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俺の先生  作者:
7/7

6.秘める想い



これは…15禁で大丈夫なんだろうか

18禁でなくて大丈夫だろうか…


怖いな…



あの、苦手な方は閲覧注意です!

まじで!




ここで展開がかわりますよ~っ(*^m^*)




 だいぶ高校生活にもなれてきた5月下旬、俺は高島とHRまでの時間をもてあましていた。

「――そういやさぁ、昨日の夜中に―――――」

 本当に内容の薄い会話だった。まぁ二人とも、それで暇をつぶせているので取り入った問題はない。




 その日の6時間目、教科は体育だった。十分休みの間にジャージに着替えなきゃいけなくて、高島と二人、急いでいた。

「なんだっけ、アイツ。体育の教師!」

 高島がジャージを羽織りながら俺に聞いてきた。

「南川だろ?」

 まったく、それくらい覚えとけよな。

「そーそー!アイツちょっとでも遅れたらウゼーんだよなっ」

 慌ただしく更衣室を飛び出し、体育館へ一直線に走る。体育館の扉を勢いよく開け放つ。間に合ったようだ。

「おっしゃ」

 隣で高島が小さくガッツポーズをした。




 5月下旬ってのはなんとも蒸し暑い。梅雨が近づいているのだろう、とにかくムワムワする。そんな中、バスケをして更に汗を垂れ流す俺たち。さすがに気持ち悪いぞ。

「鶴ーっあちぃよ~っ」

 たった今試合を終えた高島が、壁に寄りかかっていた俺の横に来た。

「寄るな、暑いから」

「俺のが暑いしー…てか、鶴田は試合まだ?」

「んー、これの次かな」

「試合してないのにすでに汗かいてるんだな」

「逆にかいてないやついるか?」

 座っているだけでこの汗の量。ほんとにつらい。

「ぅへ~。俺は水分補給してこよっと」

 ふらりと高島が立ち上がり、体育館外の水道へ向かった。ふ、と体育館の扉を見ると、見慣れた人影が。

 神城先生だった。

 数学もイタリア語も授業がないのか、暇そうに生徒を見ている。

 そのうち、水飲みにいった高島と軽く話をして、去っていった。はて、いったい何をしに来たのか。まじで暇だったのかな。









「はぁぁ。ただいま…」

 無人である先生宅に帰宅挨拶をする。鞄をリビングに投げ、そのままソファにダイビング。なんと疲れた一日なんだ。

 俺は汗でべとべとな体を無視し、そのままソファで寝てしまった……。







 夢を見た。

 顔の見えない誰かに、俺はキスをされていた。押し退けようにも身体が動かない。なんだろう、なんだろうと思っているうちに唇は離れた。

 誰かはいたずらっぽく笑って「ごめんな」と呟いた。

 そこで目が覚めた。


「―――っ」


 目を開けると、薄暗い中に先生の顔。至近距離。

「っ先生!?」

 先生はパッと俺から距離をとって、目を反らした。とりあえず俺は身体を起こした。

「びびったぁ……お帰りなさい」

「あぁ。ただいま」

 先生はソファの横になんだか気まずそうに座っている。

 俺はというと、さっきの夢を考えていた。相手はとても俺が知っている人物だった気がするのだが……

「祐樹、今ちゃんと寝てた?」

 変なこと聞くから驚いてしまった。どういう意味なのか謎だが、正直に答えてみた。

「うん…まぁね」

 なんとなく、唇に違和感があるきがする。夢の中だけじゃなくて、ほんとにキスしたみたいな。

 無意識に唇に指を伸ばしていた。

 ふと、先生と目があった。


「――――」


 薄暗い部屋で先生の顔がいつもと違う事に気づく。


「せんせ…?」


 ごく…っと先生が喉をならして俺の身体を抱き寄せた。


「―――!!?」

 突然すぎて声も出なかった。強い力で抱きしめられる。

「く…苦しいよ?先生…」

 先生は力を緩めようとはしない。そして、ぽつりと呟いた。

「ごめん祐樹、止まんないや」

 かすかに震えた声でささやく。

「何――――っ!!?」

 いきなり先生が俺にキスをしてきた。先生の柔らかい唇が俺の唇を塞ぐ。

「んっ…んん!」

 なにをされているのか混乱している俺に、さらに追い討ちをかけるかのごとく、先生は俺の僅かに開いた唇の隙間から舌をいれてきた。

 背筋がぞくりとした。変な感じがする。先生の舌が俺の咥内で蠢く。くちゅ…と唾液が絡む音がする。

「…ん……ふ…っ」

 拒む力など、とうになかった。始めは抵抗の意を示していた声も今はただの喘ぎになっている。

 数秒たってから、口が解放された。俺は口の端からだらしなく垂れていた唾液を袖で乱暴に拭った。

「なに…してんの…?」

 息を荒くして問いかける。先生はいつになく真剣そうな眼差しだった。

「ねぇ…先生ってば!!」

「何してるかわからないほど、

ガキじゃないよな」

「―――え」

 言葉に詰まる。何を言ってるのかわからない。

 この行為になんの意味があるのかもわからない。

「先生…キスってのは異性とするもんだよ……」

 当たり前のこと。そんなの先生だって知ってるのに。

「祐樹さ、俺とキスすんの嫌か?」

 先生の切れ長の目が、俺を真っ直ぐに見つめる。

 嫌か、と問う前に大前提があるだろう。

「だって俺、女じゃないから」

 痛いほどの視線に、思わず顔を背ける。それでも先生は俺から視線を外さない。

「関係ないよ」

 先生のその言葉になにも言えなくなる。

 だいたい、俺のファーストキス奪っておいて『嫌か?』なんて。どうしろと言うんだよ。

「祐樹」

 黙ってる俺に優しく呼び掛ける。しなやかな指が俺の頬に触れた。

「俺を見て」

 先生の指が頬から顎にすべり、俺を強制的に先生の方へ向かせる。嫌でも目があってしまう。

 なんでこんな、心臓うるさいんだろう。


「俺は、祐樹のこと好きだ」


 好き?

 いや、俺だって先生のことは好きだ。

 でも違う。先生の『好き』は俺の言う『好き』じゃない。この状況だし、バカでもわかってしまう。

「祐樹は?」

 優しい声色で問われる。変に心臓が跳ねる。

「わ…っわかんない…し」

 自分の顔が熱くなるのがわかった。先生の手に力がこもった。


「俺のこと好きになって」


 俺が言葉を発するより先に、再び唇を塞がれた。一度目より深く。間を開けず、舌が割り込む。ぞくぞくと、身体が反応する。

「ふ…っ…んん」

 頭が真っ白になる。力が抜ける。なにも考えられなくなる。

 先生の舌が、唾液をかきあつめるように咥内をまさぐる。気づけば俺も、自らの舌を先生の舌に絡ませていた。理性ってこんな簡単に崩れちゃうんだね。

 口端から垂れる二人の唾液。顎から床に落ちる。

「ん……はぁ…」

 音をたてて離れる口。薄暗い部屋で、二人の荒い息づかいだけが聞こえる。

「どうしてほしい?」

 至近距離で先生が俺を見つめる。少し悪い笑みを浮かべて。

「どうって…」

 目を反らしたいのに、離せない。

「わかってるだろぅ?」

 ふ、と鼻で笑うと俺の熱を持ち始めた部分に触れた。

「ひゃうっ」

 自分でも吃驚するぐらい女みたいな声がでた。だいたい、先生とのキスでこんなに興奮してると思わなかった。

 そんな俺をみて、先生はまた笑った。

「何してほしい?」

 もうわかんないよ…

 自分がなにを思ってるかも、わかんない。

「じゃあ…」

 す、と俺の制服のベルトに手を伸ばす。カチャカチャと音をたて、外し始める。

「ちょっと先生!?」

「いいから。辛いだろ?これ」

 するりとズボンを下ろされ、下着の上から自身を握る。びくっと身体が反応してしまう。

 自分でしたことは何度もあるけど、他人に触られることなんてないから変な感じ。

「や…ぁ……止めて…まじ…」

 力が抜けてしかたない。

「大丈夫。気持ちいいだろ?」

 いや、俺が大丈夫じゃないんだってば!

 下着の中に手を入れられた。力をこめられ上下に扱かれる。それだけでもう狂いそうになる自分に呆れてきた。

 そんななか、先生がふと手を止めた。下着をおもむろに下げられ、驚く。


「なっなにしてんの!止めてよ」

 俺の芯をもち、たちあがり始めた部分を、先生は戸惑いなく口に含んだ―――







とりあえず、キリのいいところで今回は…

長くなっちゃったから(^_^;)


続くからお楽しみに(*^ω^*)





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