猛獣狩り
この三日間やられっぱなし。何も成果は出ず。何よりハンター5人が負傷する事態までになる。王はカンカンだった。なんならハンター全員処刑すると言うまで言い始めた。
宮殿に宿泊するのも面倒なので、村に泊まることにした。どの村もやはり怯えていたあの化け物のせいで...簡単に泊まることはできなくなっている。
だが嬉しいことに村の娘や家畜を襲われなくなったので村としては不幸中の幸いだった。
このままいけばハンター全員化け物に喰われるか王に処刑されるかの二択に迫っている。
王に処刑されるのは是非とも避けたい。
こんな簡単には死にたくはないからな。
バイクの燃料がそろそろ切れそうなので車からの直接給油した。
給油には時間がかかる。なんせ液体ではないからだ。5人で少し話した。
「次はどこ行きます?」
「最後に襲われたハンターがこの位置ここらやく6.8マイルだいたい10キロってところだ。この森。そして我々が捜索した森。これに丸を書くと」
丸と丸が重なり合った。
「なるほどこいつの行動範囲ってわけ?」
「でもこれまずいのでは?」
清水がさしたのは最後に襲われた森は宮殿からすぐ近くの森だ。化け物であればいける範囲だ。
「首の皮一枚だね。王も喰われちまえばいいのに」
「今夜か朝方かそのうちに多分移動するだろう」
時計は17時を回っていて陽は沈みかけている。
村に入る。宿泊施設はないが使っていない馬小屋で泊めさせもらうことができた。
軽めの夕食をとる。インスタントスープとパンとひき肉と豆出てきたチリコンカーンだ。
皆目を瞑る。今頃他のハンターは夜でも探しているのだろうか。
我が身最優先だと言われている。無茶はしたくはない。この村にもそれなりの兵士が駐屯している。大丈夫だろうと安心しきっていた。
日を跨ぐ本の前。予想されていた村が襲われたと、情報が入ってきた5人は飛び起きて、装甲車に乗り込み現場に急行する。前照灯はつけず暗視装置で運転する。
その暗視装置もいらないぐらいの光が確認できた光は照明弾ではなく、村が燃えていたのだった。化け物が燃やしたのか村人がやったがわからないが緊急事態だとわかりアクセルを回す。




