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異世界戦記  作者: トマト
ランク戦
118/200

ランク戦

d班を撃破し、次に分析班が攻撃を仕掛けたのは、b班であった。

4対4による真っ向勝負が始まる。


b班の目線から言う


分析班は能力者の集まりで、通常の戦術、陸戦は皆無で新しいものに触れるという形になる。


元々後方で働くために作られた部隊が、今や何も知らないケルベロスとなった。誰かが手綱を握らなければならないとトムはそう思っていた。


「みんな気を締めて、分析班を喰ってやれ」


無線から3人の野太い掛け声が聞こえる。士気は充分。後悔も無し、あとは結果だけ。


b班の右側面に突然。テンジンと結城が現れる。神代の瞬間移動の札を使ったのだろう。対処したのはトムと力であった。


正面からフローガが突破してこようとする。猪突猛進かのように勢いがある。その勢いを止めるが如く、ハンナは1発散弾を放つ。


ハンナは未来予知ができるためしかも現実よりも勘がいいためか、避けるのは分かっていた。そしてどこに避けるかも分かっていた。だが、人の感情は読めない。


【なぜ火の使いであるフローガが近接戦闘のハンナに挑んだのか】それは読めない。


フローガは弾を避けるため、ジャンプするだが銃剣を刺そうとするハンナ。フローガは火炎を噴き出した。火炎はハンナの頭上から降ってくる。ハンナは前転して避ける。フローガはハンナを攻撃するよりもテンジンと結城に合流する予知ができた。


「逃がすか」

ハンナは引き金を引くだが、弾切れだった。

すぐリロードしてフローガを追いかけた。



「ハンナ!ハンナ。持ち場を離れるな」

ジャックからの無線が入る。


「なんでだよフローガはトムたちのところに向かってるんだよ」


「わかってるけど、そうしたら後ろから狩られるぞ」


「誰に?」

ジャックからの無線が一旦切れる。だがすぐに戻ったがジャックの声ではなかった。


「俺にだよ」

黒瀬の声だった。








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