コウノトリ作戦 後日談
後日、新城大佐は永井を連れてズノイモ公国諸侯に挨拶に行った。
近世ヨーロッパのお城でフランス宮廷みたいだった。
新城はテオのお父さんマン諸侯と対談した。
マン諸侯は2人のためにお茶会を開いてくれたそれに晩餐も開いてくれるようだった。
2人はありがたく紅茶とお菓子をいただいた。
「お二人だけなのですか?」
マン諸侯は聞く。
「本当でしたらあと8人ほどくる予定でしたが皆、メイドはもう見たくないとおっしゃって断られました」
「メイドとなそれは一体なぜ?」
「よほど疲れていたのでしょうなにかの見間違いだと思います」
「君は飲まないのかい?」
マン諸侯は永井に聞く。
「いいえ,いただきます」
永井も紅茶を飲む。この時永井は経験したことがない1番美味しい紅茶に出会った。もうこの紅茶は出会うことはもうないだろう。
お茶会が終わると宮廷を案内してくれた。
宮廷は広くそして,1日では回りきれなかった新城と永井はテオにもあったそして夜は晩餐会となった。
「新城大佐。あなたはこの国に基地を作りたいと聞いたのだが本当か?」
マン諸侯が言う。
「いいえ基地ではなく,拠点ですつまり,またこのような事件を起こさないように,監視する必要があります。だが国外だと監視の目が行きにくい」
「そこで我々が誇る特務隊をここに居座ることにより広く,遠くまで監視の目を行き来わたらせるのです」
「それにこの国には主要な道が5つほどあると来ておりますその道を使い迅速な出動ができると思います」
「つまりこの国のです周辺の秩序と安全をはかるためにどうかご一考賜りますようお願い申し上げます」
新城は軍人とした気品で最敬礼をする。
ディナーは楽しく面白く終わった。
「いゃ一泊したかったなー宮廷で」
新城が言う。
「明日も忙しいのですから」
永井が言う。
「あ、永井くん4月から特務隊勤務ね」
新城が言う。
「何も準備してないですよ」
永井が言う。
「大丈夫。大丈夫何か忘れ物したら送ってあげるから着払いで」
新城が言う。
「いえ大佐からの給料から引きます。それに忘れ物はしないです」
「えーそーなのつまんない」
新城が言う。
「この楽観主義がシャキッとしないんだ!」
永井が言う。
「怖いよ永井くんまぁまぁ落ち着こ」
新城が言う。永井は車のアクセルを踏んで飛ばした。予定時刻より早くついだが新城は酒も飲んでいたせいか吐いていた。