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異世界戦記  作者: トマト
転入者から休日まで
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転入者

     西南基地飛行場

1人の女性,いや1人の軍人永井が降り立った。

清々しい晴れだった。荷物ばダッフルバック1つとリュックだけ,

あたりを見渡すと1人の男が私の名前が書いてあるプラカードを持ってこっちにアピールをしていた。


「君が永井軍曹だね。私は特務隊f班の結城准尉だよろしく」

ゆうきが言う。


「はっ!こちらこそよろしくお願い致します」

私は敬礼をした。


「荷物はそれだけかい?」


「はい。これだけです」


「じゃあ乗っかるね」


結城はサイドカーに永井の荷物を乗せた。


「はいこれかぶって」

結城はヘルメットを渡す。


「特務隊本部まで少し距離あるから」


私はサイドカーに乗った前に銃座があり,少し邪魔くさいが気にしないことにした。

准尉とは世間話をした途切れることなく気づいたら特務隊本部に到着していた。


「これが特務隊本部。本部ってもすごい小さいけどさぁ入って」

結城が言う。


特務隊の本部はコンテナを重ね合わしているだけであった。


「コンテナだけだと思うけど一応くり抜いてくるから中は広いよ」

結城はドアを開ける。入ると左手には机と椅子が6つ。右側に仕切りで区切られた応接間だった。

階段を4段上がると左に資料の本棚がたくさん。右に作戦間となっていた。

中央の奥に扉があるその奥はまだ入ってない。2階に上がれる階段があったそこは部屋となっていた多分ジョン大佐の部屋なのだろう。


「永井軍曹の机はここね」

結城は永井の机にpcを置いた。


「あの質問してもよろしいですか?」


「どうぞ」


「他の人たちはどこへ行かれたのですか?」


「あぁ今は任務中,明後日帰ってくるよ」


「准尉だけなのですか?」


「いや他にいるよ」

と言い結城は手を二回叩く。


「おーい神代出てきているんだろー?」

結城准尉がそういうと突然紙吹雪が舞、現代的な狩衣を着た人が現れた。多分この人が神城なんだろう。


「うちのf班の神代だ」


「神城と申します。以後お見知りおきを」

神代とは握手を交わす。


「これからこの3人でf班分析班としてやっていくからよろしく」

結城が言う。


「私の仕事は何をすればいいのでしょか?」


「主に現場からの分析の依頼を賜っているのだが永井軍曹はこれをしてもらおう」

結城は永井のpcをページを開いた。


「なんですかこれは?」


「これは現場からの報告書だよ。これをまとめて欲しい。みんな抽象的に報告してるからちょいと面倒だけどほらこことか」


結城は画面を指す。特にハンナや黒瀬は擬音とかで報告をする。あとは短すぎて報告にはならないものもいた。


「これ全部ですか?」


「いや、ここから始めてくれ,新城とジョン大佐が本を見つける会議をしたところらへん。ちょうど星野が来る前のあたりそこそこ」


「わかりましたこれって誰かに報告するのですか?」


「誰にも報告はしないよただ今の特務隊の記録を残してほしんだ。特務隊は編成して数年したら解散をするというのを何回か繰り返してる。先代の特務隊の記録はない今の特務隊も解散して,バラバラになった時に,この報告書を文にして,次の特務隊にみしてやりたいんだ」


「前までは誰がしていたのですか?」


「俺もやっていたし,後は摩耶って子だ2年前にやめた」


「いつぐらいまでに終わらせればいいのでしょうか?」


「時間はいくらでもあるから暇な時でいいよ」

そして永井は報告書をまとめ上げた。

永井はタイピングをする。

最初の題名は【序開】(じょびらき)っと。

 





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