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異世界戦記  作者: トマト
コウノトリ作戦
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コウノトリ作戦 時間の真相

トム班,ハンナ,力は地下 黒瀬は,脱出ルートを捜索中。


ネイサン班 アレクと共にテオを連れて脱出中


更科はメイドと戦闘中となっている。残り時間は54分。1時間を切ったところをトムは腕時計で確認していた。


「時間がない抜け道を探すぞ」

トムは先頭を歩きそう言う。列をなして歩く,進んでいくと手前が段々と明るくなっていた。やっと抜け道に着いたと安心はした。


「もうすぐ出口だ」

トムが言う。だが出口ではなかった。


「What the fuck ?」

トムは驚く。


「英語でどうしたんですかってえええー?」

力も驚く。

そこにはいくつもの培養槽が並べてあって中には男や女が全裸で入っていた。


「映画とかアニメでしか見たことないよ本当にあるだなこうゆうの」

力は感服した。3人は培養槽に入った人間をじっくりと凝視していた。


「生きてるんですかこれ?」

ハンナが言う。


「分からないけど,ベタベタ触るのはよろしくないと思う」

力が言う。


「とりあえず何枚か写真を撮っておく」

トムはスマホのカメラで撮影する。何枚かを撮るそして3人で確認した。

3人は培養槽に夢中であたりには気を張っていなかった。1発の銃声が地下に響く。付近の土に命中。幸いにも跳弾はしなかった。3人は弾が来た方向の逆の培養槽を盾にして隠れる。


「力は縦方向俺は横の壁まで走る。ハンナは培養槽を登って辺りを見渡してくれ」


3人は別れる。別れた時に2発目の弾丸は来なかった

力とトムは地下の端についた。縦と横で相手を探す。撃ってきた相手は培養槽に隠れたか,この地下室から出たかのどちらかだ。


「他人に弾を撃っておいて逃げるのか?」

トムが言う


「出てこいチキン野郎」

力が言う


2人は時計回りの形で銃口の向きが被さらないように動く。


トムは撃った犯人を見つける。犯人は撃ってきた。敵はリボルバーを使用していた。つまり後4発残っている。トムは近くにある培養槽に隠れる。

トムは敵に撃ち返したが当たってはいない。

ハンナはさっきに銃声音で敵を割り出した敵が居ると思う培養槽付近まで飛び移る。

そして飛び降りて敵の頭上から銃剣で刺そうとするがしかし,敵との距離1メートル以上離れていて敵が,銃を構えて狙って撃つまでの有余のある間隔はあった。

ハンナは得意の俊敏さで距離を縮めるも敵は手慣れだっだ。

ハンナの装備を見て,距離を離すべきだと分かっていた。散弾に当たれば“即死”か欠損。銃剣もリーチが長い。

敵は腕を出して構えずファストドロウのような形でハンナに向かって撃った。ハンナは避けたかに見えたが弾丸は左下腹部をかすっていた。ハンナは1発敵の胸に撃った。胸にはスラッグ弾が突き刺さって男は倒れる。トムと力は男に近寄る力は男の息の根を止めた。力はハンナの元へ行く。かすったと書いたが証言だと貫通していたと記されている。

内臓には被害がなかった。力は圧迫で血を止める。


「大丈夫かい?ハンナ」

力が心配する。


「物凄く痛い」

ハンナが苦しながら言う。ハンナが被弾したのは初めてだった。ハンナは立とうとする。


「動くなじっとしてろ」

力とトムでハンナを押さえ込む。ハンナも力ずくで立とうとする。


「でも時間が...」

ハンナが言う。


「包帯を巻くぐらいの時間はある」

力がそう言うとハンナは力を抜いた。トムは止血剤を使ったそして包帯を巻いた。治療が終わる。


「ハンナ立てるかい?」

力が言う。ハンナは立つが

「痛い」

と言った。結局力がハンナをおんぶするような形になった。トムは男の装備品を漁る。どうやらこの城に仕えているが,使用人ではなかった。


「男は培養槽に関わるものは持っていなかった」

トムが言う。


2人はためいきをつく。


「だが,こんなものは持っていた」

それは鍵だったいくつもの鍵だっだそれに,この部屋の奥にもう一つ部屋があった。トムは鍵で部屋を開ける。部屋には研究資料が散らかっていた。そしてタイマーも確認できた。トムは腕時計とタイマーの残り時間を見比べると誤差はなかった。トムはタイマーを調べると導火線があってc4も確認できたつまり爆弾ってことになる。


「この量だとこの城ごと吹っ飛ぶな」

トムは予想する。


「解除はできますか?」

力が言う。


「ネイトじゃないと解除は難しいだろうなそれにあれは任務とは関係ない。他のことは気にするな」

トムは培養槽の方を見る。


「でも...」

ハンナが言う。


「でもじゃないテオを連れて帰る。そして皆生きて帰ることが任務遂行になるんだ。傷を負っておいて何言ってるんだ」

トムが言う。


「ハンナ,軍曹の言う通りだよ」

力が言う。


トムは2人を連れて,上へと上がっていく。


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