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プロローグ
BL作品!
なんか申し訳ないwww
『名も無き少女』と並行して連載するので
まちまちになるかも…
マイペースに待っててね!
「じゃあ俺は兄ちゃんとこ行く」
3月のある日、ついに父と母の離婚が決定した。
昔から仲が悪くて兄と俺はそんな両親が大嫌いだった。学校から帰ってきても、聞こえるのは二人の怒鳴る声。「おかえり」なんてどのくらいきいてないだろう。
「俺は兄ちゃんと暮らす」
どちらかの親と暮らすのだけは嫌だった。
俺の名前は『鶴田祐樹』
来月から高校入学。俺の入学する高校は多少レベルが高い学校で、バカの俺には入学は難しかったが、必死に勉強し、見事合格。
そして兄の名前は『鶴田俊明』
現在25歳で、大学卒業後逃げるように家を出た。俺に「早く自立出来るようにな」と言い残して。
両親が仲悪かったせいもあり、俺らはとても仲良しだった。
両親も俺が兄ちゃんね家に行くことに反対はしなかった。もちろん兄ちゃんも賛成してくれて、俺は早速荷物をもって兄ちゃんの家にいった。
さ、
次からが本題!