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上の世代が超全体的にズルイ過ぎる件について


 ああハッキリ言うが、俺は上の世代が嫌いなのだ。

 

 老害とか言いたいわけじゃない、ただただ持っている存在として、持たざる存在達である我が世代は悲惨なのだからなぁあっ。

 

 例えば、過去は少子高齢化などでは無い、当たり前のように若者が多く、老人が少なく、

 てかもうガチでマジで、それだけで理想的な光り輝ける、希望に満ちた未来像があり、活力に満ちて、

 生きているだけで大いなる、偉大なモチベーションが手に入るのだ。


 今はどうだ? 老害が溢れている、生き残り勝ち逃げする事が生き甲斐のような、死に損なった人間の、なんと多い事かよ。

 そんな腐った社会で、なにを希望にして、夢にして、真の愛を持って生きて行けようか?


 ああ、もうどうでも良い、そんな事は些事なのだからなぁあ?

 

 過去の日本は超絶勝ち組だったのだ、無能な馬鹿でも御情けで、纏まった金が稼げたのだ、夢のような環境だ。

 二流のゴミ屑でも、超絶ウルトラ美少女を抱けたりすれば、まあ長生きできるだろうがよ。

 超一流の存在だって、自分の周りの幸福の地盤固めとして、ある程度は救いの手を差し伸べたりもする。

 昔の企業は、哀れな孤児のような、薄汚い存在を拾って、慈善事業の一環として、一人前にするような事もママあったりした。


 翻って、今はどうだ?

 はい、簡単だ、弱者は切り捨てられるだけの、弱肉強食の、ゴミ屑のような腐って腐敗したゴミ社会に成ってしまった。


 まあ逆に楽しいがな、俺のような超絶有能な超一流の存在は、戦国時代では頓に優遇されて重宝されるのだから。

 馬鹿共は切り捨てられて、俺のような奴に金と人材と能力と、ありとあらゆる富と言う富のようなモノが集約されるのだ。

 そうでなければ生き残れない、グローバルな自由競争では、人材の流出やその他の事案が超重要、効率化が最優先されるのだから。


 さて、とにかく、俺は例外中の例外だが、普通の人間は超絶に地獄だろうがよ。

 持っている奴、一流なら、滅私奉公して、自分が不幸になるまで、哀れな孤児のような奴に救いを与えなくちゃいけない。

 逆に二流以下なら、悪循環な人間関係、滅私奉公する可哀そうな一流連中、足を引っ張るクソ野郎どもな三流連中に挟まれ、中間管理の受け目に合う。

 三流やら四流なら、もう駄目だ、世の中を恨みに恨んで、日々をなんとかかんとか生き残り、自殺しない事だけを主眼に生きる事に成るのは明々白々だ。


 ホント、上の世代は超絶に楽だったなあ?


 ハッキリ言って、超一流の小説家なんて、目じゃねえぜ?

 それ以上に高潔で尊い、真の幸せや、娯楽を堪能できていたのだからなぁあ?


 そもそも自給自足的な、小説家になる切欠が、周りに一切合財依存できなくなったからに、ほとんどの場合よる、

 だってどう考えても、ひとりで世界を創造するよりも、複数人で共同で世界を創造した方が捗るだろうがよ、

 つまりは悪循環な人間関係ばかりが多過ぎて、他人との関わりを精神的にシャットアウトする価値観で生きるしか、 

 ほとんどの場合において選べる道、価値観、人間としての最低限の生き方として、無くなっているのだろうがよ。


 ハッキリと言える事は、小説家は馬鹿にされているって事だ、上の世代から見て、そんな下種に収まるのが最善って時点でな。


 本来なら、人間はもっともっと遥かに、社会において高次元な幸せと、娯楽を追求できるモノなのだ。

 理想的な社会の為に生き、将来性のある社会において、未来を希望的に展望した末の生き方、決断と決意を持って生きて行けるのだ。

 

 だが実際の現実はそうじゃない、他人の為に生きる価値観は必然的に淘汰されてしまって、

 自給自足的な価値観、生き方としての技術力が重要視される、ゆえの小説家の台頭だ、一般大衆が持つ必須スキルとさえ言える、

 ゆえの、小説家になろう、だと、俺は少なくとも思っていたりするのだった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白かったです。読んでるそばから笑みがこぼれるような小説でした。
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