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異世界戦記  作者: トマト
退治
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鬼退治

決行となった日。少し曇り。午後から雨が降る予報だ。午前中めどで片付けたい。


山に入るのは鬼狩り4人と黒瀬、ハンナ、更科、の7人。他はaとbで別れ村を掃討作戦に参加した。


ドローンは偵察班と協力して、村を偵察する。どちらとも静かな村だとわかった。


先陣を切って山に侵入を開始する。それから10分、15分遅れて、村の掃討作戦が始まったがbからの無線が一大事だと気づく。


「村に鬼がいる」

との情報が入った。山に隠れてなどいなかったのだ。これは鬼に仕組まれたのか、否。

森に隠れているという勝手に想像した結果がこれだと。


「こりゃ参ったな」

黒瀬が言う。


「戻るって言っても車に戻るには時間がかかる」

金田が言う。


「だったら山を登ったほうが早いのか?」

酒々井が言う


「山を駆けあがろう。そのまま村に入る」

冴月が言う。


「時間はかかるけどいいか?」


「もちろん」

4人は頷く。黒瀬たちは山を駆け上がる。


aでは村人の抜け殻達を掃討していた。ゴブリンで余った火炎放射器を使い家を焼き、棒などを振り回す奴らも丁重に扱った。生き物の防衛本能は壊滅していた。ゾンビのように生きているのか死んでいるすらもわからない。 そう言った状況の中で区別なんてできなかった。


埋葬するには時間がかかるので灰にするそして一軒一軒に火をつける。bからの情報はaにも回っている。迫撃させるためにe班のメンバーは先に向かわせている。


撤収などを含めて50分もかかってしまった。

bの村に向かうが、生きているだろうか?


鬼を見たのは偵察班が撤収して案内としてトムが再度村を確認した時だ。鬼は隠れてもいないし、戦うような身振りも整えてはいなかった。


鬼は立っていただけだ。鬼の力は未知数だ。

更科とは互角なのだろうか、多分黒瀬よりかは弱いはず..。

だが我々よりは強い。一点突破よりも囲んでの集中攻撃案に変更した。bは人が多く分配されている。


ネイサンと力とライカンが機関銃としてある方向からの射撃そこからの陽動と突撃の二つの班に別れ、攻撃を開始する。


突撃に対して近接格闘得意のソルジャーがいないこと。


「それだったらテンジンとトムでいこう」

佐々木が言う。将校は佐々木しかいないそれは采配のミスかもしれない。


そんなことで負けるとは思えない。ソルジャーといえばこの2人だと佐々木は思う。

ウィルとガブも突撃班として選ぶ。


順序、作戦を漏らさず事細かく説明をして開始する。


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