ランク戦2
佐々木のうめき声がジョンの耳元で聞こえる。佐々木は一旦下がりd班ごと別の所へと下がらせることにした。
黒瀬は更科との戦闘で軽症判定なってしまった。
「落ち込むな黒瀬。まだ死んでないしお前は不死身の能力が使えるからな」
「わかってる更科の腕を切ってやった。だが誰かの血を吸えば、元に戻るだろうな」
黒瀬は納刀し服についた誇りを払う。
「星野はやられたのか?」
「フェイクの仕業だ」
「2人とも生きてたかこっちは大変だっぞ」
ネイサンはd班の拠点から走ってくる。
「隊長。次はどうするんだ?やっぱり能力者は後始末にするのか?」
「そうだな情報がまだ乏しい。今は好戦的より情報を収集するのが優先だな」
「各班1人ずつ戦死したわけか?」
「いや、e班と分析班は多分まだだ。どこかに隠れているんだろうな」
「隠れて様子を伺うのが一番の策では?」
「かもなーこうなった以上。やられっぱなしとはいかないからな」
b班は家に隠れ,作戦を立てることにしたた。しかしハンナは軽症扱いになってしまった。
「ハンナ。ハンナ大丈夫か?」
力は心配する。vrでは治療はできない。軽症扱いで走ることは難しい。
「うちはなんだかんだでみんな生きている。これだったら一位狙えるかもな」
「それよりサンキューなジャックあれはすげぇよ」
力は言う。
「咄嗟にできたことだよ。多分ゲームだから上手くいっただけ。実戦だったら、外してみんな死んでたよ。で、隊長どうします?またファインプレーを見した方がいいですか?」
「うちはまだ4人。ガンガン攻めていこう」
一方e班は....
「つまんないーずっと画面見っぱなしで楽しいのー?」
アクマは駄々をこねるかまってほしいみたいだ。
「待つのも戦法の一つだ」
「迫撃砲展開してよかったのでしょうか?」
ライアンが言う。
「そうだそうだ敵に見つかったらどうすんだ?」
「まだみなさんは活発に動いています。停滞したところを1発でドーンとやります。僕達、e班力をみせつけましょう」
「よっしゃー燃えてきたぞーー!!」
アクマが言う
「まだまでアクマ。今説明したばっかだろう」
「あ,みんなジュース飲みます?」
瓶ジュースを渡すライアン
「飲む飲むアクマも飲む」
待機が続く。
睨み続きで合った戦闘がまた開始する。今度はd班とc班だった。