊の本が収納されていた。


「その中から探すんですか?」


「あぁもちろん時間はない。いつ敵が来てもおかしくはない」


「だったらこれを使う」

フェイクはキューブ状の機械を出す。


「なにそれ?」

ネイサンが言う。


「これはドローンと分析器を合わせた探索器自動で探してくれる」

フェイクはいいキューブを上に投げる。


2、3人慌ててキャッチしようとするが,キューブは自動で飛んだ。


「後はこいつが勝手に探してくれる」

早速キューブが動き出す。キューブについてく。


キューブは地下に下がる。


「マジか」

ネイサンは言う。


「ザイルならあるよ」

ガブリエルは言い。佐々木の2人で降りるようにロープを下ろす。佐々木はロープで作った即席のハーネスを作りエイト環にロープを通す。


「降下!」

佐々木は降りていく。それに続いてネイサンもatcにロープを通して降りる。ライトをつけ,キューブを追いかける。しばらくして,キューブは止まる。


「これか?」

一冊の本を取る。それはまさに我々が探していた本だ。


「よっしゃ!!!」

ネイサンは喜ぶもうこれで戦場にはいなくていいのだと。

だが,大きな地響きと共に、図書館が崩れそうになる。


「なんだよこれ」


「多分多脚戦車だ」


「なにそれ」


「戦車砲よりもでっかいもん載っけてるって池田が言ってた」


「誰だよ池田ってそれより脱出!!」


ロープの方まで向かう。急いで脱出をした。間一髪ってところだ。だが出ると外には多脚戦車を目にした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ