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異世界戦記  作者: トマト
b班国外へ
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b班

特務隊が来るまであと半月。特にやることはない。だがらこの文章もいい加減に適当に書く。

テンジンが加わった後の話だ。花を取りに山へ行った後の話だ。結局ギルドに頼んで回復薬を買ってジャックとトムに飲ませた。


傷もすぐに治り現場復帰となると、すぐに取り掛かったのは本部の到着の準備だ。といっても皆はやる気はなかった。

本当はグダグダとした日々が続いたのだった。運動するか読書するかの二択だった。この時まだテレビは繋げてなかった。テレビよりも新しく加わったテンジンに興味があった。テンジンは奇妙なナイフを持ち歩いていた。俺はその形状のナイフは初めてだからだ。


「そのナイフってさククリじゃね?」


「ククリナイフ?。もしかしてテンジンってグルカ兵だったり?」


「かもしれません。まだ記憶は曖昧ですが銃を握った記憶はありますし、なんたら戦い方も体が覚えています」


グルカ兵というネパールの民族からなる兵士だという。ちなみに俺は初めて聞いた。


なんやかんやでテンジンは特務隊の一員となった。まさか2人増えるとは思っても見なかった。


「フローガって抜けるの?」


「うーんまだねもっと居たいし」


「でも働いてもらわないと困るよ」


「困るよって1番働いているわ!」


「ちょうどいいところにギルドから手紙が届いた」

ようやく退屈な時間から解放されると思い中を開ける。


「なになになんの依頼?」


依頼としては楽園を作るということで現地調査をしてくれという依頼だった。


「ここってすぐ海じゃない?」


「海行くの海?!!?!」

女子2人はウキウキし始める。


楽園予定地は四六時中初夏の気温で一年中海で泳げるのが売りらしい。一応設計図みたいなものも送付してあったが目は通さなかった。


「なぜ見に行かなければいけないのですか?」

テンジンは不思議に思う。我々も不思議に思う。


「まぁ荒くれ者かモンスターがいないか見に行くだけでしょ?」


「うんじゃ出発しますか」


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