History黒瀬
島を散策するが一向に第一島民に出会わないのは何故だろう。
「廃村それとも無人島?」
「調べた時いるって書いてあったけど」
「何年前の書物だよ」
「たしか100年前?」
「あてになるのか?」
「なるなるたかが100年も前の話だよ」
島に神社があると言う。そこに一つの妖刀が奉納されているが、もしここが廃村なら刀も無くなっているかもしれない。
漁村へと出る。1番嬉しかったのは人がいるということだった。島の反対側に止まったからだろうか
島民に刀のことを話す。知ってる人もいれば知らないと言う人も言う。そして刀を模索するのは罰当たりだと言う人もいた。
奪いにきたわけではなかった。そこらへんのトレジャーハンターではない。
この世界にもトレジャーハンターいわゆる冒険家は誰もが憧れる職業となった。
祠は山の中腹にあるという。漁村を見下ろす位置にあった。なんでもこの島に漂着した物が感謝と島も守るために刀を置いていったという。そして妖刀といわれるようになったのは、血吸だからだと言う。
血を吸った刀。つまり、人を殺めたことだった。それが置いていったやつだったのかそれともこの島で起きたのかはわからない。そのため誰も刀に近寄ることはなくなった。そして妖刀となっただったという。
「こんなかにあるのか」
「血を吸った刀ってそんなに煙たがれるの?」
「人の命を奪ってるしそれを保管なんて誰もしたくないんだろ確か戦後になってからは血吸の刀はほぼなくなったと聞いた」
「じゃあ見てみましょうかその刀」
血を吸う刀と血吸うの刀何やらにている
祠に近づき中を開ける。そこには刀があった。
黒瀬は触れる。抜こうとするが錆で抜けなかった。
「うーんハズレだね。次行きますか」
祠から出ると。さっきとは違って誰かに見られているように思えた。
「誰だ?」
黒瀬が言う。
一人の少女がいた何やら訴えたい気持ちの顔つきだ。
「あの私の兄を探してくれませんか?」
「いや、うちは」
黒瀬が言う。
「写真とかあるかい?」
佐々木が言う。
「『おい佐々木今は刀だぞ』」
「『いや、困ってるんだから少しはてつだっだようよ』」
「お兄さんはどこにいるのかい?」
「わからないけど、自分の刀を持っていったきり帰ってこなくなった」
佐々木と黒瀬は目を合わせる。
「もしかして都会に行くとか言ってなかったか?」
少女は縦に首を振る。
「ビンゴだすぐに連絡しよう」
黒瀬は本部に連絡した。
「ここって電波ねぇのかよ」
「君って1人?親御さんは?」
「うん1人。あと兄だけ」
「ちょっとだけお兄さんの探すの手伝ってもらっていいかな?」
「うんいいよ」
「よかった。私が佐々木で、あっちで騒いでるのが黒瀬。君は?」
「むめいといいます」