武器商人の続き
「もちろん用意してあるよ」
武器商人は何丁かの銃を見せる。見たことのない銃ばかりだ。
「これは?」
「新型のアサルトライフルだ。バレルを変えることによって、スナイパーライフルに変更ができる」
「この武器はどっから入手してる?」
「自家生産だよ。この武器は冒険者向けだ」
「そうゆうの待ってたんだよ」
特に火力不足なのは小銃であった。
「弾は5.6 7.62 .338にもたいようする」
「それじゃ今までと変わらないのでは?」
「弾を少し変えてみたの。フルメタルジャケットよりも強力な伝説の生物や魔物向けの弾丸に変えた」
武器商人は弾を見してくれた。338と形は全く同じであった。
「これを応用して、次世代の分隊支援火器と8.6ミリ口径の汎用機関銃も作ってみたんだがどうだい?」
miniよりも軽い。汎用機関銃はmg5やm240も軽く火力も射程もアップしている。取り回しもいい。
「最高じゃないか」
ジョンが褒める。武器商人は笑った。
「この武器今買ったらいつ貰える?」
「君たちの分隊が何人いるかわからないが一か月すれば一人一丁だ」
「そんなに早いのか」
「利用者の意見が最優先が我が社のモットーでして」
武器商人とジョンとは商談成立であった。
「ちなみになんだが貴女の名前は?」
「サニと言います大佐は?」
「ジョン・スミス」
「ありふれた名前ですね。こちらの名前ですか?」
「そうだ。名前は捨てた」
「なるほど。では後日武器を輸送しますね」
後日武器が届き特務隊の正式火器となった。