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異世界戦記  作者: トマト
転入者から休日まで
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昇任

コウノトリ作戦も任務完了し,4月1日となった。

転入者の紹介と昇任行事だ特務隊全員は本部の前に整列をした。各国ごと、部隊ごとの統一されていない迷彩服を身にまとっていた。

十人十色ということだ。ocpにnwuとmccuuとかだ。アメリカ軍だけでこれだというのに他国になれば、vkbo、mtp、ce,迷彩服2型である。そして一般人はバラバであるこの国の迷彩服も着用している者もいる。バラバラなのはジョン大佐の指示があったからだ。


いいか君達は今この世界で生きてる。軍人としてこの国に命を捧げてる。だがここにはアメリカ、アジア、ヨーロッパ,アフリカ、中東,オセアニアなんてものは存在しない。

君たちを待っている家族、故郷なんてものはない

しかし生まれて育った国のことを忘れてはいけない絶対にだ。君達の愛国心,忠誠心もだ。私はアメリカ軍に命を捧げて戦った。アメリカに愛国心や忠誠心もある。だからは私は自国の迷彩服を着用する。1日でも早く故郷に帰るためにも私は忘れない。


ジョン大佐はそうおっしゃているそれに付随して皆、きはじめた。


ジョン大佐は台に上がり,言葉を述べる。


「4月中旬に射撃競技,5月に演習となっている。それに来年の1月にはここを離れ,国外へと向かう。その準備が進められている。物だけではなく心も体も準備して欲しい」

と述べるジョン大佐。続いて昇任行事と移り変わる。


「昇任者前へ」

フェイク中佐のアナウンスとともに前へと出る。

そしてジョン大佐からの階級章の手渡しが行われる。

最初は佐々木大尉からだ。


「ようこそ佐官へ佐々木少佐」

と握手を交わすジョンと佐々木。


「ありがとうございます」

佐々木が言う。



次にリチャード。大尉に昇任

「e班を頼む」



次にトム。1等軍曹に昇任

「b班長として役目を果たしてくれ」


次にジャック。3等軍曹に昇任

「射撃競技大会頑張れよ」


次に星野,力、ハンナ,伍長に昇任。

「星野,これからもよろしく」


「力,そろそろ武器変えたらどうだ?」


「ハンナもう無茶はするなよ」


名前が呼ばれ,階級章の授与をする。

ジョンは一人一人に一言ずつ言った。


そして(ながい)の自己紹介となった。


「永井紗良二等軍曹です趣味はカフェと読書好きな食べ物はパスタです。慣れないことがありますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」

とは私はそう言った。



「さぁこれから射撃競技大会の準備だ負けた奴は誰だろうと宴会の奢りな」

とジョンが高らかに言う。


そして射撃競技大会の準備が進められる。

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