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異世界戦記  作者: トマト
南部事件
31/200

南部

新しい話出来上がりました。

今回e班は訓練依頼久しぶりの出動である。

本が出たとの情報だっだ。

南部は未だに中央政府と歯向かっている。それに,機械島の衝撃がまだ残っている。

連絡をくれた新城大佐の知り合い渡辺少佐に会う約束をしていた。


「まさか車でここまでくるとは思いませんでしたよ」アレクが言う。


「みんな忙しから車で行って隊長が言ったから」

リチャードが言う。


西南基地特務隊本部からここまでは車で行けるが,時間はかかるし舗装されていないところはいくつもあった。

いつもならd班やサポート班に送ってもらうのが通例だが,国外調査に向け皆忙しいとのことだった。


「もうすぐ着くぞアレクがんばれ」

助手席から励ますライアン。アレクはここまで一人で運転をしていた。アクマは寝ていてリチャードは地図を見ていた。


「確かここのホテルで,待ち合わせなんだ」

リチャードが前部座席まで乗り出して,地図で指し示す。


「えーさっきそこ通りましたよ大尉」

アレクが文句を言う。


「ホーリーシット」

リチャードが言い頭を抱えた。


「残念だけどアレク戻ろう」

ライアンが言う。寝ていたアクマが目を覚ました。


「?着いた?」

寝ぼけ眼で言うアクマ


「その逆だよ眠り姫」

アレクが言う。


「じゃあもう一眠り」

アクマは眠りについてしまった。


ようやく目的のホテルに到着した。


「俺だけ行ってくる後の3人は休憩してくれ」

リチャードはそういい車から降りてホテルのロビーまで歩いて行く。


「いやー疲れた」

アレクは精一杯伸びる。開封済みの缶コーヒーに口をつける。


「んねお腹減った」

アクマが言う。


「さっきまで寝といて次は飯かいな」

アレクが言う。


「えーお腹減ったんだけどー」

駄々をこねるアクマ


「そういえばここら辺に美味しいパン屋あったね」

ライアンが言う。


「え?!そこ行こ!」

アクマが言う。


「じゃあ行こうか誰か大尉に言っといて」

アレクが言う。アクマは後部座席の窓から箱乗りするかように,ホテルに向かって歩いてるリチャードに言った。

「リック。パン屋行ってくるねー」

アクマが手を振って言った。


「あぁ気をつけてな」

リチャードは手を振って答えた。リチャードはロビーでホテルマンに渡辺少佐との面会を希望した。ホテルマンも渡辺少佐から面会すると言っており,ホテルマンは受付の電話から渡辺少佐の部屋に電話をかけたが渡辺少佐は出る事はなかった。


ホテルマンはリチャードを渡辺少佐が宿泊している部屋へと案内した。


ホテルマンはノックやインタホーンを鳴らしたがそれでも応答はなかった。ホテルマンはマスターキーで部屋を開けた。その時物凄い衝撃波と鼓膜が破れそうなくらいの音がした。リチャードはそれ以降の記憶はなかった。




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