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異世界戦記  作者: トマト
機械島
12/200

機械島 合流

ゆい達3人は受付場についていた後はマッチョマン達3人を待つことになった。


「集合場所間違えてないよなぁ?」

佐々木が言う


「ここであってる この上は階段なくてあのエレベーターでしか行けないの」

ゆいが言う 


ゆいが指した,そのエレベータードアをこじ開ける音が聞こえる。


ドアは破られそこには返り血まみれの3人がいた。

「着いた」

黒瀬が言う


「貴方達そのエレベーター乗ってきたの?」

ゆいが言う


「あぁそうだ,この階に着いたんだが開かなくてな」黒瀬が言う


「大丈夫だエレベーターの他に階段があったはず階段を上り終えると外に出てまた階段を上ると最上階の非常口に繋がってる」

マッチョマンが言う。

「よし行こう」


ゆいが先頭を切っていく。


「敵がきた」

瀧が言う。


上の階からゾロゾロと敵が来るゆい達を囲むような形で銃口を向けた。


「大人しく投降しなさい」

敵の誰かが言った。


「俺とネイサンで露払いをする後は先行け」

佐々木が言う


「いいぜ佐々木」

先制攻撃する2人に敵は驚く,数で圧倒していると言うのに2人だけでかかってくる。


その隙に残った4人は階段を駆け上がる。

「また階段かよざけんな」

黒瀬は愚痴を言う。


4人を追うような形で後ろから追ってきたやつを黒瀬は斬る,撃ってくる敵をマッチョマンが撃つ

流れ作業で単純な作業となった。




      

非常口から外へ出た。屋上であるがまだ上がある

ゆいのお父さんもそこにいる。そう信じている。

「おつかれさん野蛮なレジスタンス達」


どこからともなく聞こえる男性の声。

「誰だ!?」

マッチョマンが言う


「私はこの機械島の責任者,半田総督である」


「今更になって謝罪か?お前を公衆の面前で公開処刑するまで許さんからな」

マッチョマンが言う


「ははぁ面白いな筋骨隆々の男よ。残念だが処刑されるのは君達だ」


「君たちは深く関わりすぎたんだ。本当の機械島の利用価値って物をな」


「どうゆうことだ」


「レジスタンス達は知らなかったようだなお前らに安い賃金で働かしてた理由なんて産業のためなんかじゃない。誤魔化しさ,本当はなぁそこの女の子の親父【博士】のために作った研究施設なんだよ」


「なんだと俺らは意味なく働いていたのか?」


マッチョマンが言うゆいは混乱する。


「利益といえばお前らが稼いだしょうもないお金で全て研究材料として使わせてもらった」


「全て君の博士のためなんだよ」


「子供や死んでいった大人達は無駄死にってことか?」

マッチョマンが言う。


「いや全然ありがたくご遺体は使わせてもらったよ研究のために強化人間すなわちこの世界に新しい人間を作るためにな,この世界を支配するのは人ではく異世界人でもなく神が作りし本当の人間をそうお父さんは野望を抱え必死になって研究したってゆうのに、その娘ときたら博士の研究を邪魔するのかい?」


ゆいはしゃがみしまいすすり鳴き声さえ聞こえる

黒瀬はそれを見て我慢できなくなってしまう。

「おい半田」


「なんだね黒いふくをきたきみ」


「お前らの研究なんてどうでもいいんだよゆいの親父に合わせてやれよそれで俺の仕事は終わりなんだよ余計な仕事を増やすんじゃねえーよそれと後顔を出したらどうだ」


「そうですかなら仕事を増やしてあげましょう,これで貴方達も終わりです」


ヘリに吊るされた巨大な二足ロボットが上空に出現した。ヘリから切り離され,屋上に着地するロボット


「これは機械島のロボット技術と博士の超絶なエネルギー源で作った戦闘機械です」


身長10メートルはあるだろうか,武装は機関銃を備え,ミサイルも完備し,弾も弾く合金製であるだろうか。


「では機械人形あのレジスタンスを倒しなさい」

放送が切れる。


「どうする?黒瀬?」


「戦うしかないっしょマッチョマン達は下がってて」


「気を付けろ黒瀬相手は機械だもしやられたらその都度,僕が回復してあげるから」


「サンキュードク」


黒瀬は抜刀する。

「よしいっちょやるか」


       

黒瀬はロボットに対してかすり傷程度もダメージを与えられていなかった。それに対して黒瀬は傷を負うばかり,不死身の黒瀬だが限界もある。


黒瀬は打開策を考えながら戦うが、何一つとして傷を与えられてなかった。このままだと自分が死んでしまうではないかと不死身の黒瀬は戦ってる最中考え始めた。


気を逸らした瞬間ロボットの右ストレートが黒瀬に直撃する。黒瀬の体は骨と内臓が破裂した痛みを感じて黒瀬は意識を失ってしまった。


「死ぬな黒瀬」

瀧が危険を顧みず黒瀬に近づいて黒瀬を治療する。瀧は血療という,瀧の血か輸血などの血で治療する謎の力を持っていってそれで治療し始めた。


黒瀬の出血や骨折などがみるみるうちに治るが瀧は自分の血を使ったため出血性ショック死する限界まで到達していた。


「よしもういいぞドクター」  

黒瀬は立ち上がる。さっきの怪我は嘘のように回復しているが黒瀬自身まだ痛みはあるようだった。瀧はその場で倒れる。ゆいとマッチョマンが回収した。


「よし第二ラウンドだロボットめ」

黒瀬は妖刀を取り再度戦う姿勢ファイティングポーズをとる。


するとヘリの音が聞こえた。音から察するに近くでホバリングしているように聞こえる。


瞬間,ロボットに弾丸が撃ち込まれた。


「50口径でもはじくか、関節部分を狙えジャック」


「了解」

uh60に乗っているのはb班のトムとジャックである。

「やってくれジャック」

黒瀬が言う。


ジャックはドアガンから12.7ミリを弾をロボットの左膝関節部に対して3発撃ち込む。


「三発とも同一弾痕」

トムがジャックに報告する。


人間の膝の痛みのように感じでロボットは右膝を立ててしゃがんだ。


その隙にトムもロボットの頭に対してsr25で撃つ。ロボットはuh60に対して添え付けの機関銃で応戦した。


uh60は一旦距離を離す。佐々木とネイサンも黒瀬達に合流した。


「なんだあのロボット」

ネイサンが言う。


「ネイサンまだ擲弾はあるか?」

黒瀬が質問する


「あるぜ黒瀬!ぶち込んでやるぜ」

ネイサンが言う


「俺も手榴弾であいつをぶっ倒す」

佐々木が言う


「あのロボットを倒すぞ」


「俺と佐々木で擲弾と手榴弾をあのデカブツに撃ち込む,弾着したら黒瀬後は頼んだぞ」


ネイサンは黒瀬に指示する。

「よし行くぞ佐々木」


「おうよ」

佐々木は出来るだけ近くネイサンは照準を合わす。ロボットも2人の行動は見逃さないくて2人に機関銃の照準を合わす。

「もう投げるぞー!!」


佐々木はロボットに手榴弾を投げた。

ネイサンも擲弾を発射した。


ランチャーの発射音が聞こえ弾着音が聞こえた瞬間,黒瀬は爆煙の中ロボットに対して突っ込んでいく。ロボットの膝を利用して,高く飛んだ。


そしてロボットの頭より飛んで黒瀬は掛け声と共にロボットの首を切り落とした。接続部分斬られたことにより落下し,倒したことと勝利したことの嬉しみの感情黒瀬の心の中に込み上げた。そして叫んだ。まるで獣の雄叫びような声だった。

「よし後は総督だけだ」

黒瀬は言う。塔の天辺に向かう。

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