列車トラブル
トンネルを抜けるとそこは渓谷だった。
断崖絶壁落ちたらどうしようもない。
その場に我々は今いる。そして今は班長会議だ。
「予定上二日三日には到着予定です」
「装甲列車も汽車も異常なしです」
「まさか装甲列車に居住スペースあるなて驚きだぜ」
「大戦なんて関係のない列車だからな」
「だけどエンジンがついてないのが難だな」
装甲列車というものは牽引はされない。装甲列車自身で動く。つまり牽引している汽車がやられれば終わり...ってこと。
「なにもなければいいですけどね」
佐々木は言う。
そして皆は小声で話をし始める。
「あの3人の件なんだが」
「この列車も何かしらに襲われるかあの3人の誰かに襲われる。かもしれない。下達して欲しいのだが、最低2人は監視をして欲しい。多分この列車を食い破っていつかは全世界をゾンビだらけにするだろうな」
「魔女で確定じゃないのか?」
「そもそも2人も生きてるのがおかしい。倉庫にいたというが、シェルターではないぞ」
班長達の考えは警戒を厳にすること。
女性と魔女はフェイクが張っていた。
それと我々女性隊員達で、男は黒瀬やネイサンが担当することになった。
銃座で警戒についてるため、手余はいないかった。
居住スペースに黒瀬とワンツーマンになる男性。
「電波ねぇーじゃん」
黒瀬は仕方がなく電子書籍を読むことにした。靴を脱ぎ刀を置き上着を脱衣して完全リラックスしていた。だが職員は座りぱなしであった。
「横になったらどうだ?疲れてんだろ?。俺みたいにさ」
「貴方は戦わないですか?」
「戦ったよここまでくる間に。今は休憩」
男性はまんじりともせず黙って座っていた。
黒瀬は寝た。寝息を立て少しでも疲れを癒そうとした。
黒瀬が寝たことを見計らい男性は車両から出ようとする。
「おいどこ行く?」
うっすらと目を開ける黒瀬。
「いえ、トイレに」
「トイレは後ろだぞ」
「あぁそうでしたね」
「てかさっき教えただろ?」
男性の額から汗が垂れる。動揺を隠しきれていない。
「はっはーんさては貴様ら何か隠してるな?」
男性職員はドアを破り逃げる。
「やっぱりあいつらやりやがった」
無線を入れる黒瀬。
装甲列車の上に登る。だが上には機関銃が配置していて、力は迷う事もなく発砲する。
男性は魔神かする。人間ではなかった主悪の根源だ。機関銃じゃあやくにたたん
装甲列車の三両目が悪の塊になってしまう。
「ちくしょう殺せばよかったな。三両目は皆逃げたな?」
「黒瀬どうする?」
ネイサンが言う。
「爆破しようぜどでかい花火をさ」
「そういえば三両目って榴弾積んでるんだよなやってみる価値はあるな」
「とりあえず二両目にうつらんとな」
「突っ走るか。だけど上にいるのは魔女か?それとも職員か?」
「知らん殺すか殺されるかの二択だ」
「さっすが海兵」
「いや、俺は海軍だ」
「じゃあ行きますか海軍さん」
2人は走る。上にいた女性はこっちに向かってくる。
だが、刀で両腕を斬ってそのまま倒れる感じになった女性に回し蹴りを一発かます。
そして榴弾砲に余ったc4をくっつけ二両目に飛び降りる。
三両目の装甲列車を切り離す。だが装甲車両の車内から男性の魔物が飛び出そうとする。
周りにいた銃を持った奴らは全員魔物に撃つ
装甲列車は速度を落とし、引離れる。
魔物は食い破ろうとするが
「あばよ」
ネイサンはスイッチを押して爆破する。
これで一件落着。だが装甲車に回収するべき資料を一部あったため収入は半減になってしまった。