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異世界戦記  作者: トマト
少佐から武装学生まで
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北部国境線探検

猫娘の件から数週間。師走の終わりに近づいて新年にかわろうとする時期だった。a班は研究所を探すべく北方にいた。

「にしてもさむぅ!」

黒瀬は黒いコートに体を丸めてガタガタ歯を震わせていた。


「黒ちゃん動かないと塹壕足になるよ。」

ネイサンが言う。


「わかってる」

黒瀬は足をバタバタさせた。


「おいおいうるさいぞ黒瀬下手なタップダンスはよそでやれ」

ジョンが言う。


「暖房炊いても寒いですね」

星野が言う。


「これは軽装甲車であっていい車とは言えないな」

ジョンが言う。


「そういえば情報活動でc班も来てるんじゃないのか?」

黒瀬が言う。


「多分今頃北方にあるシステム全部ハッキングして監視カメラとか操作してるじゃね?」


ネイサンは言い監視カメラに手を振る。

「それって違法では?」

星野が言う。


「軍の捜査だから多少は許させるそれに、猫娘の件だ新城からは許可をもらってる何かしでかしたら新城に言っといてやれ今の特務隊は研究所を突き止めなければいけない。それに私が許可した」

ジョンが言う。


「結局あいつは研究所を知っているのか?」

黒瀬が言う。


「いや新城は何も知らないと」

ジョンが言う


「あいつは何か隠してやがる信じられねぇな」

黒瀬が言う


「とりあえずどこ向かいますか?」

星野が言う。


「このハズレの小さな村の山奥に家があるそこに向かってくれ」

黒瀬が地図を星野に見せながら言う。


「なぜそこにするんだ?」

ネイサンが言う。


「今回は探索だ。だがガイドなしでは無理だ。で俺の知り合いのガイドに会いに行ってガイドしてもらうことにしてもらった」

ジョンが説明した。


「黒瀬さんに知り合いいらっしゃるんですね」

星野が見下すように言う。


「ってなんだその言い方,まぁ俺が開拓使の時だから400年前くらいか?」

黒瀬が言う。


「ってそのガイドいくつだよ。まさか異世界人?」

ネイサンが言う。


「不老の遺物を食べたらしくて今や冒険者ギルドの中では会長を務めてるだってよ]

黒瀬が言う

 

「すごい方なんですね」

星野が言う。


車を動かして1時間、黒瀬が言った目的地に着いた。

「多分あそこの家だ」

黒瀬が指し示したどうり村のはずれに家があった。

「なんで一人なんだ?」

ネイサンが言う。


「冒険家って変わったやつ多いからな」

ジョンが言う。


「この村もだれも住んでなさそうですね」

星野が言う。


「それより早く行くぞ」

黒瀬が言う。


4人は家のドアの前まで来た,黒瀬はドアを叩く。ドアを開ける様子はなかった。


「留守なんですか?」

星野が言う。


「だったらこじ開けるか?」

ネイサンは爆薬を取り出す。


「おいおい家ごと吹っ飛ぶぞ」

黒瀬が言う。


「おい俺だ黒瀬だ,覚えてるか?一緒に冒険したの?」

黒瀬が言う。

数十秒ぐらいだろうかたたった後だろうが,家の中から足をとがこちらに近づいてるのが聞こえて感じた。そいつはドアをゆっくりと開けるドアの軋む音を鳴らしながら、そいつは姿を表す。女性で,体質は身長は星野,黒瀬,より大きいバレー選手ぐらいだガタイは筋肉質なのか肉付きがよく細身ではない。

「久しぶりだな,最後に冒険したの400年ぶりだったか?」

黒瀬が言う


「そうだねぇ,いつだったかね。それより前よりあんた小さくなったんじゃいないか?」

もっさりとした女性としては見られない低い声質だった。日本語は喋れる。


「お前がデカくなっただけだわ。紹介する。こいつが冒険者のバスリだ」


「あぁよろしく」

バサリは軽く会釈した。


「車できてるのかい?ならそこに止めたらいい」

バスリが言う。


「じゃあお言葉に甘えて,星野持ってきてくれるか?」

ジョンが言う。


「了解しました」

星野が言う。星野は装甲車に戻った。

「寒いでしょう中に入りなさい」

バズリはそういい3人を中に招いた。

星野は装甲車に向かってる最中小さな男に出会う。その子は学校でよく見た。二宮金次郎像のように巻を背負っていた。

「君この村の子?」

星野が言う。


「はいそうですあそこの家です」

小さな男の子はバスリの家を示していた。

「乗るかい?」

星野が言う。


「いいえ後もう少しなんで」

男の子は言う。


「でも私バスリさんの目の前まで車停めるんだけど乗らない?」

星野が誘う。

「バスリ様のところまで行ってくださるのですか?」

男の子が言う。


「うん。乗っていいよ」

星野は装甲車に小さな男の子を乗せた。


「すいません乗せていただいて」

男の子は軽く会釈した。

「いいの私達もバスリさんに用事があってきたんだから」星野は説明した。


「えっと君の名前はなんて言うの?」

星野が聞く。


「私はバスリ様の使用人であり一番弟子のニーノと申します」

ニーノは自己紹介した。


「私は星野。西の方から来た」

星野も自己紹介をした。


「西の方ですか私はまだ行ったことはありません」


「ここよりあったかくていいよ」


「そうなんですねいつか行ってみたいですね」


「なんでバスリさんの弟子なったの?」


「弟子っていうより身寄りがなかった私を助けてくださったのがバスリ様です」


星野とニーノはバスリの家に戻った。

「ただいま戻りました」

ニーノが言う。後ろに星野はついてた。


「お帰りニーノ体を暖めてから仕事をしなさい」

バスリが言う。

「わかりました」


ニーノは背負子を置きドアの手間におき自分の部屋へといった。星野はリビングの椅子に座った。

四人も椅子に座ってあったかい飲み物を飲んでいた。

「貴方にも出すね」

バスリはキッチンへと向かう。


「すいませんありがとうございます」

星野は一礼をする。


「なんの話をしていたんですか?」

星野が聞く。


「あぁ黒ちゃんの過去話や依頼について話し合ってたよ」

ネイサンが言う。


「いやぁ黒瀬との女性関係とか過去の話し聞けたしね」

ジョンが言う。


「星野に言うなぁ!それを!!!!」


「どんな話なんです?」

星野が食い気味に聞いてきた。

「お前も聞くな!!!」

黒瀬は一喝した。

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