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隠れ家に住む冒険者。  作者: 與吉
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転移からの

転移転生者を描くのは好きです。

のんびりスローペースで書いて行きます。

眩しい光に包まれたナナは気が付くと小高い丘の上にいた。

周りを見渡して分かった事と言えば木々が生い茂り道らしい道が無いと言う事

丘の下には川が見えるので飲み水はスキルの『鑑定』で調べるとしよう。


「まずは持ち物の確認だな。」


ナナは装備している革の上下と革のブーツが動きやすいか確認する為に

柔軟運動や木を目印に数回程度弓を射る。

5本目の矢が命中した事を確認し『良し!』と掛け声をしてから

『身体強化』を唱えてから丁寧に矢を折らないように木から抜いて行く。

足元の背負い籠には10本の矢が入った矢筒が3つに

着替えが入った大きめの袋と保存食と調理道具が入った袋があった。

どの袋もこの世界『オールグラウンド』仕様になっており

服や食糧も材質や材料は解らない物ばかりだった。

この世界の水筒も500mlの小さな物が2つあったので

『鑑定』し一口飲んでみて「普通の水か・・しかも温いし」

あまり飲んで水不足になっても困るので背負い籠に入れる。



その中には神様からの手紙という名の小冊子もあり

表紙に『オールグラウンドの歩き方』と書いてあった。

1ページをめくると大きく一言だけ書かれていた。

『世界は弱肉強食、ヤラレル前にヤレ!』と・・・。

2ページ目には逆に細かく色々書かれていた。

『周囲を警戒し行動すべし、人ごみであっても『結界魔法』すべし!』

『街の外ではいつ狙われているか分からないので『結界魔法』をしつつ弓を構え周囲を警戒すべし!』

『街の外で夜を迎えるのは危険が多すぎるので早めに人の生息エリアへ移動すべし!』


「まずは『結界魔法』をして周囲を警戒っと・・・」


背負い籠と弓矢を装備し『結界魔法』を唱えてから周囲を警戒していく。

丘の上は短い草が生い茂っているので見晴らしいはいいが襲われる危険が大きい。

神様らからの話では『オールグラウンド』で人を襲う生き物が多いので危険がいっぱいと言っていた。

それに伴い倒せば食糧として確保出来るのでキッチリ解体を教えてもらい

天界の片隅で簡単な料理も練習しながら実戦を経験していたので

専用の解体ナイフが腰に差してあったり調理道具の袋に数本の包丁も持っていた。


「周囲を警戒しながらの移動は難しいな。

向こうの林から何やら視線を感じるんだが襲われる前に逃げた方がいいかな。」


ナナは弓矢を背負い籠に入れ『身体強化』を唱え深呼吸をし

『結界魔法』で護りながら丘を突っ切り林を駆け抜けていく。

枝や蔓草を無視するように一直線に走り抜ける事1時間後・・・街道と思われる道へと出る。


「道と言っていいのかな。

草原の中に馬車か何かの車輪の踏みしめた後・・・。

これは田舎の農道の方が立派だぞ。」


さてさて、どっちへ行けばいいか問題だな。

右の方は木々がある様だし、左の方は山が見えるな・・・。

左の方は山の麓か・・・登るのは勘弁です。


「良し、右へ行こう!」


背負い籠から弓矢を取り出し歩きだす。

林から離れたという事でさっきまでの視線は無くなり

変わりに草原の方では穴兎がこっちを見ている。

ナナは穴兎を目視しながら音を立てずに風下へ移動し射る。

2匹の穴兎の血抜きをし解体しようとして

神様から受け取った『魔法工房』を思い出し


「『魔法工房』でも解体は可能かな・・・?」


次の瞬間、穴兎はナナの手元から消え去る。

消えたのが『魔法工房』の魔法効果だとしたら・・・

魔法の設定で目視確認するとしたらどうしたらいいのか・・・。


「神様は『魔法工房』は専用の工房だと言っていた。

そして、工房へ導くスキルだとも言っていた。」


それは目に見えない工房へ移動する。

ナナ専用の工房への入り口、穴兎はそこへ移動し消えたとしたら・・・。


「『魔法工房』へ移動!」


次の瞬間、ナナは草原から不可思議な場所へと瞬間移動する。

大きな扉と背丈ほどの石垣があり扉には『ナナの工房』と看板が出ていた。

石垣の向こうには二階建て和風の家屋が見える。

ナナは扉に手をかけ中に入ると正面に二階建ての瓦屋根の屋敷があり

左手には屋敷よりも小さめな倉庫があり

右手にはコンクリートで頑丈に作られた小屋があった。


ナナは最初に右手の小屋の扉を開けると二十畳ほどの広さがあり大きいテーブルが鎮座していた。

部屋の奥には金属製の棚があり今は何も置かれていない状態だった。


「作業用の建物かな?」


階段を上がり二階に上がっても一階と同じく柱も壁も無く広い部屋があるだけだった。


「こっちにはテーブルは無しっと。」


あまりにも物が無く広いスペースが勿体無い気がする。

一階に下りると「はぁはぁ、お帰りなさい。」と女性の神様が息を切らしながらナナに話しかける。

ナナは慌てて神様の前に行き姿勢を正して頭を下げる。


「はい、ただいま帰りました・・・?

それとも久しぶりです・・・?」

「まぁ、どっちも正解ですよ。

神様は正面の屋敷にいますから慌てなくていいですよ。」

「わかりました、ありがとうございます。

それにしても『魔法工房』ですか・・・すごいですね建物が3つもあるとは・・・。」

「ここにある建物はナナさんが生前に住んでいた家を参考に作られています。

もっとも神様が手を加えていますので十全全てが生前と同じ物ではありませんが

『オールグラウンド』で使用不可の電化製品は撤去してありますし

同じなのはナナさんの部屋にある資産とそれと付随した物だけは動かせるようになっています。」

「付随した物ですか?」

「はい、ゲームをする為のハードとテレビは神様が手を加え遊べるようにしてあります。」

「・・・なるほど?」

「すいません、天界ではゲームとか娯楽が無く神様も絶賛プレイ中です。」

「まぁ、なんだ・・・気に入って貰ったのであれば嬉しいです。」

「あはは・・。」

「それでここが工房なんですか?」

「それは違います。ここも工房です。

右手と左手の建物は工房然とした建物ですが

正面の建物は普通の屋敷として機能しています。

神様の力を用いていますので外の世界『オールグラウンド』と同じく

日が昇り沈みますし望めば雨も降り雪も降ります。」

「時間の流れも同じですか?」

「それについては神様曰く設定次第という事でした。

こっちにいる間に向こうの世界のナナさんが消えていると言う事はダメという事でね。」

「工房での仕事に夢中になり所在不明の行方不明というのはカッコ悪いですしね。」

「ちなみに右手の工房は『調合』や『細工』に向いており

左手の工房は『鍛冶』や『錬金』に向いてます。」

「そだ、穴兎を『魔法工房』に送ったと思うんです・・・。」

「それでしたら・・・こちらの箱の中にあります。」


そういわれて階段横の背丈ほどの箱の前に行くと

どう考えても業務用の冷蔵庫が鎮座していた・・・しかも二台。


「冷蔵庫?しかも二台??電化製品は動かないんじゃ無かったんですか?」

「それは神様仕様ですので電気の変わりに『神気』で動く様になってます。

私と神様の『神気』を吸い上げ電気の変わりに起動しています。

どういう訳か中身は時が止まったように新鮮な状態になっていますので

『解体』などは速やかに行った方がいいですよ。」

「そうだ、血抜きは済ませたんですが・・・

それで解体場所はどこで行えば良いですか?」

「それでしたらこちらへ。」


そう言って案内されたのは倉庫の奥の部屋だった。

床壁共にコンクリートで囲まれており部屋自体低温管理されていた。

換気扇が動いているのか部屋の中の空気が動いている気がする。

天井にはライトが点灯しており外並みの明るさを保持していた。

部屋の中央に金属製のテーブルがあったのでナナは穴兎をテーブルにのせ解体を始める。

何度か神様の指導で解体をしていたのだがいざ解体をすると緊張してか上手く指が動かずにいると


「焦らずとも大丈夫です。ゆっくり確実に行きましょう。」

「はい。」


ナナは目を閉じ深呼吸をし解体を再開する。

所要時間は短い気がするが内臓を取り出し革を剥ぎ頭を落とす。

革に関しては街で買い取りして貰うつもりなので『生活魔法』で綺麗にして保管し

兎の肉はした準備をしようと思ったら「それは今から調理しますね。」と言われ

「はい、お願いします。」と手渡してしまった。


「それじゃ、正面の屋敷に行きましょうか。」

「はい。」


どう見ても普通の田舎の一軒家だよな。

無駄に大きいだけの一軒家・・・しかも今は神様含め3人でこの大きさか・・・。

玄関を開けるとニコニコした神様がいた。

なぜか着物というか作務衣を着ていた。

手には読みかけの週刊漫画があったりもするのだが・・・。


「おかえり、どうじゃ久しぶりの家は!」

「ただいま?あのえーと久しぶりというか記憶にないのでなんとも・・・。

ただ1つ言えるとしたら無駄にデカイですね。」

「あの私は台所で穴兎を調理しますね。」

「それじゃ、わしは屋敷の案内をしようかのぉ。」

「いあいあ、案内とか大丈夫です。

食事する所とか休める場所などを教えてもらえれば大丈夫です。」

「そうか?それでいいんか??

主要な部屋は玄関から上がってすぐ左手にトイレに隣は台所と奥に浴室で

玄関から上がって右手に寝室があり隣にリビングと奥に客間が二部屋あって

玄関から廊下へ通って階段があり二階にはナナさんの部屋と客間が2つとトイレがあるね。

わしは二階のナナさんの部屋にいる事が多く彼女は台所にいる事が多いのぉ。」

「私はどこで寝れば・・・。」

「どこでもいいが、『魔法工房』で寝泊まりする気が無いなら

外の倉庫の二階を休憩室にした方がいいんじゃないかのぉ。」

「確かに広すぎて落ち着きません。

街での滞在時に『魔法工房』使用時は倉庫を使用し

街の外での『魔法工房』使用時は屋敷を使う様にします。」

「布団などの寝具は押し入れにあるから自由に使うが良かろう。」

「はい、今日は『魔法工房』での解体を目的に来ましたから早々に戻ります。

向こうでは林を越えて街道側で穴兎を倒しただけで街がどちらなのか道に迷い中でして・・・。」

「確か渡してある小冊子に向こうの地図を書いておいたと思うんじゃが?」

「そうなんですか?少し待って下さい。」


ナナは足元の背負い籠から小冊子を取り出し読み始めると

小冊子最後のページに地図が書かれてあった。

地図にはナナが最初に降り立った場所と歩いたルートに穴兎を倒した場所が書かれてあった。

ナナは思わず「カーナビかよ!」と突っ込みを入れると「確かにカーナビじゃのぉ」と

神様は「ふぉふぉふぉ」と笑っていた。


「そういえば向こうはどうじゃった?

辛く無かったか大変じゃなかった??」

「辛いか大変かは解りませんでしたが神様からの教えで大丈夫でした。」

「そかそか、常時『結界魔法』と周囲の警戒はどうじゃった?」

「今のところ魔力切れとかは無かったですし

周囲の警戒も・・・上手くいっているのかは分からないです。」

「それなら何か視線を感じたりしなかったかい?」

「林の中から見つめられているのを感じましたが・・・。」

「それなら周囲の警戒は成功したと思うぞぃ。

その証拠に新たに『気配察知』というスキルを覚えておるぞ。」

「本当ですか、『気配察知』ということは周囲の気配を知る事が出来るとか?」

「そうじゃ、LvUpと共に広範囲に気配を知る事が出来る筈じゃ。

極めれば外敵の接近を未然に防ぐ事も可能じゃろう。」

「それは是非にもLvUpしなければ。

どうすれば上達するのでしょうか?」

「周囲を常に警戒する必要がある状況に身を置く事じゃな。

森の中で過ごすとか・・・草原で狩りをするとか?」

「それなら街を拠点で暮らすとしても草原や森の奥で時間を過ごせばいいのか・・・。」

「もっとも危険じゃと思ったら即逃げる事が原則じゃがな。」

「はい、基本『いのち大事に!』です!」

「ふぉふぉふぉ、そうじゃのぉ。死んではダメじゃ絶対。」

「まずは人里へ行って生活する。」

「そうじゃ、12歳から仕事を求めて山村から出て来たと子供という設定だっけかな?」

「そうですね、12歳まで山村暮らしで猟師の祖父から弓を教わり・・・

両親から薬草採取とポーション調合を叩きこまれて・・・なんだっけ?」

「そこは長男の結婚を機に山村から仕事を探しに来たという事にしたでしょ?

はい、穴兎の串焼きとステーキの完成ですよ~」


大皿に串焼きとステーキを盛りつけた女性の神様が台所から現れる。

美味しい匂いを気にしながら神様らとナナは台所へ向かう。

ナナはイスに座りながら目の前の串焼きに釘付けになっており

「あの食べてもいいですか?」と聞き「どうぞ、召し上がれ~」と言われたので

1本手に取りパクリと食べる・・・「うま!」始めて食べる味なのに一気に頬張ってしまった。


「美味しい・・・始めて食べるけど穴兎美味しいかも。」

「それは彼女が料理上手という事もあるがナナさんは死後何も食べていなかったし

久しぶりの食事という事で何でもおいしいという状態なんじゃないかのぉ。」

「そうですね、串焼きもステーキも調味料は岩塩・・・塩のみですし。」

「・・・塩のみでこの美味しさか・・・穴兎凄すぎるな。

向こうに行ったら乱獲しそうで怖いな。」


神様らは串焼きやステーキを一口だけ食べた後はナナと話をしている。

ナナだけがパクパクと食べ気が付けば大皿の半分以上を食べていた。


「あの神様たちは食事とかはしないんですか?」

「わしらはここにいる間は食べる事は可能なんじゃが・・・

基本的に天界では食事という習慣が無くてな最小限の栄養があれば大丈夫なんじゃよ。」

「私は食べる事より調理する方が好きなのでナナさんが美味しそうに食べてもらえて嬉しいですよ。」

「あのでは穴兎をこれからも『魔法工房』へ送っても大丈夫ですか?」

「はい、向こうの世界とここの世界では時間の流れが違いますので

向こうで送った数秒後には解体が可能ですよ?」

「その場合は誰が解体をしているんですか?」

「それは『魔法工房』の倉庫が自動で作業します。

そして解体が済んだ物資は冷蔵庫に保管されます。

ナナさんが『解体工房』から穴兎の肉や毛皮を取り出す時には

確か冷蔵庫から直接物資が手元に送られるようになりますので

周りの目がありますので背負い籠や大きな袋から取り出す動作をしつつ物資を取り出して下さい。」

「あの『解体工房で取り出し可能な物資の確認はどうしたらいいんですか?

向こうにいる間はこちらの情報が無いんですか・・・。」

「それならこれを渡しとこうかのぉ。」


そう言って神様は1枚のカードを取り出した。

カードには『穴兎の毛皮(2)』と『穴兎の串焼き(3)』『穴兎のステーキ(1)』と書かれていた。


「あのこれは?」

「見ての通り『魔法工房』の取り出し可能物資一覧じゃよ。」

「私も穴兎を調理したから『串焼き』やら『ステーキ』が取り出し一覧にあるかも~。」

「無くさないようにどうすれば・・・紐を付けた方がいいかな?

それとも箱か袋に入れて無くさないようにしなければ・・・。」

「それならカードに細工をしてナナさん専用と設定して日本語で文字表示をし

最後にナナさんの任意で取り出し可能にすれば完璧!」

「日本語表示ですか・・・そういえば向こうの言葉や文字は一応習いましたが大丈夫でしょうか?」

「大丈夫じゃよ、その辺は神様の加護というやつじゃ。

言葉の理解と文字の読み書きは完璧じゃよ。

もっとも紙などの流通に関しては一般的には少しだけ高価な気もするがな

それでも農村などでも流通しておるし住民の語学力も高いと思うぞぃ。

読み書きは騙されないように・・・そして仕事をする上で必須と言えるしのぉ。」

「計算に関しては商人などが力を入れていますが足し算引き算があれば暮らしていけるはずです。」

「それなら大丈夫か・・・多少の暗算は自信があるし商人になる気が無いから問題無し。」

「今日はどうする?こっちの世界と向こうの世界では時間の流れが違うけど戻るかい?

それとも今日は『魔法工房』で休んでいくかい?」

「んー、今日は戻って街を目指そうと思います。

穴兎の毛皮が2枚ありますし街で売れば多少の金額になると思いますし。」

「背負い籠にも革の小袋があったじゃろ?

あれにも少なくとも街で数日泊れる金額が入ってるはずじゃが?」

「そういえば小袋が背負い籠の奥にあったはず・・・」


ナナはそう言って背負い籠の一番底に置かれてある小袋を取り出し中を確認する。

中には数日どころか数カ月宿泊可能な金額が入っており・・・。


「これは多すぎる気がしますが?」

「その金額はわしらの『魔法工房』での宿泊費というか活動費じゃよ。

ゲームとコミックの読み放題の対価じゃよ。」

「そうです私的には少ない気がしますが気持ちとして受け取って下さい。」

「あーうーそうか、そういう事ならありがたく受け取らせていただきます。

それとこれからもお願いします。

死んで実家が無くなり戻れる場所が無くなったと思ったら

また戻れる場所が出来たみたいで嬉しいです。

それでは戻りますが・・・『魔法工房』の扉から出れば向こうへ帰れるんですか?」

「あぁ、そうじゃ。門から出れば元の場所へ出れるはずじゃ。」

「戻るのであれば『串焼き』と『ステーキ』は時間停止機能のある箱に入れておきますね。」


そう言って台所のクーラーボックスに入れている。


「あの時間停止機能というのは?」

「物の時間を止めた状態を維持出来る機能かな。

温かい料理は温かいまま保存可能だし、冷たい物は冷たいまま保存されますね。

今入れた箱は個別に保存可能なので温かい物も冷たい物も保管可能の優れ物!

勿論神様監修設計施工の一点物ですよ!」

「この箱の物も向こうの世界からナナさんが取り出し可能です。」

「嬉しいですがいいんでしょうか?」

「ふぉふぉふぉ、もちろんじゃよ。」

「うふふふ、これは料理のし甲斐がありまね。」

「わかりました、よろしくお願いします。」


ナナは深々と頭を下げ背負い籠を背負い


「いってきます!」


と言い向こうの世界へ駆けていく。

遠野七雄


ナナ 12歳


『身体強化』Lv5


『速度強化』Lv5



『生活魔法』


『鑑定』Lv5


『調合』Lv5


『錬金』Lv5


『鍛冶』Lv5


『細工』Lv5


(new)『気配察知』Lv1



『剣修練』Lv5


『弓修練』Lv5



『火魔法』Lv5


『水魔法』Lv5


『土魔法』Lv5


『回復魔法』Lv5


『結界魔法』Lv5






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