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入学 ユウ編3

読んでってください

「その二人が転入生だね」


「はい 後はよろしくお願いします 先生」


「あいよ――」


先生と呼ばれている女性と女たらしお兄さんこと副会長?が慣れたように会話を進める


「君がユウ・クサロくんだね」


「はいっそうですっ」


「私は1A教官のミラ・アヴァルだ よろしくな」


「あっはい…」


先生は僕に手をだしてきたので僕も応じる


「おぉぉぉぉお 合ってたよ!! ドラコ!!」


「すげぇえ 教官が二択を当てるなんて!」


「え?え?」


教官は女たらしお兄(以下略)をドラコ呼び二人で盛り上がっている

僕はわけが分からず周りを見ると


「………」


相変わらずエントは独り言を言ってる

まぁ…だよね! そうだと思ったけどさぁ!!


僕だけ孤立した状態で立ち尽くす

なんなんだ…これ


「あっごめん 意味が分からないよね」


「はい…」


教官は思い出しかのようしに僕の方を向く


「私 適当だから」


先生は笑顔で答える


「??えっ?えーと」


適当?適当って言った?いま…教官がそれでいいのか…?………いやダメだろ!!


「ごめんね ユウくん エントくん 教官がこんな感じだったら不安だよね でも安心して 腕は確かだから」


副会長やドラコと呼ばれた女たらし(以下略)は僕たちに気をつかったのか不安を和らげるように接する


でもあの教官腕は確かなのか…それならいい…のか?

などと僕が一人で自問自答を繰り返していると


「なんだ ドラコ お前らしくない」


「そんなことないですよ 僕だって優しいですよ…女の子には」


「相変わらずだな…チャラ男は」


「チャラ男じゃないです!!」


教官と(前略)女たらし(以下略)は慣れたように会話を交わしている


「あの さっきから気になっていたんですけどお兄さんって副会長なんですか?」


僕はずっと疑問になっていたことを聞く


「なんだドラコまだ自己紹介もしてなかったのか」


「あぁーそういえばしてなかったな――」


「んじゃ 気を取り直して――」


「俺の名前はドラコ・アストロト

アストロトは家名でドラコは称号 ほんとは固有の名前もあるんだけどいつも省いてる 気づいていると思うけどここの副会長やってるよ みんなアスト副会長とかドラコ先輩って呼んでる どう呼ぶかはご自由に」


「んじゃ 普通に副会長で」


「あれーせっかく名前まで言ったのに!!」


「ところで二人ともどうする 1Aの皆が戻ってくるまで一時間ほどあるぞ」


教官は僕とエントに問いかける


「それならさ!!二人とも僕と一戦交えてみない?」


「「!?」」


僕は驚きの表情を浮かべる 恐らくエントも同じような反応だろう


だって魔法学園の副会長だぞ 魔法学園の生徒会といえば卒業後は確実に有名な騎士団や魔法団に入ることになる そこのNo.2いったいどのくらいの実力なんだろう…


「どうかな? やってみる?」


「「はい もちろんです」」


僕とエントの声が重なる













ご閲覧ありがとうございました!!

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