b班
2人は王の間へと到着する。この前宴を開いてくれた場所だ。まだ燃え移っていなかった。
「そこにいるのは誰だ?!!」
男が2人に向かって叫ぶ。王様はこの男によって殺されたようだ。
「あんたら王様を殺しておいてなんだい!!。こっちこそ聞きたいね」
「聞くまでもないわ!!」
ハンナは銃を発砲する。何気に男は避けた。そもそも狙ったつもりはないのだが、それは別として2人は追いかけた。すると中にはに出た。本当だったらここに回復の花が咲いているはずなのに何故か今年は咲いていない。
「我々はこの花が欲しかっただがないのであればいらない無くしてしまえ」
男は言う。
「なんならあの山の奥にバカみたいに咲いてるぞ」
「?!!?!」
「あーあーこんなことしなくてもよかったのに。もったいね」
「なんだとお前たちあのガキどもをやっちまえ」
どこからともなく男たちが出てくる。
「ちょっとフローガなんとかできないの?」
「一つだけ策はあるよ。まさかこれは使うとはね」
ハンナは呼吸を整え両手を上にあげる。
「よっしゃ、光炎たかく気炎で狂炎になりましょう」
宮殿の火が消えるかのようにフローガの両手の上に集まっていく。
「炎々神火」
唱えるとどでかい虎が出現する。
「さぁ悪者たちを全て浄化するのよ」
男たちは逃げたが気づけば灰になる。虎もいつしか消えた。宮殿は焼け跡となり一応鎮火はした。
「制圧完了って感じだな2人とも」
真っ黒になった力とテンジンが向かってきた。
「うわなにそれ」
フローガは笑う。
「そりゃ宮殿を走り回ったらこうなるわ」
「それよりさテンジンこれからどうする?。もう君の家とも言える宮殿は無くなってしまったし何より王様もいない」
「うーん」
少し考える
「君は自由になったんだぞ好きにしていいんだぞ」
「なにもしたくはないですねですけどここにいたら野垂れ死ぬだけだと思うのでしばらく居候させてもらいます」
「よっしゃそう来なくちゃなテンジン」
「ただテンジンの口から言わせたかっただけでしょ?」
フローガは言う
「なわけないでしょ!。ささっとここから帰るぞ花も渡さないといけないですしな」
だが花は灰と化していた。




