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異世界戦記  作者: トマト
退治
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鬼退治

ゴブリン退治が終われば、鬼退治ときた。特務隊から進んで受けたわけではなく、あるハンター達からだ。

「あの源の・・・よし?まさ?てる?」

 佐々木は頭の中の引き出しから取り出そうと必死に思い出す。

  「冴月よ冴月。覚えてない?それよりあの小さい子猫は?」

皆は考える子猫?とは


「よっ!デカブツ。久しいな」

更科が言う。あぁ更科のことだった。


「そういえばまだ勝負はついてなかったなガキ」


「もう一回やってみるか?デカブツ」


「おい!2人ともやめろ!揉め事の事情は知らないが、大人しくしろ」

どうやら2人の保護者はジョンだったようだ。


「すいませんまたうちの姉御が」

金田が謝る。そして古渡、木卜、酒々井が集まる。

追っているのはあの時の鬼である童子のことだった。


「また操られているんですか?」

佐々木が言う。


「兆候が見られる村があってなだがそれが二つある」

古渡が言う。テーブルにB0の紙を3枚を貼り付けた地図を広げる。それは割と大きい地図だ。


「二つの村のどちらかに鬼が憑依されている。だが分担で退治するのは難しい」

古渡が言う。



「村と村の距離は?」

佐々木が言う。


「ざっと直線で50キロ」


「それじゃあ車でも無理だぜ」

トムが言う。


「飛ばせばなんとかなるんじゃ?」



「おいおいうちの車は装甲車だ。F1じゃない」

トムが言う。


「神代のワープ機能を使えば?」


「二つの出入り口がしっかりしてればですが、どちらかが使用不可となった場合ワープは無理です」


「でもよ、宮古の時にできたじゃねぇかよ」

ライアンが言う。


「あれは出口が視認できていたからです。カメラで視認していても成功する可能性は低いです」


「どっちの村がハズレだとしても、結局はこの森に奴はいる」

金田が言う。


「しかも村で戦をしてしまうと童子に気づかれちゃうわけ」

酒々井が言う。


「じゃあ森に突撃する打撃部隊を編成するか」

ジョンが言う。


「そんなに人数がいるのか?」


「うちのチームは銃は下手だが剣術においてはプロフェッサーがいる」


「わしのことか?」

更科が言う。


「更科いがいにもだ」


「さん方向から攻めるわけ?」

冴月が言う。


「一応空も張っておきましょう。衛星とドローンの二つで」

少佐が言う。


「この森を出て鬼が敗走することはないのか?見失うとか」

リチャードが言う。


「可能性はある。いつも童子は命が惜しいらしくウサギのように逃げ回る。捕まえるに捕まえられない」

木卜が言う。


「なら罠でも張るか?」

ネイサンが言う。


「それはありかもしれない。どんな罠ですか?」


「いろいろできちゃうよ。檻以外なら」


「おいおい鬼が潜んでる中、罠を張る気か?。死にに行くもんだぞ」

冴月が言う。


「確かに、だが確実に逃げられないようにしたい」


「やっぱり森に侵入するのを増やすしかありませんな」

古渡が言う。


「そのドローンはどんぐらい見渡せるだ?」

金田が言う。


まだ鬼狩り隊には最新装備は行き渡ってないようだ。


「だいたい数十キロだ。対象の人物をマークできたりする。ドローン本体のバッテリーが切れない限りは」

ガブリエルが言う。


「ドローンだけで当てになるのか?」

古渡が言う。


「最新装備は揃えてある。鬼を1人狩るぐらい特務隊にとっては容易いことだ」

ジョンが言う。

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