ゾンビ
ネイサンはか3人で爆破するためにトンネルに向かう。
たまたま軌道バイクがあり、荷台に爆薬を乗せる
トンネルまで数キロ先だった。一応レールの点検で見てくるのも我々の仕事だ。
力とアレクが操縦する。
「ネイサン爆薬これだけでいいのか?」
リチャード大尉も来てくれた。
「今回は破壊よりも土砂崩れだ。だから少なめトンネルを気付けないように」
トンネルに近づく。トンネルはもう通れないようにとバリケードがされている。まずはこの除去からスタートした。
日が暮れないうちにやらなければならない。
バリケードを撤去して早速爆破の準備に取り掛かる。
「なにで爆破させるんだ?」
「もちろんケータイの遠隔操作で」
「軍曹もし爆破しなかったら?」
「それはまだ考えてないない。だが可能性はゼロではない。もしダメであればこれで」
それは手榴弾であった。これを信管がわりにする予定だ。全員車両基地に戻る
「バリケード崩したけどゾンビ来ると思う?」
「ゾンビがあれを渡らなければ」
それは2メートルくらいの柵である。だが人が大勢乗れば倒れてしまうくらいの強度である。
「最後まで何か起こるかわからないからな」
朝になるとまたゾンビ狩りにかかる。
黒瀬だけに前に行かせるわけでない。3人1組で行動するようジョンからの指導が入る。
徒歩で回れる広さの街ではない。できればバギーや車が欲しいこと。
やはりゾンビは人を見ると過剰に反応する。だが動きは鈍い。
後以上に首元の動脈を噛もうとする。映画であれば手とかどこでも噛んできそうであるが。
誠に残念なことに、シェルターや避難所はないため、生存者は低いと思う。
後それと物の回収だが、徒歩まで行くのにだいぶ遠いとわかった。これは今日の夜の会議の議題になる。一周回ってまた車両基地へと戻る。
地図と通った道を照らし合わせながら確認した。まだ通っていない道は沢山ある通りたいところだが、細い路地や建物内は狙撃などの支援ができないため、通過することは禁止された。
と同時にネイサンとアレク、力の3人は古びたバイクを押し歩いてきたのであった。
「これが有れば物資まで回収できるだろ?」
「治せるのか?ネイサン」
「部品あるし明日あたりには」
「さすがだ」
「で物資はいいとして本はどこにある?」
「山の手前にある。三階建ての建物だ。地下一階にある。この大通りをまっすぐ行けば着く」
「1番遠いのは物資だそもそも物資はどのくらいだ?」
「コンテナに乗るぐらいのサイズだ」
そのデカさに驚愕する。
「何人やったて無理だろう?」
「これを使えば?」
神代は札を渡す。宮古と特務隊基地行き来で使った瞬間移動のやつである。
「入口と出口さえしっかりしていれば失敗することはない」
「神代のは出口と入口の準備をしてくれ。二つの回収は夜に行う。ゾンビが1番行動を遅くしている時だ」
「でだれ行きます?」
「俺が物資を取りに行こう」
ゾンビ狩りをしていた黒瀬が戻ってきた。
「お前何人やったんだ?」
「数えるのをやめたな次からは首を持ってくるわ」
「いやいい。黒瀬と後二人」
「俺が行く大佐」
リチャード大尉とライアンであった。
「次は本の方だがこっちの方が難しい」
手を挙げたのは佐々木、フェイク、ハンナ、星野であった。